大菩薩SnowCamp
nabekuni
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 911m
- 下り
- 907m
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| 天候 | 2/12：雪、13:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
|
| その他周辺情報 | 大菩薩の湯 |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
飲料
水筒（保温性）
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
2月12日 雪
君津22:05-2:10芦安7:00-9:50丸川峠分岐
丸川峠分岐10:50(45)11:35第一展望台11:55(1:05)13:00上日川峠13:25(30)13:55福ちゃん荘
(計2:20)
今日は関東一円に大雪が降り、中央道は一宮御坂から先がチェーン規制になっていたが、夕方には解除になった。
甲府から夜叉神までの道はどうだろうか？山には新雪が積もって綺麗になっていると思うが・・・・。
雪の降るなか20:30に我が家を出発。八重原で桂さんをピックアップして出発。気温1℃。
荒天のせいか首都高も中央道もガラガラ。都内では止んでいた雪も八王子から先で降り出し、50km/h規制の なか70〜80km/hで走行する。チェーン規制は韮崎から先なので、甲府昭和まではそのまま走行。
甲府昭和ICで降り、コンビニで朝食のおにぎりを購入。市街地は道路に雪は無かったが、街を 出ると雪道になったのでチェーンを装着。
芦安地区に差し掛かると急登になったがスリップしながらもなんとか登り、2:10山の神ゲート に到着したが、大雪のため通行止めになっていた。いつ開くのか判らないが、ゲートの前に車を 停めて仮眠。気温-3℃、小雪が降り続いている。
6:00起床。相変わらず雪が降り続いている。携帯で調べるとゲートが閉鎖になったのは 昨日の17:00だった。色々調べたり電話したりしたが、開通に関する情報が得られず、近くのペンション で聞くと、除雪は行われず、自然に融けるまで開通しないとのこと。なんてこった！
山の神から夜叉神登山口まで約10kmもある。登山道の「夜叉神旧道」でも標高差450m、所要時 間1時間40分とあるが、雪道ではもっと掛かると思われる。往路はまだしも、復路に下山後2〜3 時間も歩くのは辛いので、鳳凰山は断念し、大菩薩峠に行くことにした。
7:00に山の神ゲートを出発、甲府市内のすき家で牛丼を食べ、裂石へ。
裂石の2〜3km手前で道路に雪が出たのでチェーンを装着。丸川峠分岐駐車場手前は急坂のヘア ピンが連続し、ヒヤヒヤしながら登ったが、駐車場入口で1台立ち往生していた。横をすり抜け て駐車場にはいろうとすると、こちらも車輪が空転して登れない。立ち往生していた車の人に手 を借り、押して貰ってなんとか駐車場に入った。立ち往生の車はずっと下の駐車場に移動した。
15台位入る駐車場に車は4台。隣の車では若いカップルが出発の準備をしていた。
10:50小雪の降るなか出発。気温は0℃。新雪が20cm位積もってフカフカで気持ち良い。
上日川峠までは所々急登があるがノーアイゼンで行けた。
第1展望台で休憩し、13:00に上日川峠のロッジ長兵衛に到着。気温-4℃。駐車場から正味1時間 50分だった。
ロッジ長兵衛は通年営業小屋で、登る人、下る人それぞれ結構な人が休憩している。
登りでは暑いくらいだったが、小屋の前で行動食を食べながら休憩していると、身体が冷えて 来て寒くなった。
上日川峠から福ちゃん荘までは車道なので、フカフカの新雪が気持ち良い。
30分で福ちゃん荘に到着。冬季の福ちゃん荘は土日営業が基本だが、今日は客が居ないらしく、無人だった。 よって幕営料は払わずに設営。小屋の前の林の中がキャンプ指定地になっているが、ちょっと遠い ので、小屋前駐車場の一段下の広場に設営した。少し遅れて着いた例のカップルも 同じ広場に設営した。最近出来たらしい綺麗なトイレが近く、便利が良い。
