額井岳〜戒場山【関西百名山 Ｎｏ．67】

2008年11月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 5.7km
• 登り: 542m
• 下り: 544m

コースタイム

10:00十八神社前駐車スペース-11:00/11:40額井岳山頂(昼食)-12:50戒場山山頂-13:30戒長寺(ＷＣ休憩)-14:00/14:10山部赤人墓(休憩)-14:30十八神社前駐車スペース

天候

晴れのち曇り

コース状況／危険箇所等

道の状況：
十八神社-額井岳山頂
急坂が続きますが、良く整備された登山道で道標も多くファミリーハイクにも適したコースです。
額井岳山頂-戒場山山頂
十八神社-額井岳山頂間の登山道とは一転し余り整備がされておらず赤テープ頼りの急登り・急下りが続く道となります。倒木も多く歩きにくい箇所がそれなりに点在します。ただし赤テープさえ見落とさなければ道を間違えることはないと思います。要所には道標も整備されています。
戒場山山頂-戒長寺
額井岳山頂-戒場山山頂と同じく赤テープ頼りの急下りの道となります。途中かなり狭い尾根歩きもあり子供連れだとあまり適したコースではないと感じます。ただし、戒場峠-戒場山山頂間の道はかなり傾斜がきつく周囲に支えとなるような木も無い道なので、雨天の際や下りの場合は戒場山山頂-戒長寺のコースのほうが安全なコースのように感じました。
戒長寺-十八神社
東海自然歩道の一部を成し舗装された道なのでなんら問題ありません。

登山ポストの有無：
ありません。

下山後の温泉：
みはる温泉美榛苑

写真

十八神社

十八神社前駐車スペースからの風景

案内図

額井岳山頂(三角点は祠の後ろにあります）

額井岳山頂からの眺望(台高方面）

額井岳山頂からの眺望(北側の眺望）

額井岳山頂からの眺望(北側の眺望）

カップラーメン

何となく気に入りまして・・・

落葉だらけ

戒場山山頂(何もありません）

戒長寺にて(落葉拾いをされてました。都会暮らしの私たちにはこんな風景すら羨ましいです。）

額井岳を望む

東海自然歩道にて

東海自然歩道にて

山部赤人の墓

山部赤人の墓

山部赤人の墓前より額井岳を望む

山部赤人の墓前より戒場山を望む

感想

yama8289

額井岳は関西百名山の一座で「大和富士」とも称される秀峰です。
「田児の浦ゆ　うちいでてみれば真白にぞ　不尽の高嶺に雪は降りける」の歌を詠んだことで知られる万葉歌人、山部赤人の墓がこの額井岳の麓にあります。

富士山の歌を詠み名を馳せた山部赤人の終焉の地が「大和富士」と称される額井岳とは・・・
額井岳はその見事な山容だけでなく何か神秘的な古代ロマンを感じさせる山です。

なのに何故？
本当に不思議なくらい静かな山でした。山中で出会ったハイカーは家族連れの1組のみ。
山頂には東屋も展望台も整備されその眺望も台高の山並をはじめかなり広範囲の山並みが見渡せるのですが、1時間ほど山頂に居ましたがその間ずっと独占でした。
山容も素晴らしく眺望も良い、アクセスも大阪中心部から近鉄で最寄り駅まで1時間弱、自動車でも最寄のインターから20分弱で着けるという好条件なのにどうしてこんなに訪れる人が少ないの？というのが印象です。


麓の東海自然歩道では何組かのハイカーとすれ違いましたが、紅葉のシーズンなのでそれなりの混雑を予想していたので、想定外の静かな山歩きとなり拍子抜けした山行でした。

山歩きに関しては、落葉で道が埋もれているところに昨夜の雨で滑りやすくなっており大変でした。