布施街道 守谷から（柏の）根戸十字路まで
茨城県
千葉県
KAKEKO
- GPS
- 03:19
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 13m
- 下り
- 25m
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標高グラフを拡大コースタイム
1.7�辧平靴靴て始�）
15：50小貝川で折り返す
1.8�辧覆海海�ら布施街道に乗る）
16：05再び守谷駅（休憩5分）16：10
0.7��
16：20八坂神社16：23
0.8��
西光寺16：30
1.5��
16：45乙子交差点16：50（休憩5分）
1.0��
17：00戸頭駅
0.6��
17：05戸頭団地17：15（補給休憩5分、信号待ち5分）
1.1��
17：25戸頭神社17：30（道標を読む5分）
1.3��
17：40ホーマックで休憩17：45
3.0��(新大利根橋を渡って迂回）
18：15布施弁天18：20（休憩5分）1周400mくらい
2.0��
18：30布施交差点18：35（道標を読む5分）
0.7�辧壁杙楹稿散茣崕�了）
18：45根戸十字路（水戸街道からの分岐点、補給5分）
0.7�辧平絽由稿察�
18：55北柏駅
ほぼ平坦なので、距離でコースタイムを設定するとよいと思います。
| 天候 | 晴れ つくば地方の15時の気温35.1℃、東南東の風2.8m/s 17：45の新大利根橋（取手市）の気温30.1℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
根戸十字路から北柏まで水戸街道を辿り0.7km、北柏から常磐線各停（千代田線）に乗って柏へ 18：59-19：01 130円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
スタート時の気温が35℃前後だった。日陰は割と多かった。利根川の橋の上は日陰はないが、日が落ちかかっているので30℃くらいに下がっていて涼しく感じた。 歩道はあったりなかったり。「渡し」がないので橋を迂回するのが長い。戸頭神社から利根川土手の遊歩道を通って新大利根橋に出るルートがあるかもしれない。 守谷から南守谷、旧戸頭地区、布施弁天通は、街道らしさのある建物が多く、道の蛇行にも趣が残っていた。「北柏駅出発、布施弁天、利根川の渡しの雰囲気を見るコース」や「守谷から戸頭散策コース」はけっこういいかもしれない。バス便もと日のみだが1時間に1本くらいはある。平日は朝夜のみ。 交通がないのは新大利根橋から布施弁天までの区間。 給水は500mlを2本と、350mlを1本。帽子にバンダナを挟んで日差しから首を守った。短パンで足が熱を持ってしまった。UVクリームを2回塗った。半袖だったが腕にアーマーをして、寒暖の調節がうまくいった。 |
写真
左の道は前回、板橋不動尊から来た道。脇に未舗装路があって、地図上では川の向こうの旧道に重なっていく。小貝川に渡しか橋があった模様。
拍手
神社の前に道標。右戸頭渡船場ヲ経テ千葉縣ニ至ル二・二粁 約二十丁 左野々井稲ヲ経テ取手ニ至ル八粁約二里 昭和六年九月 稲戸井村青年団戸頭支部
根戸十字路。何かの供養塔はあるけど、水戸街道から布施街道が分岐する地点を示すものは見当たりませんでした。旧水戸街道を横切り、「新」水戸街道を横切り、まっすぐ進むと手賀沼「根戸新田」交差点に出ます。
装備
| 個人装備 |
ﾘｭｯｸ 1
着替え
携行食料、梅など １
飲料500ml 1
タオル 1
バンダナなど 日差除けと救急用
ハイキングシューズ
帽子
アーマー、ゲーター
カメラ
|
|---|
感想
前からやりたかった、布施街道の戸頭部分を少し埋めることができた。
スタートが15時半の気温は「日陰の風通しの良いところで」35℃くらい。
