【都留作戦】鶴島御前山〜高柄山〜二十六夜山〜朝日山〜菜畑山〜今倉山〜御座入山〜赤岩〜二十六夜山【丁76.8】

2021年05月08日(土) [日帰り]

• GPS: 10:59
• 距離: 31.1km
• 登り: 3,305m
• 下り: 2,925m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:22
• 休憩: 1:06
• 合計: 11:28

5:37 上野原駅
5:59 6:01 御前山登山口
6:22 6:24 鶴島御前山
6:34 6:34 御前山分岐
7:11 7:12 新矢野根峠
7:45 7:53 高柄山
8:01 8:01 千足峠
8:21 8:21 林道
8:26 8:26 大丸
8:29 8:29 新大地峠
8:40 8:40 旧大地峠
8:52 8:52 矢平山
9:14 9:14 寺下峠
9:32 9:32 下山
9:40 9:40 下尾崎バス停
10:33 10:42 二十六夜山
10:49 10:49 分岐
10:51 10:51 三日月峠
11:26 11:26 棚ノ入山
11:32 11:33 サンショ平
11:58 12:07 朝日山
12:15 12:15 岩殿山
12:29 12:30 岩戸ノ峰
12:40 12:41 本坂峠
12:49 12:50 ブドウ岩ノ頭
12:56 12:56 アミハリ
13:03 13:03 網場峠
13:24 13:28 菜畑山
13:54 13:55 水喰ノ頭
14:22 14:23 平沢ノ頭
14:36 14:44 今倉山
14:54 14:55 御座入山
15:01 15:01 西ヶ原
15:11 15:16 赤岩
15:28 15:28 中ノ沢ノ頭
15:41 15:41 林道
15:51 15:57 二十六夜山
16:21 16:23 仙人水
16:25 16:25 かっちゃ石
16:47 16:47 下山
16:55 16:58 上戸沢
17:05 芭蕉 月待ちの湯

天候

晴れ⇒薄曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：JR上野原駅
復路：芭蕉月待ちの湯バス停〜富士急行赤坂駅

コース状況／危険箇所等

所々道が崩壊している。

その他周辺情報

芭蕉　月待の湯　ぬるめで長湯できる。

写真

5/8 5:31

雨上がりで靄っている上野原駅に降り立つ。

5/8 5:37

5階分の高低差がある上野原駅

5/8 5:41

桂川を渡河してまずは御前山へ。

5/8 5:57

この日は雨上がりで空気が澄むか、気温が上がってもやるか微妙なところ。

5/8 5:59

防獣柵を越えて入山する。

5/8 6:17

入山早々、岩場の急登が続く。

5/8 6:24

御前山

5/8 6:29

おおう、何とも瑞々しい。青と緑がうまい具合にマッチングしている。

5/8 6:41

足元要注意の下り

5/8 7:10

新矢野根峠には展望台があるが、

5/8 7:10

展望台から見られるのはツツジのみ。

5/8 7:14

始終、濃い緑に包まれながら歩く。

5/8 7:29

所々、トラロープある上り下りあり。

5/8 7:44

高柄山

5/8 7:45

高柄山からの展望

5/8 8:01

千足峠。陽光が適度に森の中に射し込んでおり、心地が良い。

5/8 8:05

木の根の露出した急登

5/8 8:14

うーん、晴れてはいるが、若干白んでいるかな？

5/8 8:21

一度林道に出て、路肩が崩壊して手すりの礎石がむき出しになっている所から再入山する。

5/8 8:25

大丸

5/8 8:28

大地峠

5/8 8:33

植樹林と広葉樹の狭間を歩く。

5/8 8:39

旧大地峠。何年も前、南大月作戦でここまで歩いてメチャクチャ疲れたことを思い出す。あの時は整備したての林道が見えたが。

5/8 8:49

富士山がちょこんと頭をのぞかせている。次なる稜線上からは見えるかどうか。

5/8 8:52

矢平山

5/8 8:57

今回は長丁場なので、丸ツヅク山など小ピークは巻くようにした。

5/8 9:13

寺下峠

5/8 9:23

沢まで降りれば、

5/8 9:31

間もなく下山。

5/8 9:32

次なる二十六夜山（東）

5/8 9:56

苔の鮮やかな山の中に再度入っていく。

5/8 9:58

窯の跡のような石積み。昔はここにも生活があったのだろうか。

5/8 10:27

緩やかな山道をじっくりと上っていく。

5/8 10:30

二十六夜塔

5/8 10:33

縦走ルートから少々外れた所にある二十六夜山（東）

5/8 10:50

三日月峠

5/8 11:02

標識が粉々に砕け散っていたのをかき集めてみた。

5/8 11:08

随所に崩壊箇所があるが、そこからの展望は好い。だんだんと白いものが増えてきた。午後は曇ってしまうな、これは。

5/8 11:25

棚ノ入山

5/8 11:26

かつては展望があったのだろうと推察される。

5/8 11:33

って、こっちも棚ノ入？サンショ平？細かく解説が書いてあるが、この辺りは山名が統一されておらず、かっこ書きは秋山の呼び方だという。山があって往来が少なかったからか。

