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Yamareco

記録ID: 319329
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

日帰り鳳凰三山

2013年07月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:26
距離
15.4km
登り
2,002m
下り
1,986m

コースタイム

6:42 青木鉱泉 - 8:02 南精進ヶ滝 - 8:40 鳳凰の滝 - 9:32 白糸滝 - 10:17 五色滝 - 11:06 鳳凰小屋 11:20 - 11:55 地蔵岳 - 12:
00 オベリスク 12:22 - 12:38 赤抜沢ノ頭 - 13:03 鳳凰小屋分岐点 - 13:23 観音岳 13:32 - 13:49 薬師岳 14:00 - 14:22 御座石 - 15:42 中道登山道入り口 - 16:08 青木鉱泉
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉に駐車、一日750円 トイレ・日帰り入浴あり
コース状況/
危険箇所等
トイレは青木鉱泉、鳳凰小屋のみ
水場は鳳凰小屋から先に無いので注意

青木鉱泉に登山ポスト、日帰り入浴、自動販売機
出発地点の青木鉱泉。
出発地点の青木鉱泉。
ドンドコ沢沿いの道は土砂崩れの為、沢を渡って迂回。
ドンドコ沢沿いの道は土砂崩れの為、沢を渡って迂回。
対岸から土砂崩れの箇所を。
対岸から土砂崩れの箇所を。
工事中。
キノコ。
木に飲み込まれてます。
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木に飲み込まれてます。
分かり辛いけど短いつづら折りの急登です。
分かり辛いけど短いつづら折りの急登です。
この辺りから少しガスって来ました。
この辺りから少しガスって来ました。
名も無い滝。
南精進ヶ滝。この後一瞬だけ日が出ました。
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南精進ヶ滝。この後一瞬だけ日が出ました。
鳳凰の滝。登山道からここまでは狭く地味にきつい道を歩きます。
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鳳凰の滝。登山道からここまでは狭く地味にきつい道を歩きます。
道の上を沢が流れてます。
道の上を沢が流れてます。
ギンリョウソウ。
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ギンリョウソウ。
静かな山の中です。
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静かな山の中です。
白糸滝。
霧で先が見えません。
霧で先が見えません。
イワカガミ。
キノコとコケ。
五色滝。滝の真下まで下りられます。近くまで行くと音も凄くて大迫力です。
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五色滝。滝の真下まで下りられます。近くまで行くと音も凄くて大迫力です。
デジカメの電池が切れた為に一気に飛んで地蔵岳。この手前の砂の急登に差し掛かった辺りから、10m先が見えない程に濃い霧に包まれてます。
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デジカメの電池が切れた為に一気に飛んで地蔵岳。この手前の砂の急登に差し掛かった辺りから、10m先が見えない程に濃い霧に包まれてます。
オベリスクの下から。登ろうと試みましたが、一人ですし上から5mくらいのところにある鳳凰大神の社まで行って帰って来ました。
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オベリスクの下から。登ろうと試みましたが、一人ですし上から5mくらいのところにある鳳凰大神の社まで行って帰って来ました。
地蔵岳〜賽ノ河原〜赤抜沢ノ頭を経て稜線沿いを観音岳方面へ向かう途中のイワカガミの群生。
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地蔵岳〜賽ノ河原〜赤抜沢ノ頭を経て稜線沿いを観音岳方面へ向かう途中のイワカガミの群生。
観音岳の手前の小ピークで一瞬だけ晴れました。が、稜線の上だけ。周りの山は全く見えませんでした。
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観音岳の手前の小ピークで一瞬だけ晴れました。が、稜線の上だけ。周りの山は全く見えませんでした。
観音岳。
薬師岳まであと少し。
薬師岳まであと少し。
薬師岳。
ひたすら下り通して中道登山道入り口へ。ここから舗装路を歩いて青木鉱泉へ向かいました。
ひたすら下り通して中道登山道入り口へ。ここから舗装路を歩いて青木鉱泉へ向かいました。

感想

連休の初日を使い、多少無理しても次の日休みだから大丈夫だろうと鳳凰三山を日帰りでやって来ました。

3時起きで3時間ほど車を走らせ、走り辛い未舗装路を何とか越えてようやく青木鉱泉に到着。

駐車場で会った名古屋から来たというお姉さんと一緒に受付まで行って駐車料金の750円を支払い。
一方お姉さんは二日利用なので1500円でしたが細かいのが無かったので僕が立て替え、車に戻ったら払ってもらう事に。
ところが車に戻っても細かいのが無く、僕も五千円札へのお釣りが出せず、止むなくもう一度受付に行って両替して貰うはめに……。

