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記録ID: 3194047
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ハイキング
東北

上沼放牧場

2021年05月20日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
22.1km
登り
832m
下り
813m

コースタイム

05:52大館市街地出発〜南下
06:04沢山で左折し国道103号線へ
06:33狸の死骸と遭遇
06:58錦木橋手前で右折(最初のタイヤトラブル)
07:04 T字路左折〜Y字路右折
07:15十字路右折
07:33左折
08:03森の中へ
09:41十字路に自転車駐輪し左の未舗装路へ
10:14左折し小ピークを超える
10:24 893mピークに到着
10:28引き返す
10:33道に戻り左(北)へ
10:35右折
10:41 895mピークに到着
11:10下山開始
11:14 T字路左折
11:44自転車回収しパンク修理
12:16再出発
12:38森を抜ける
12:47十字路右折
12:59十字路左折
13:10 Y字路左折〜右折
13:15 T字路左折し国道103号線西進
13:35パンク修理
13:57再出発
14:06パンク修理
14:46再出発〜三哲神社でパンク修理〜パワーコメリに修理に出す〜徒歩で帰宅
天候 曇り〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
 この日は晴れの予報が出ていたし、日照時間も十分長くなって時間的余裕も出て来たので、また遠出。今回は鹿角市の田代花輪線を登って、上沼放牧場へ。
 先ずは大館中心市街地から大町の通りを南下し、沢山の信号交差点で左折して国道103号線へ移る。途中狸の死骸に遭遇。朝のこの道は本当に野生動物の死と遭遇する確率が高い。南から東へ方向を転じて市境を越え、電光掲示板の有る錦木橋の手前で右折。ここで後輪のタイヤの空気が少し抜けていることに気が付く。朝確かにパンパンに入れて来た筈なのにと思いつつ、取り敢えず先へ進む。墓場脇のT字路で左折し、橋の先の信号交差点で右折。高架下の十字路で右折して国道282号線を南下。左の小路を通って県道195号線を東へ。
コース状況/
危険箇所等
 県道195号線は緩い上り坂が延々続くので、きつくなったら自転車は適宜押して歩く(所詮こちとらメタボなインドア派だ)。花輪スキー場とその先の「東山霊
園」を過ぎると森が始まって坂が急になるのだが、ここは5月10日に冬季閉鎖が終了している。前回来た時( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3057286.html )とは違って、落ち葉はすっかり掃除されている。今回はファットバイクではなくロードバイクで来たので、途中から未舗装路に変わる様ならデポして行くことも考えていたのだが、意外にもずっと状態の良い舗装路が続いている。が、登っている途中で何度も後輪の空気が抜ける。先日チューブを取り換えたばかりなのでまさかこんなに早くまたパンク?とは思いたくなかったのだが、とにかく修理の為に途中で休んでいると気力が萎えそうだしどうせ乗って行く訳ではないので、とにかく先ずは目指す峠まで登り切る。くねくねと先の見えない崖道を自転車を押して登る。ガードレールの無い箇所が多く少し不安。地図に無いものも含めてカーヴ地点に分岐路が幾つか有るが、どれも薮化している様だ。
 やがて標高732mの「花輪越」の峠に到着。道はそのまま下りに変わり、右には皮投岳の登山道、左には上沼放牧場に続く細い未舗装路が延びている。眺望は東側の近くの山並みが若干見える程度。山菜取りだろうか、車が何台か。
 左を登り森を抜け直線路に変わると放牧場が始まり、右手に電波塔が2本建っていて、眺望が開けて来る。家を出た時にはまだ雲が厚かったのだが、この頃には丁度良く晴れて来る。
 はっきりした頂上と呼べる所は特に無いが、取り敢えず893mのピークが有るので、道は無いが適当に左側へ登る。目の前に見えているピークは地図に記載の無い小ピークだったらしく、実際の893m地点はそのもうひとつ先。頂上部分は薮に覆われていて見えない。東西を除いて広く眺望が開け、鹿角市街地が一望出来る。ここで休憩にしても良かったのだが、隣の895mピークの方が周囲が開けている様なので、そちらに向かう。
 引き返して元の道に戻って左(北)に進む。895mピークへは右から未舗装路と云うか、轍が延びているので、そこを登って適当に頂上へ。でかい三角点が迎えてくれる。ここは文字通り360度眺望が開ける。南は皮投岳と五ノ宮嶽、南東には八幡平市の山並み、東には鹿角市と八幡平市の市境を成す山並み、北から西に掛けては鹿角市街地が広がっている。この日は生憎と雲が掛かっていて遠くの山並み(田代岳や岩木山等)は見えなかった。北東の高い山は八甲田山かとも思ったが違うかも知れない(どうも私が行った前後にここに登った方が居たらしく、この後Googleのストリートビューでここの眺望が確認出来る様になった)。「上沼放牧場」の名前の由来になった「上沼」は、北へ少し下りて行けば確認出来る。牧草のお陰で地面はふわふわ。休むには丁度良い。
 休憩後元の道を戻って十字路で自転車を回収し、パンク修理。やはり穴がひとつ空いていた。30分程で作業を終え、慎重に崖道を下りて行く。森を抜け坂を下り切って、後は元の道を戻るだけ。
 だが国道103号線で市境を越えた辺りでまた後輪の調子がおかしい。2度停止して各30分程掛けてパンクを調べたのだが、どうも判らない。空気を入れても直ぐ抜けて来るので、途中からは押して歩いて行き、三哲神社に寄って御神水を貰って再度パンクを確認。やっともうひとつの穴を見付けて修理。やれやれやっと一安心と思って十二所の街並みを走って行ったのだが、またしても空気が抜けて来る。これ以上はもう気力が湧かず、かと云って家まで自転車を押して歩くのも大変だったので、腹を括ってパンクした状態のまま市街地へ戻り、そのままパワーコメリへ寄って修理に出し、後は徒歩で帰宅する。

感想

 後半は自転車トラブルのお陰で散々だったが、上沼放牧場はとにかく予想以上に見晴らしが良い。ここまで文字通り一点から360度の眺望が得られる山に登ったのは、この趣味を始めてからひょっとしたら初めてかも知れない。花輪越からは今度皮投岳にも挑戦してみる積もりではあるが、眺望はこちらの方が上でないかと云う予感がする。まぁ放牧場と云う位だから立ち入り禁止時期とかも有るのかも知れないが、その時はその時だ。今回も山菜取りと思しき人達を何人も見掛けた。
 自宅から登山口(花輪越)までは4時間弱なので、面倒臭さでは田代岳の大広手・荒沢登山口(4〜5時間)といい勝負。あちらは標高600m強だが、こちらは700m強。あちらは山瀬ダムの先は未舗装路だが(昨年から舗装工事が行われている筈だが最近チェックしていない)、こちらはずっと舗装路だ。
 地理院地図では、この辺の山頂はずーっと道で繋がっていることになっているが、まぁ期待はすまい(実際に通れるとしたら、とても一日では歩き通せないだろう距離)。他に登れそうな箇所が有ったら、追い追いチャレンジしてみる積もりではある。

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