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記録ID: 3171732
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沢登り
金剛山・岩湧山

1839山歩記#20 金剛山高天谷

2021年05月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
11.0km
登り
1,077m
下り
1,086m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:11
合計
5:46
8:44
218
12:22
12:22
4
12:26
12:26
4
12:30
12:34
2
12:36
12:37
4
12:41
12:46
2
12:48
12:49
4
12:53
12:53
4
12:57
12:57
17
13:14
13:14
75
14:29
14:29
1
14:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高天彦神社駐車場を利用。
金剛山東麓、高天の里にある高天彦神社。樹齢300年と云われる杉の大木が立ち並び、荘厳な雰囲気のする参道から出発します。
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金剛山東麓、高天の里にある高天彦神社。樹齢300年と云われる杉の大木が立ち並び、荘厳な雰囲気のする参道から出発します。
郵便道を辿ってまもなく出会うのが高天滝。6mの滝で直登もできますが、右側の護岸の先にある梯子を登って滝の上へと高巻きます。
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郵便道を辿ってまもなく出会うのが高天滝。6mの滝で直登もできますが、右側の護岸の先にある梯子を登って滝の上へと高巻きます。
高天滝の先は早くも廊下状で、雰囲気のいい谷となります。
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高天滝の先は早くも廊下状で、雰囲気のいい谷となります。
廊下の奥には3m滝とその上に高さのある堰堤が聳えます。ここは鎖やワイヤーがつけられた左側の斜面から高巻きます。
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廊下の奥には3m滝とその上に高さのある堰堤が聳えます。ここは鎖やワイヤーがつけられた左側の斜面から高巻きます。
堰堤の上に出ると少し谷が開け、その奥にかかるのが10m大滝。土砂で川床が埋まり、かつてより低くなってしまったそうです。直登もできるようですが、手前右側の斜面から高巻きます。
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堰堤の上に出ると少し谷が開け、その奥にかかるのが10m大滝。土砂で川床が埋まり、かつてより低くなってしまったそうです。直登もできるようですが、手前右側の斜面から高巻きます。
大滝の上から少し先で左岸、右岸と崩壊地を過ぎると、小さな滝がいくつも現れるようになります。
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大滝の上から少し先で左岸、右岸と崩壊地を過ぎると、小さな滝がいくつも現れるようになります。
飛沫が気持ちいい4m滝。滝は3〜5mほどで、どれも流れに沿って快適に直登していきます。
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飛沫が気持ちいい4m滝。滝は3〜5mほどで、どれも流れに沿って快適に直登していきます。
小滝は次から次へと現れて、写真を撮ってばかりで全然進みません😄
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小滝は次から次へと現れて、写真を撮ってばかりで全然進みません😄
谷がやや急になってくると、水は小さくひょんぐって流れます。
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谷がやや急になってくると、水は小さくひょんぐって流れます。
量は少なめながら、精一杯迸る水に元気を貰いながら遡行していきます。
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量は少なめながら、精一杯迸る水に元気を貰いながら遡行していきます。
高天谷のハイライトともいえるトイ状の斜滝。湧出岳東面から流れ出た高天谷の水は、とても近郊の山とは思えないような谷を抜けて、奈良盆地へと奔走していきます。
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高天谷のハイライトともいえるトイ状の斜滝。湧出岳東面から流れ出た高天谷の水は、とても近郊の山とは思えないような谷を抜けて、奈良盆地へと奔走していきます。
斜滝とはいえ、振り返るとそこそこの高さから水は落ちていきます。
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斜滝とはいえ、振り返るとそこそこの高さから水は落ちていきます。
幅の狭い3m滝を越えると…