なんやかんやありましたがお姉さん達と別れて出発。
沢の近くを歩いて行くと土砂崩れの為通行止めの箇所が。
対岸へ仮の橋がかかっているので迂回して進みます。
工事用車両も通る道を進んでもう一度川を渡り、道は山の中へと進んで行きます。

静かな山の中を時に歩き時に急登し時に沢沿いを進み時に名も無い滝を眺めつつ進むと、南精進ヶ滝の展望台への分岐点に差し掛かります。
今回は展望台方面へ。
少し狭い道を進み、ロープのある登りを越えれば展望台に到着。
水量と落差があり、なかなかの迫力。
ついでにここで滝を見ながら小休止。

展望台から登山道へ合流し、今度は鳳凰の滝へ。
狭く歩き難い道を進み、途中年配のご夫婦と出会い道があっている事を確認。
ようやく沢にぶつかりましたが滝は遥か先に。
滝の下まで行けそうでしたが、さすがにこれ以上進むのはキツイので遠くから眺めるだけに留め、元の所に戻ります。

あまり記憶に残っていない白糸滝を過ぎ、小さな花々を眺めながら五色滝へ。
ここまでの間にどこかで凄い急登があったはずなんですが、写真も撮って無いしちょっとうろ覚えです。
最近は山でメモ取ってなかったからなぁ……。
五色滝は滝の真下まで行けて、そこから見上げる滝は大迫力。
大きな岩の上に座ってしばらくマイナスイオンを浴びながらまったりと涼みました。

その後は鳳凰小屋まで一気に進みます。
花崗岩の立ち並ぶ沢沿いのなだらかな道を、渡ったり渡り返したりしながら進みます。
この道は今までの急登は何だったのかと思わせるくらい気持ち良く歩けます。
そうして気持ち良く歩いているといつの間にか鳳凰小屋に到着。
ここでトイレを済ませ、ご飯を食べて水を補給。
水場で常に流れているのは正しく南アルプスの天然水、冷たくて美味しいです。

鳳凰小屋から地蔵岳に向かうとまたしても急登がやってきます。
しかも今度は砂。
足を取られて体力を奪われます。
更に今回は10m先も見えない程の濃霧が発生し、山頂方面が見えない為にどこまでもこの砂の急登が続いている様に感じ、肉体的にも精神的にも実に疲れました。
しかしそれを登り切って地蔵岳の道標をみつけた瞬間の達成感はかなりの物でした。

地蔵岳からは一応オベリスク方面に向かいましたが、一人のためオベリスクの上まで行くのは断念して途中で帰って来ました。
一応半分以上は登りましたけど。

戻って来て今度は観音岳方面に向かうのですが、霧の為若干の道迷い。
無事に赤抜沢ノ頭に出ましたのでそこから稜線をひたすら観音岳方面へ。
途中で一瞬晴れ間が出ましたが、あくまで稜線上だけ。
周囲の山並みは全く見えず……。
それでも青い空と分厚い白い雲、稜線の緑のハイマツと白い砂。
それぞれの強烈なコントラストが実に印象的な瞬間がありました。
それもすぐに終わり太陽が再び雲に覆われてからしばらく、アップダウンを繰り返しつつイワカガミの群生をそこかしこで眺めながら観音岳に到着。

小休止を終えてさっさと薬師岳へ向かいます。
この辺りはあまり印象に残ってません。
薬師岳では鳳凰の滝への道で出会ったご夫婦と再会し、写真を撮ってもらったり少しお話してから別れました。
ここからは一気に青木鉱泉まで下ります。

中道コースをひたすら下りて行きます。
途中の御座石もチラ見するだけに留めてサクサク下り、長い道のりをノンストップで中道登山道入り口まで進みます。
入口から先は広い砂利道に変わり、途中で舗装路へと入ります。
そこから舗装路を案内通りに歩き、ドンドコ沢を渡ってようやく青木鉱泉に到着。



今回の登山はかなりキツかったです。
日帰り予定だった為に少々焦りがあった事、長さを甘く見ていた事、持って行った水の量が少なかった事、こまめな栄養補給を欠かした事。
まぁ、全部自分のミスですね。
一泊二日で行くなら実に良い感じになったんではないかと思います。
今度来る時は夜叉神峠からの一泊二日、そして天気が良い時がいいですね。

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