梅雨明け前の白草山(乗政ルート)
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 699m
- 下り
- 686m
コースタイム
09:50 林道終点(登山道始点) 10:05
〜途中、休憩等含む〜
11:30 白草山・箱岩山分岐点 11:34
11:45 白草山山頂(昼食) 13:15
13:23 白草山・箱岩山分岐点
〜途中、休憩等含む〜
14:40 林道終点(登山道始点)
15:10 林道ゲート
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース図● 手描きです。破線を辿っただけですから、正確ではありません。 (GPS初導入も、何かうまくいきませんでした...やっぱりIT音痴?) ●登山ポスト● ありませんでした。多分。 ●登山道の状況● <林道ゲート〜登山口> 迷いそうな箇所、危険箇所は特に見当たりませんでした。 ただ、落石の跡が何箇所かありました。 <登山口〜白草山・箱岩山分岐点> 迷いそうな箇所は見当たりませんでした。 根っこや石で滑りやすい箇所はたくさんあります。 <白草山・箱岩山分岐点〜白草山山頂> 笹原の一本道ですが、ガスが出ると何も見えなくなりそうです。 ●帰り道に立ち寄った温泉● 飛騨金山温泉 湯ったり館 http://www.yuttarikan.jp/ |
写真
感想
梅雨時期の目的地の選択は難しい。
今回は予備候補地に冠山・金草岳も視野に入れていた。が、決行前日6日の時点で
岐阜の飛騨、福井の嶺北ともに雨の予報。にも関わらず...愛知県は全般的に晴れの予報。
6日の夜には職場の食事会の予定があった。それもあって5日までに準備、予定を整えていたのだが...
実はこれまでに愛知県内の山に登ったことがほとんどない。自身の知識、情報が乏しい中、
帰宅後に無理に急な予定変更を行えば、これまでと何等変わらぬ睡眠不足での登山は必須...
意を決し、少しでも降水率の低い下呂市の白草山を選んだ。
ほぼ予定していた通りの時刻に現地に到着。準備を始めるが...大粒の雨が降り出した。
車内で待機し様子を見る。降ったり止んだりの繰り返しだったが、気持ちが折れる寸前で雨が止んだ。
歩き始めて10分経ったところでT隊員が言う。「車に...おにぎりを忘れた...」
この天気の中、楽しみの大半が昼食に絞られることは目に見えており、さすがに気の毒に思えた。
駐車地点まで戻り、10分後に再スタート。その後は林道終点まで順調に進んだ。
合羽を脱ぎ、登山道に入る。木々に囲まれ、湿度もいくらか上昇した気がする。
そして事件は起こった...
ズボンの右ポケットから取り出したGPS端末が右手から滑り落ちてゆく...
新品の...この日が初実戦投入の...GPS端末が右手から滑り落ちてゆく...
足下の瓦礫の上を勢い良く、尚且つ楽しそうに転がる様が、何故かゆっくりに感じられた...
拾い上げて驚愕...とまでは行かないが、少しだけへこむ...
[b]が...画面の左端に傷が...!この美しい顔に傷がぁぁっ!![/b]
(フィクションであり、特に狂乱もしておりません)
まぁ、自分らしい失敗だ。次回までにストラップでも付けようと思う。
時間が経つにつれ、少しずつ疲れが見え始めた。直接的でない変な疲れだ。
後から思うと、熱中症の初期症状だったのかもしれない。
途中に二度ほど休憩を入れ、白草山と箱岩山の分岐点に着いた。ガスで視界が悪い。
そこから10分程で白草山の山頂に到着。昼食の準備に取り掛かる。
今回初めて作った新じゃがのポタージュスープは温かく、自分で言うのも何だが、なかなか美味しかったと思う。
分かってはいたが、眺望はやはりゼロだった...
実は7月14日に御嶽山に登るつもりでいる。
ここから間近に望む御嶽を前に、翌週への思いを馳せる...など、全然出来なかった。
大休憩を終え、下山開始。
風が出てきた。熊笹が擦れ合って音を奏でる。
もしも快晴ならば一層、この音は心地良く感じるのだろう。
残念ながら、この後はあまり記憶していない。
と言うのは、前日の夜の食事会で食べた美味しい肉や濃厚なチーズのピザが原因だったのだろうか?
実は山頂に居る頃から腹の具合が不安で、下山途中では切羽詰まる状況に陥っていたのだ。
ちなみに、頻繁にGPSを取り出し、無言で林道始点までの距離を確認する自分の姿は
他の二人には、[b]新品のGPSが嬉しくて堪らない男[/b]に映っていたらしい。
とりあえず無事に下山。大事には至らずに済んだ。
そして翌日...
東海地方に梅雨明けが発表された。まぁ、そんな間の悪いところが自分らしい気もする。
次回に訪れる際は是非とも晴れた日に、笹原の奏でる音に耳を澄ませながら...
神々しい御嶽山を眺められたら嬉しい。
最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
コメント
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おはようございます。
登校前の子どもも、hiroCさんの復活を喜んでおりました。
山頂での(インスタントではない)本物のポタージュ・・・
「hiroCスタイル」ここにあり!!は健在ですね。
(GPSは、これからもっと箔がついて行くでしょうからスカーフェイスもよいのでは?)
さて、「ぎふ百山」によると、(南東に向けての反対側のルートの)鞍掛峠から山頂にかけて尾張藩と幕府直轄地の境界票であろう石積+土盛があるんだそうです。(むかしなら侵入者は重罰だったのでしょうか?)
ところで、昔この辺を走った単車乗りが「隕石孔」の様な丸い池を見つけたという話を思い出しましたが何だったか思い出せません
同行者がいる時は特に、失敗を恐れずに何か変わったものを作ってしまえ!
という挑戦心?悪戯心?使命?的なものが芽生えます。
・・単独の時もでしょうか?
山に持ってゆく昼食(面倒臭そうな部類)は大概、家での下ごしらえが
八割以上を占めています。
今回も思いつきと興味だけで作り始めた...までは良かったのですが、
『裏ごし』の作業は想像以上に面倒臭かったです。
けれど、工夫すべき点も多く見つかったので、次からはもう少し
簡単に作ることが出来そうです。
歴史のみに関わらず、そこに存在しているものの経緯等を認識している、
いないの違いで、目に映るものへの関心が大きく変わってきます。
そういう意味でも、予習は重要ですね。
これからは特に意識してみようと思います。
隕石について、fuararunpuさんの話と関係はなさそうですが、
大昔に現在の下呂市焼石地区に燃えさかる隕石が落ちてきて、
辺り一帯が焼けてしまったという言い伝え?があるのだとか...
焼石という名の由来もそこから来ているのではないか?
という説もあるそうです。
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