ロッジ長兵衛には小屋前の水場で水が出ていたが、福ちゃん荘では水は出ていなかった。
テントに入り、まずは水作り。非常に軽い雪なので、鍋一杯に雪を入れても少ししか水が出来 ず、何度も雪を補給して2�箸�らいの水を作った。
カップめんとおにぎりの昼食を食べ、コーヒーを淹れてしばしくつろぐ。
17:00を過ぎても雪はしんしんと降り続いている。予報では今夜から明日いっぱいは晴れなの だが、本当だろうか・・・
17:15〜小アジの味醂干しを焼いて宴会スタート。酒はビール、ワイン、焼酎、梅酒と様々。
メインはいつもの寄せ鍋だが、スノーキャンプはこれに限る！ お腹いっぱいになったが、肉、 野菜、うどんが残ってしまい、明日の朝食にした。
19:00現在の外気温-6℃、テント内は18℃。
19:45就寝体勢。外は-10℃、雲が流れているが、月と星が輝いている。明日の天気に期待しつ つ眠りにつく。
2月13日 晴れ
福ちゃん荘6:40(50)7:30大菩薩峠8:10(45)8:55福ちゃん荘10:10(20)10:30上日川峠10:55(65)
12:00丸川峠分岐 (計3:00)
丸川峠分岐12:25-12:35大菩薩の湯13:50-16:50君津
3:00起床。テント内-10℃、外は-18℃。空には満天の星！ピーカンだ！
朝食の前に富士見山荘まで行き、星と富士山の写真撮影をした。山荘前のデッキの 上から富士山を狙う。ISO1000、絞り開放、シャッター30秒でそこそこの写真が撮れた。と思い きや、後で見たらピントがずれていた。ピントを無限遠に合わせる際に、広角端の場合はピント リングも右一杯で良いが、ズームを回すとピント位置がずれるのだ。ファインダーを覗いても何 も見えないし、モニターで見ても小さくて良く判らなかった。今後は星を拡大して確認しよう。
-18℃のなかで30分ほど撮影していると指先が痺れてしまった。行動中はなんとも無いので血流 の暖かみを感じる。
テントに戻ると既に5:00。昨夜の鍋のスープに残った野菜と肉とうどんを入れ、玉子を落とし て「肉野菜玉子煮込みうどん」の完成！ 暖まって美味しい！
6:40大菩薩峠に向けて出発。気温-10℃、快晴。富士見山荘からはモルゲンロートに染まる富士 山が美しい。
勝縁荘(しょうえんそう)まではほぼ平坦な舗装道路で一般車通行可能だが、その先は登山道の 登りとなる。登山道としてはやや広いが、この道を介山荘の車が走るのはスゴイ。四駆とはいえ ジムニー恐るべし！
7:30大菩薩峠に到着。小屋は営業中で客も居るはずだが、峠には誰もいない。快晴の峠からは 南アルプスの展望が素晴らしい。南部の聖岳から赤石、荒川、農鳥、間ノ岳、北岳まで一望でき る。残念ながら仙丈と甲斐駒はガスに包まれている。
手前には甲府から塩山にかけての甲府盆地の市街地が広がり、素晴らしい。
尾根の反対側、東側には相模湾が金色に輝いている。そうこうしていると小屋の人が出てきて スカイツリーが見える事を教えてくれた。言われて初めて気付いたが、確かにはっきりと見える のだ。大菩薩峠から約86km離れているのに、スゴイぞ！
小屋泊まりの人が5〜6人出てきて大菩薩嶺方向に出発していった。
展望を楽しみながら40分程峠に滞在して下山開始したが、テントに着くまで誰にも会わなかった。
テントを撤収し、10:10に福ちゃん荘を出発。隣のテントのカップルは唐松尾根を登ったようだ。
上日川峠には大勢の登山者が上がってきており、休憩している。キャンプ場にはテントが3張。
峠の駐車場からも南アルプスの展望が素晴らしく、仙丈と甲斐駒のガスも取れている。
12:00に丸川峠分岐の駐車場に到着。上日川峠から65分だった。駐車場は満車でゲート前にも2台駐車していた。
いつものように大菩薩の湯で汗を流して帰路に着く。時間が早いせいか中央道の渋滞は無く、 大菩薩の湯から君津まで3時間で帰れた。
当初計画の鳳凰山に登れずとても残念だったが、ふかふかの新雪の中でスノーキャンプしてピ ーカンの大菩薩峠から展望を満喫出来て良い山行だった。
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