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幅の狭い3m滝を越えると…
2017年の台風で壊れたという古い堰堤が現れます。さらにこの上に、もう一つ壊れた堰堤の残骸がありました。
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2017年の台風で壊れたという古い堰堤が現れます。さらにこの上に、もう一つ壊れた堰堤の残骸がありました。
沢床がナメっぽくなると、その先が倒木で埋め尽くされた標高780mの二俣です。左俣には4段40mの滝がありそちらも魅力なんですが、本谷は右俣で倒木の右側から上がります。
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沢床がナメっぽくなると、その先が倒木で埋め尽くされた標高780mの二俣です。左俣には4段40mの滝がありそちらも魅力なんですが、本谷は右俣で倒木の右側から上がります。
長いナメが続くという右俣ですが、水量が少ないのとナメがガレで埋まってしまい、残念ながらあまり快適さはありませんでした。かつては綺麗なナメが続いていたんでしょうか。
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長いナメが続くという右俣ですが、水量が少ないのとナメがガレで埋まってしまい、残念ながらあまり快適さはありませんでした。かつては綺麗なナメが続いていたんでしょうか。
振り返ると谷は開け、右奥に山上ヶ岳や稲村ヶ岳など大峰の山並を望みます。
振り返ると谷は開け、右奥に山上ヶ岳や稲村ヶ岳など大峰の山並を望みます。
途中、右岸から落ちるナメにつられてそちらを登ってしまい、一旦本谷から外れてしまいましたが、源頭部で本谷に復帰しました。
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途中、右岸から落ちるナメにつられてそちらを登ってしまい、一旦本谷から外れてしまいましたが、源頭部で本谷に復帰しました。
最後は植林の斜面を上がって白雲岳(985mピーク)西側のコルでダイトレに合流しました。山頂方面へ少し進むと、山頂付近がピンクに染まる葛城山がよく見えます。ちょうど「一目百万本」と言われるツツジが見頃のようです。
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最後は植林の斜面を上がって白雲岳(985mピーク)西側のコルでダイトレに合流しました。山頂方面へ少し進むと、山頂付近がピンクに染まる葛城山がよく見えます。ちょうど「一目百万本」と言われるツツジが見頃のようです。
葛木神社に立ち寄ると、境内の八重桜もちょうど満開でとても綺麗でした。
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葛木神社に立ち寄ると、境内の八重桜もちょうど満開でとても綺麗でした。
そして、いつも通り平日でも多くの人で賑わっていた金剛山山頂広場。新緑が鮮やかです。
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そして、いつも通り平日でも多くの人で賑わっていた金剛山山頂広場。新緑が鮮やかです。
帰りは白雲岳から橋本院方向へと落ちる高天北尾根を下ります。やはり通る人も少ないらしくやや荒れ気味で途中ちょっと不明瞭になったところもありますが、概ね写真のような感じの道です。
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帰りは白雲岳から橋本院方向へと落ちる高天北尾根を下ります。やはり通る人も少ないらしくやや荒れ気味で途中ちょっと不明瞭になったところもありますが、概ね写真のような感じの道です。
木漏れ陽が射すシダの森を抜けると、まもなく高天集落へと出ます。
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木漏れ陽が射すシダの森を抜けると、まもなく高天集落へと出ます。
最後に橋本院へ寄り道します。橋本院は奈良時代に行基が開いた古刹で、静かな白壁の小道に、真っ赤に紅葉した春もみじが綺麗でした。
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最後に橋本院へ寄り道します。橋本院は奈良時代に行基が開いた古刹で、静かな白壁の小道に、真っ赤に紅葉した春もみじが綺麗でした。
記紀に登場する天孫降臨の舞台なったと云われる高天ヶ原。そんな神話の里にも、まもなく田植えの季節がやって来ます。
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記紀に登場する天孫降臨の舞台なったと云われる高天ヶ原。そんな神話の里にも、まもなく田植えの季節がやって来ます。

感想

奈良や大阪の人にとって最も身近な山のひとつである金剛山。縦横無尽にルートがありますが、今回は昔から沢登りのルートとして親しまれている高天谷を登りました。小さな滝がいくつも現れる楽しい沢でした。
今回は二俣から右俣を遡行しましたが、長いナメがガレで埋まり倒木も多いので、左俣の4段40m滝の方が楽しめるかと思います。

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