三峰山(みうねやま)
- GPS
- 02:15
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 715m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
我々が辿った登尾コースは途中にトイレのある立派な避難小屋が2か所もあり、道もよく踏まれている。 急な登りや危険な個所も全くない。 青少年旅行村の駐車場か、不動滝コースの分岐点林道脇に駐車できる。 日帰り温泉は、御杖道の駅「姫石の湯」が近くにある。 |
写真
感想
師走に入った移動性高気圧におおわれた小春日和の一日を、奈良県と三重県にまたがる台高山脈の霧氷で有名な「三峰山」に山行する。
いつもの仲間2人とともに6時に名古屋を出発し、名阪国道の伊賀上野ICを出て、名張を通り奈良県の御杖村にある「みつえ青少年旅行村」に8時30分到着する。
ここは、コテージや遊具施設なども完備された立派なキャンプ場である。
ここの駐車場に車を止め、三つあるコースのうち「登尾コース」を登ることにする。
林道をしばらく歩き、杉の植林された薄暗い登山道を1時間ほどで尾根に出て、トイレもある立派な避難小屋に到着する。
ここから急な階段を登り、杉林や雑木林の道を徐々に高度を上げていく。
途中避難小屋のあるところで、不動滝コースからの道を合わせて、しばらくで主稜線上の明るい雑木林に囲まれた三畝峠に到着する。
ここから稜線上を行くコースと八丁平を経て山頂へ行くコースに分かれるが、我々は八丁平へのコースをとる。
10分ほどで広い草原が気持ちいい展望の開けた八丁平に出て、左に5分ほどの上りで11時前に三峰山山頂に到着する。
山頂は雑木に囲まれているが、北東に展望が開けており、曽爾山塊の俱留尊(くろそ)山や古光山(こごやま)方面の山々がよく見える。
昼食は八丁平の草原に下りてゆっくりと摂る。
風もほとんどなく師走の山とは思えない温かな中で、静かな至福の時を過ごす。
こんなにのんびりと出来るなら、もっと豪華な食事や抹茶セットを持ってくるのだったと悔やまれる。
下りの稜線から台高山脈の主峰高見山が三角錐の端正な山頂を見せている。
アセビ、ヤシオツツジ、ヒメシャラなどの落葉樹の灌木が茂り、落ち葉の敷きつめられた尾根を西へ辿り、40分ほどで新道峠に到着する。
この尾根道はヒメシャラの木の群落もあり、この木々に霧氷が付けばさぞ素晴らしい眺めだろうと想像する。 今度はぜひ霧氷の時期に来てみたいものである。
新道峠から急降下し、しばらくで林道に出て、2時間ほどの歩きで、14時少し前にみつえ青少年旅行村に戻ってくる。
御杖道の駅の「姫石の湯」で汗を流し帰名する。
温かな日に恵まれ、陽だまりの山を堪能できた山行であった。
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