野中温泉から強風の雌阿寒岳
- GPS
- 03:50
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 794m
- 下り
- 790m
コースタイム
天候 | 風雨、山頂は暴風雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・指導標識、整備状況 合目標識、マーキングなど整備状況は文句なし 天気が良ければ快適なハイキングコース ・危険箇所 頂上手前の火口の傍を歩く箇所は強風時、要注意 |
写真
感想
前日は登山口に車中泊して雌阿寒岳へ。
夜のうちから風が強く、利尻山撤退の件がいやでも頭をよぎります。
ただコースタイム2時間程度のよく整備されたコースなので、
何とか登頂したいところです。
登山者名簿に記帳して出発。既に入山されている方もいます。
赤松林の樹林帯、灌木帯を過ぎて、ガレ場混じりのハイマツ帯へ。
標高差の割に変化に富んだ登山道です。
3合目あたりで早くも下山された方とすれ違います。やはり9合目
から上は相当風が強いとのこと。
またしても強風で撤退かと思いましたが、進むしかありません。
涸れた沢を渡ると見通しが良くなりますが、その分風もきつく
なります。
天気が良ければそろそろオンネトーが見えるか、などと期待を
抱きながら登れますが、この天気では機械的に足を動かすだけです。
8合目あたりで巨岩と砂礫地帯。メアカンキンバイやメアカンフスマも
咲いてますが、登りは写真を取る余裕もなし。
岩の陰で小休止ですが、風が回り込んでくるのか、ゆっくり休めません。
ザックカバーやカッパも下から煽られてしまいます。
そして問題の9合目過ぎ。火口の方から強烈な風が吹き付けてきます。
(逆に火口へ向けての強風だったら迷わず撤退でした)
右手にロープをつかみ、左手にストックを突きながら、
這うように進みます。ただ利尻山と違って、若干風が弱まる
タイミングがあるのが救い。
頂上はタッチアンドゴーで速攻で退散。
結局、頂上手前200mくらいが暴風雨の危険地帯でした。
雨は下山しても止まず、登山口の野中温泉別館のお風呂で温まり、やっと
一息つけました。
ここの露天は温めで、白い湯の花が浮かぶ名湯です。
今度は晴れた日に雌阿寒(できれば阿寒富士も)+上から見るオンネトー
+露天風呂のセットを楽しみたいところです。
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