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Yamareco

記録ID: 3157999
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

神威岳(アプローチ敗退)

2021年05月01日(土) 〜 2021年05月02日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:58
距離
30.0km
登り
1,649m
下り
1,614m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日(土) 9:13(元浦川林道ゲート)→12:37(神威山荘)13:09→13:25(ニシュオマナイ川右岸c380m)13:37→13:56(神威山荘)泊
2日(日) 6:00(神威山荘)→10:16(元浦川林道ゲート)
天候 1日目晴れ、二日目曇り
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
元浦川林道ゲートから4km弱歩いたところで土砂崩れ。
林道に入る前の路上で見えた日高山脈
2021年05月01日 07:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/1 7:51
林道に入る前の路上で見えた日高山脈
日高南部森林管理署設置のゲートが車止め。ここから歩く。
2021年05月01日 09:17撮影
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日高南部森林管理署設置のゲートが車止め。ここから歩く。
ゲートから約4km弱地点で土砂崩れ。
2021年05月01日 10:01撮影
5/1 10:01
ゲートから約4km弱地点で土砂崩れ。
写し鏡
2021年05月01日 11:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/1 11:48
写し鏡
日高の山並みが少しづつ近づき、気持ちが昂る。10年以上前に歩いたネパールのトレッキングを思わせた。
2021年05月01日 11:55撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/1 11:55
日高の山並みが少しづつ近づき、気持ちが昂る。10年以上前に歩いたネパールのトレッキングを思わせた。
ペテガリ岳へと通じる尾根越えルート分岐。
2021年05月01日 12:21撮影 by  iPhone 11, Apple
5/1 12:21
ペテガリ岳へと通じる尾根越えルート分岐。
神威山荘着。
2021年05月01日 12:34撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/1 12:34
神威山荘着。
ニシュオマナイ川渡渉地点。融雪出水も相まって水量等が多く、渡渉不可。
2021年05月01日 13:20撮影 by  iPhone 11, Apple
5/1 13:20
ニシュオマナイ川渡渉地点。融雪出水も相まって水量等が多く、渡渉不可。
右岸をへつったが、二股まで行くことができなかった。
2021年05月01日 13:34撮影 by  iPhone 11, Apple
5/1 13:34
右岸をへつったが、二股まで行くことができなかった。
山荘に戻る途中で改めた夏の渡渉地点を確認。
2021年05月01日 13:47撮影 by  iPhone 11, Apple
5/1 13:47
山荘に戻る途中で改めた夏の渡渉地点を確認。
神威山荘内から日高の山並みをおがむ。
2021年05月01日 15:43撮影 by  iPhone 11, Apple
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5/1 15:43
神威山荘内から日高の山並みをおがむ。
新調した火器(EPI EVO)
2021年05月01日 15:53撮影
5/1 15:53
新調した火器(EPI EVO)
神威山荘内部。地元山岳会の維持管理に感謝。一泊して帰ることにした。
2021年05月01日 15:54撮影
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5/1 15:54
神威山荘内部。地元山岳会の維持管理に感謝。一泊して帰ることにした。
二日目の朝。もっと荒れてくれればよいのに・・・。
2021年05月02日 05:59撮影
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5/2 5:59
二日目の朝。もっと荒れてくれればよいのに・・・。

感想

厳冬期の記録を参考に430m二股から西尾根に上がって神威岳に登り、国境稜線を北上して中の岳と考えていた。
夏の神威岳は21年前に中ノ川北東面直登沢、15年前に元浦川ソエマツ沢南面直登沢遡行で登っていた。このほかに神威山荘に至る元浦川林道は、ペテガリ川北西面直登沢やペテガリ岳のA沢B沢遡行時に通行していた。今に思えば、過去にこの界隈を何度も訪れていた感覚が山行前の机上調査を疎かにしていたように思う。
下山後にいくつかのガイドブックを確認したところ、430m二股まで2回の渡渉があることが明記されていた。自身の記憶でもそのことは知っていたが、何となく難なく渡渉できるだろうと思っていた。浅はかな考えだった。
春の融雪出水で夏より増水しており、太ももまで濡れるのは必至、この時期に、この年で裸足で渡渉するのは自殺行為。神威山荘から5分歩いたところで渡渉することはあきらめ、雪のある所まで藪をこぐことを考えたが、藪を漕いでまもなくして、心が折れてしまった。GW時期の日高の国境稜線へのアプローチにここを使うのは、今の自分には無理があることを悟ったのだった。
時間的には、その日のうちに来た道を戻って帰宅する選択肢もあったが、心身の疲労度を考えると、心が神威山荘の夕べを選んでしまった。
地元山岳会の維持管理が行き届いた素敵な小屋で、一杯やりながら反省会。感謝感謝。そして自分の不甲斐なさというか、ダメダメに気が滅入る。でも、久しぶりの山中泊(小屋泊を山中泊といってよいものか)での夕べは楽しかった。
往復約30kmを3泊装備による歩荷訓練に終わったが、こういう山行もたまには「いとをかし」と悔し紛れにつぶやくのだった。

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コメント

過去の記録を振り返らず・・・
過去の会報を読まねばならない事情があり、BNを探っているときに2007年(会報6月号掲載)と2009年(会報10月号掲載)に同時期・同ルートの山行記録があることを発見。各パーティともにニシュオマナイ川の渡渉で苦労している。2007年パーティは、渡渉をあきらめてやぶ尾根を上がってピークを目指し、2009年パーティは渡渉を敢行し、天馬街道まで縦走。過去の記録を認識していれば・・・。
2021/7/3 16:11
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