5/8 11:57

赤鞍ヶ岳（朝日山）。ここが西進するか東に転進するか判断するところだったが、予定通り西進する。

5/8 12:08

5/8 12:15

標高1000m超の稜線まで上がれば、あとは緩やかなアップダウン。

5/8 12:29

岩戸ノ峰

5/8 12:40

本坂峠

5/8 12:48

葡萄岩ノ頭はあまり岩っぽくない。

5/8 12:57

下る途中に岩が若干露出している程度。

5/8 13:18

雲が空を覆い、かなり光量が落ちた。

5/8 13:24

菜畑山

5/8 13:25

おおー、全く期待していなかったが、富士山がまるっと見える。これも近いが故か。

5/8 13:25

大室山など丹沢の稜線

5/8 13:45

5/8 13:51

小笹の生えた山道は奇麗に整っているように見えて良い。

5/8 13:54

水喰ノ頭

5/8 14:01

今回の最高峰にまだ到達しないのに高度を下げていく。

5/8 14:21

平沢ノ頭

5/8 14:26

今倉山（の手前のピーク）への登り

5/8 14:35

今回の最高峰、今倉山

5/8 14:44

展望はほとんど無いが、今回の稜線歩きは森の中歩きメインだったので、まあいいや。

5/8 14:49

5/8 14:53

引き続き、1400m級の山を昇降していく。

5/8 15:01

西ヶ原

5/8 15:09

道が険しくなってきた。

5/8 15:11

今倉山の西側にあって展望が最も開けている赤岩

5/8 15:11

もちろん、富士山も間近に見ることができる。

5/8 15:11

丹沢の向こうの空は青が若干残っているか。

5/8 15:12

先ほどまでいた今倉山

5/8 15:14

御正体山

5/8 15:14

杓子山

5/8 15:18

5/8 15:18

赤岩からは本格的に高度を下げ始める。

5/8 15:37

木の空洞の中に小動物が隠れている。シャッターが間に合わないまま、奥に引っ込んでしまった。

5/8 15:39

林道に出る手前から三つ峠山

5/8 15:42

林道を出れば残るは二十六夜山（西）。林道が土砂崩れで大変なことになっている。

5/8 15:50

今回最後のピーク、二十六夜山（西）

5/8 15:51

二十六夜山から杓子山と富士山

5/8 15:51

御正体山と富士山

5/8 15:52

富士山単独。雲の高度はちょうど3700mくらいか。

5/8 15:52

麓が近いのがわかる。先ほどからバイクの走行音がひっきりなしだ。手前の山は967.8m峰だろう。

5/8 15:57

左（南側）に下るルートは通行困難という注意書きあり。私は予定通り右（北側）の上戸沢に下る。

5/8 16:00

うんうん、下りやすいなだらかな斜面だ。

5/8 16:12

が、だんだんと勾配が急になってきた。16時を過ぎているが焦らず、慌てず、落ち着いて下る。

5/8 16:20

仙人水ゲット！冷たし、美味し！！

5/8 16:25

かっちゃ坊という人が生活していたという、かっちゃ石。

5/8 16:31

最初は涸沢だった矢名沢に水が集まって流れとなる。それに沿って下っていく。

5/8 16:36

道も落ち着いて下山が近いかと思いきや、

5/8 16:38

最後の最後に丸木橋が流されていた。

5/8 16:39

橋が流されているので石飛びしていくが、くれぐれも濡れた岩を踏まないように。（滑って左手小指捻挫）

5/8 16:47

計画時点では心配していたが、存外に早く下山できた。

5/8 16:55

当初入浴の予定が全くなかったので、暫くどうしようか思案する。長考の結果、頑張ったご褒美として入浴へ。

5/8 18:18

18時台にもバスの便があったので、頑張ったご褒美に「芭蕉月待ちの湯」に立ち寄った。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

大型連休の名残の残る週末。
なんだかんだ言って、結局メジャーどころは人出が多いのだろう。
最初は奥多摩か丹沢かということも考えたが、首都圏民が大勢押し寄せるだろうことは容易に予想できたので、そこは避けて、近いけれども人がほとんどいないであろう山梨県の低山群を歩き巡ることとした。
結局、今回の山行中遭遇した他の山行者は対向1名のみ。
よくテレビのインタビューに自分も観光地に来ておきながら「こんなに人が来ているとは思わなかった」と答えている人はいったい何なのだろうか？仕込みかな？

それはともかくとして、超長丁場で一旦下山からの再登山あり、最高峰が最終盤にありと額面上は結構ハードな行程だったわけだが、程よく冷涼な空気と風、最後まで姿を見せた富士に助けられて、何とか歩き通すことができた。
締めに温泉と出会うこともでき、今回は最近では随一の満足度高い山行となった。
山梨県も中央本線沿線の大月だと人が多くなるが、その奥に広がる都留の山域は目立たなくもどっしりとした山々が広がり、静かな山行を望む者、密を避けたい者には狙い目かもしれない。
山域として結構気に入ったので、また近々歩いてみることとしたい。