焼山、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳
- GPS
- 10:58
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 1,992m
コースタイム
6:20橋本-バス-7:10焼山登山口
7:15焼山登山口-9:00焼山山頂-11:20姫次-12:50蛭ヶ岳
14:10丹沢山-15:05塔ノ岳-18:08大倉バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
先週の丹沢で迷い道したのが気になって夢にまで出たので
迷った場所を確かめるべく再度、同じ道を歩いてきました。
始発の高尾山口行きに乗り調布乗換えで6時に橋本着
20分発の三ヶ木行きバスに乗り込み道志の山間部手前で月夜野行きの
バスに乗り換えます。
そこからさらに30分ほど、道志川に沿って点在する集落を抜け、丹沢の裏口、焼山登山口で下車。
この日の朝はバスの中でも吐く息が白い程に冷え込んでいる上に、前日の人間ドックで飲んだ
バリウムがまだお腹の中にいる感じで時々チクチクと痛みが走る為、ここまで来ながらもテンションは下がる一方でした。
登山口で降りたのは自分含めて3人で山登りらしき人は自分だけでした。
一緒に降りた軽装の高校生っぽい二人組みはバスから降りるなり神社前で写真撮ったりしてたので
登山口以外何にもない土地なのに謎だなーなんて思いながら登山口に向かいました。
今回は入り口を見落とさない事が目的だったので、林道の右側に踏まれた道が現れないかを確認しながら進みます。
すると先週、怪しいなーなんておもいながらあっさり通り過ぎた場所に到着。
枯葉の積もった微妙に分かりづらい道が林道の縁石の脇から右奥へと伸びていて、そこが丹沢主脈といわれる道の裏玄関でした。
夏場に暴れる蛭たちが底に眠る落ち葉の絨毯を踏みながら最初のピーク、焼山をめざします。
先週は迷いながら傾斜の緩い林道を最初のピーク手前まで進み最後に尾根まで直登したので
正規ルートでの焼山まで2時間続くだらだらとした登りは辛く感じました。
今週もトータル11時間、約25キロの道のりなので30分おきに2,3分の休憩を取ろうと考え
登り始めから一時間ほど経ったところで2回目の休憩を取っていた時の事です。
鬱蒼とした日の当たらない登山道の斜面に見つけた綺麗な切り株に腰掛けて、深く呼吸をしながら
深い森の静寂の中でぼーっとしていると、どこからか鈴の音が聞こえてきます。
耳を澄ましていると、その音は斜面の下から上がってきました。
音のする方向へ目を向けると、托鉢の坊主が登ってくるのが見えました。
冷静に考えてみると途中に寺など無く、同じバスに坊主は乗っていなかったなーなんて思ったら
薄気味悪くなったので明るい尾根に出るまで絶対に追いつかれないようにしよう、と先を急ぎました。
つづく
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する