薬師岳〜和賀岳〜大甲山〜しじみ長根 周回

2021年05月06日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,450m
• 下り: 1,434m

天候

晴れ。風が強い。風速18m。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

甘露水登山口より入山。
駐車場あり、避難小屋あり。避難小屋は清潔で洋式トイレ（水洗）などがあります。

コース状況／危険箇所等

夏道と残雪道を交互に利用して登りました。

【甘露水登山口〜滝倉】
甘露水登山口から滝倉までは夏道が出ています。問題なく歩けます。ブナ林の新緑のなか、ゆっくり登りましょう。沢の音が近づいてきたら滝倉はすぐそこです。

【滝倉〜薬師岳】
★滝倉から先は残雪の中を登っていきます。所々に赤い旗のフラッグ、ピンクテープがあるのでそれを追いながら登っていきましょう。片倉手前にブナの巨木が倒れて登山道を塞いでいる箇所があります。くぐるか上がるかして通過してください。
★片倉から薬師岳分岐までの稜線歩きはほぼ夏道がでていました。途中、雪庇がある
　のでそこだけ注意です。

【薬師岳〜和賀岳】
　残雪と夏道を歩く稜線歩きです。
★薬師平は残雪が結構ありました。薬師平から小杉山の登山道は笹と灌木が少々う
　るさくなってきました。盛夏時は藪を漕ぐ形になりそうです。
★小杉山から小鷲倉の区間は夏道と残雪を交互に歩きます。小鷲倉の登りは灌木と笹
　がすさまじくなりました。ここも夏は藪になりそうです。
★小鷲倉から先は稜線上に雪庇が少々多く出てきます。あまり端にいかないようにし　
　ましょう。

【薬師岳分岐〜甲山】
★薬師岳分岐〜甲山まで綺麗に刈り払いされています。
★途中に雪庇帯がありますが、注意しながら歩けば問題ないでしょう。
★人があまり歩いてない分、刈った笹の根本がかなり出ています。皆さん、歩きまし
　ょう。

【甲山〜甘露水】
　★甲山からの下りは残雪があって間違って中ノ沢岳に向かってしまいました。残
　　雪の下に道標があるのでしょうか。注意が必要です。
　★こちらもあまり歩く人がいないのか、少々笹が出てきてます。皆さん歩きましょ　
　　う。

その他周辺情報

大仙市太田町の中里温泉 http://daisenkankou.com/near/nakasato
大仙市太田町の川口温泉 https://moribo.net/
美郷町のサン・アール　 http://akita-misato.com/stay/sanr/

写真

5/6 8:13

甘露水登山口に向かう林道。落石が7個。脇に寄せました。

5/6 8:22

避難小屋内部。清潔に保たれています。

5/6 8:22

トイレもばっちり。

5/6 8:45

甘露水。

5/6 9:03

ブナ台。この上に熊さんがいたみたいです（同行者）。

5/6 9:34

滝倉。

5/6 9:37

滝倉の水場。水は素晴らしく美味しい。

5/6 9:45

滝倉から上部。残雪あります。フラッグとピンクテープを目印に登ります。

5/6 10:16

片倉。

5/6 10:29

目指す薬師岳。

5/6 10:31

夏道を歩けば問題なしです。

5/6 10:41

薬師分岐。

5/6 10:49

薬師岳山頂より目指す和賀岳。

5/6 11:04

薬師平。標識は頭だけ出てました。

5/6 11:04

薬師平。

5/6 11:19

小杉山山頂。

5/6 11:20

小杉山より和賀岳。左奥。

5/6 11:45

小鷲倉山頂手前。

5/6 11:45

小鷲倉山頂。

5/6 11:49

和賀岳まであと少し。

5/6 11:57

ここは間違って、雪庇の下を通過してしまいした。以後、気をつけます。

5/6 12:08

和賀岳山頂手前の残雪広場。

5/6 12:13

広ーい和賀岳山頂。

5/6 12:35

お昼。風が非常に強いので風下側の東斜面で昼食をとりました。

5/6 13:19

秋田駒ヶ岳と岩手山、羽後朝日岳。

5/6 13:19

羽後朝日岳（右側）と秋田駒ヶ岳。

5/6 13:19

岩手山と大荒沢岳、モッコ岳。

5/6 13:19

小鷲倉と白岩岳方面。白岩岳の直下に錫状の森。

5/6 13:20

真昼岳方面。

5/6 13:20

田沢湖。

5/6 13:24

今度は花の季節にまた来ます。下山開始。

5/6 14:39

薬師岳分岐。ここで会議。
足に負担もきてないし、体力もまだある・・ということで甲山経由で下山することにした。

5/6 14:39

大甲山と甲山、中ノ沢岳方面。

5/6 14:42

薬師分岐から下った先からの、主峰和賀岳。迫力がある景観に感動した。

5/6 14:49

和賀川源流部と小鷲倉。

5/6 14:49

雪崩も起きてます。

5/6 15:01

大甲山。結構登りがきつかった。

5/6 15:10

山頂直下には残雪あり。大甲山手前の偽ピーク。

5/6 15:10

大甲山はこの先。

5/6 15:12

風が強い地帯です。この時もかなりの風が吹いてました。

5/6 15:15

素晴らしい眺望の大甲山。

5/6 15:16

主峰和賀岳と小鷲倉。素晴らしい大甲山からの眺望。刈り払いをしていただいた方に感謝です。

5/6 15:21

甲山分岐まで頑張ります。

5/6 15:47

甲山。別名は曲がり甲。

5/6 15:47

甲山の稜線より、左から薬師岳、小杉山、小鷲倉、和賀岳。
手前に大甲山。
ずっと眺めていたい景色でした。

5/6 15:50

すずみ長根口に下山します。

5/6 15:50

藪の向こうに甲山。昔は登れたみたいです。

5/6 16:11

すずみ長根口への登山道。看板が無かったので間違って中ノ沢岳へ向かってしまいました。

5/6 16:11

その中ノ沢岳。

5/6 16:13

だいぶ下った所に新しい標識（準備中）がありました。

5/6 16:23

ここから見る薬師岳も新鮮。

5/6 16:34

すずみ長根口。

5/6 16:34

周辺はこんな感じ。新緑の季節になればどうなるんだろう。

5/6 16:34

ハンマーがありました。これで看板を地面に打ち込んでいるのでしょう。
整備ありがとうございます。

5/6 16:52

甘露水付近、沢を渡渉。1回目。

5/6 16:54

沢を渡渉 2回目。こちらの沢が滑りやすそうでした。

5/6 17:00

甘露水登山口に無事に到着。

5/6 17:11

避難小屋に無事に到着。

5/6 17:23

また落石。今度は5個。一番奥の岩が非常に重かった。

装備

個人装備

スパイク長靴 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ

備考

スパイク長靴は万能だと改めて思った。

感想

shopikuma

スパイク長靴、万能記録を更新中。
薬師岳分岐から甲山までの眺望は非常に素晴らしかった。多くの人に歩いてもらいたいです。ただ笹の根っこ（スリップすると手にブスリで危険）、灌木が多いのでザックが大きい人は苦労しそう。
薬師平〜小鷲倉の登山道は夏どうなるか。藪漕ぎになりそうな感じがしました。