守谷駅でUV塗ったり、帽子にバンダナ挟んだり、飲み物満タンで汗ふきと地図をポケットに入れる。
「走らなくてもいいじゃないか、暑いんだし」と思ったけど「できるところまで、ゆるゆるで」とスタート。最初の1時間はじっと我慢。つくばエクスプレスと並行している区間はほとんど日影がなくきつかった。駅まで戻ってきて、駅ビルの陰で休む。
このあたりは区画整理もされ、古い道の面影が残っていない。大きな家や米屋の位置が街道を偲ばせる。
守谷駅から向きを南に帰ると西側の家が日陰を作ってくれて、気温の割に楽。八坂神社のあたりはとてもいい感じだった。
バス通りを、旧道が縫うように右に行ったり左に行ったり。大きな古民家が並んでいて、車どおりも少なくとても歩きやすい。緩いアップダウンがあるので登りは遠慮せず歩く。下りは走りたければ走る。
乙子立体交差点ができたために南守谷で旧道は分断されている。歩道が繋がっているので割と楽に接続できる。国道から1本入った細い道は歩きよい。でも住宅地。1時間ほど走って500mL飲料なくなった。
道に従って国道を渡ると戸頭駅に出る。トイレは改札内にあるので利用しない。少し戻って国道を西に渡り戸頭団地に入る。団地の中で飲料を補充。
街道はどのラインに生かされているかわからないが、団地南側の道を行くとまっすぐ戸頭の古い集落に入っていく交差点（ふれあい道路と交差）がある。コンクリートの高層住宅の右わきの細い道を入っていくと街道が現れる。戸頭神社の前に道標があり、この先に渡しがあったことがわかる。
ここで引き返して、イーオンやヤオコーのある交差点方面にいったん出る。ホーマックでトイレ休憩。もう6時が近い。太陽はまだ中空にあるが雲の中。
利根川を渡りながら、下流方向、上流方向、排水機場（渡しのあたり）、さっき歩いた戸頭の集落などを探す。新大利根橋は数年前まで有料だった。柏の看板のわきに自転車道への出口があるので、そこから橋を降りる。田んぼの中に布施弁天に向かう一本道が残っている。石碑群もあり、農道としてまだ機能している街道。
土手に架かる細い階段を、草をかき分けて登ると、弁天側にはきれいな新しい階段。布施弁天は洪水から守るためか、古墳の上なのか、利根川の河川敷にポコンと
小さな丘になっている上に建っている。醍醐天皇の勅願所で1200年の歴史があるという。
布施の交差点までにも、斜めに去っていったり刺さってきたりの分岐が何か所かあった。南龍寺の前には道標があり、流山道と江戸道をしめしていた。地図で見ると流山道は住宅地でわからなくなっている。
布施の常夜燈を見ると、この旅も終わりに近づく実感がある。
富勢郵便局は別されがあるがどこ行きか不明。石碑群が残っている。ここで飲料補充。
根戸十字路で水戸街道に合流。19時近くで暗くもなってきたので、1駅分を電車で近道。冷房で冷やされる。2分ほどでちょうどよかった(^^)
水戸街道を根戸（現・柏市）で分岐して矢田部藩を通って土浦の中高津で再び合流するまでの脇街道が布施街道。途中、布施弁天、板橋不動尊などの名所があり、信仰の道でもあったそう。水戸街道が寂れるので、「布施街道使わないように」とお触れが出たとか。
参考図書：旧水戸街道繁盛記・下 山本鉱太郎・著 ろん書房出版 P116-117
「新編 旧水戸街道繁盛記」は、上下巻を合冊して歩き直して編し直したもので携帯版だが、若干割愛されている部分もあるので、私は上下巻のほうを利用している。て言うか、新編は定価は安いけど、市場価格は高価で手に入りにくいのです。図書館にはあるけど…それに新編も持ち歩くには重い(^^)ので。
高温下だったけど距離があまりないので、ダメージもあまりないです。脱水症状を起こさなかったのでよかったです。民家や商店も多く、エスケープができるルートで安心でした。柏にも素敵な街道町並みがあってうれしいです。
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