蓬莱山
- GPS
- 03:58
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
4'00(9.0km)
天候 | くもり〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> キタダカ道がスタートコース。この道は天狗杉びわ湖展望の道というハイキングコースでもあるらしく、道幅もあり整備状況は非常にしっかりしている。聞くと地元の小学生も登る山らしいのできっちりと整備されているのだろう。一方帰路に使った金ピラ峠〜ロープウェイ山麓駅間の道は、道幅も狭くあまり整備されていないためか少々コースが分かりにくかった。一般的には普通の道なのだろうが、往きのキタダカ道が良すぎたため少しお粗末に感じてしまった(笑)。 <アクセス> 車を利用。駐車場としてはロープウェイ山麓駅前に多数あり(1,000円)。本日はロープウェイが運休のため無料だった。 <登山口> ロープウェイ山麓駅前付近にトイレ・自販機・売店あり。 <道中> ロープウェイ山頂駅前付近にトイレ・自販機・売店あり。 <下山後の温泉> 打見山山頂にびわ湖アルプス山荘がある。今回私は地元のため利用せず。ロープウェイ運休のため営業もしてないようだった。 |
写真
感想
今回は三百名山の蓬莱山。
今年は本当に異常なくらい暖かい日が続き、雪もなさそうなので、12月の中旬ではあるが山に無性に行きたくなってしまった。そのため一番近場の三百名山でもある蓬莱山に行く事にした。
蓬莱山には関西では有名な「びわ湖バレイ」というゲレンデがあり、人工降雪も含めて少しの雪はあるだろうと思ったが、最悪ロープウェイででも下山できるのでチャレンジする事にする。
車で蓬莱山に向かう。比良山系の登山ではほとんど駐車場代が無料だが、ここはびわ湖バレイがあるため有料。しかも1,000円と高め(笑)!国道沿いに無料駐車場があるが登山口までかなり歩くことになるため、仕方なく?ロープウェイ山麓駅まで車で行く事にする。
しかし、なぜが無料だった!ラッキー♪
山麓駅前にはかなりの数の車が止まっていた。12月の中旬にこんなに山に来てるなんて、もしかして蓬莱山って人気の山♪なんだろうかと思ったが、それが勘違いだということがすぐに分かる。私以外全員がびわ湖バレイの職員さんだったのだ(笑)。加えて駐車場が無料だったのは、ロープウェイがゲレンデ準備のため運休しているためだった。「最悪ロープウェイで下山」というプランはここでいきなり終わってしまう(笑)。
登山口には少し戻ることになる。ダイレクトに登山口付近に駐車するならP11が一番近い。ここには一台だけ登山に来たと思われる車が止まっていた。やはりこれが現実ですね(笑)。
少し道を下ると志賀駅からの登山道と合流する。ここから本格的に登山開始となる。ここからの道はハイキングコースにもなっていることもあり、道幅も有り非常に歩きやすい。地元の小学生も良く使うようだ。
木戸方面からの合流を経てキタダカ道となる。若干の急登が序盤のためきつく感じるが整備された良い道だと思った。少し残念だったのは、クロトノハゲまでポイントらしいポイントがないことだ。1時間くらいはただ歩くだけである。途中に天狗杉や番屋岩などがあるらしいが、私には見つけられなかった(笑)。
クロトノハゲに到着。道標はあるが案内がないので、どこが(どれが)クロトノハゲなのかさっぱり分からなかった。ここには木戸峠への分岐があり、近い将来の比良山縦走の際に通る事になるだろうから、よく見ておくことにする(笑)。
ここから打見山山頂までは30分くらいで、山頂付近はゲレンデだけだと思っていたが、意外と山らしいポイント(写真の天命水など)がいろいろあることには少し驚いた。
この辺りから小雨が振り出す。当然ながらかなり萎える(笑)。それまでが暖かい秋の様相だっただけに、山頂付近で急に暗い冬になったような感じだ。しかもこれまでの登りでかなりの汗をかいたことに加え雨に降られたことで急激に体温の低下を感じることになる。しかも山頂付近はかなりの強風だった。
あまりの気温の低下(山麓12℃→山頂2℃)に、ロープウェイ山頂駅に避難する。建物があって本当に良かったと痛感する。ここで装備を見直し、持っている服全部着込むことで、なんとか復活♪することができた。
山頂散策。琵琶湖でも見えれば楽しかったのだろうが、ガスのためほとんど視界が利かず、ただ歩くだけ。しかも手が冷たい(手袋の装備が弱かった)。おかげでかなりテンションが下がってしまった。仕方が無いので、とっとと蓬莱山山頂に行く事にする。
打見山〜蓬莱山山頂間は完全にゲレンデになっているので、雪の中を歩く事になる。しかしその雪も人工降雪だろう。斜度も無く積雪量を少ないのでそんなに歩く事は苦にならなかった。反面12月も後半なのにこんな雪でゲレンデオープンできるのだろうかと逆に心配になってしまうくらいであった。
蓬莱山山頂に到着!三角点もすぐに発見!!もう少し雪が深かったら見つけられなかったかもしれないと思うと少しテンションが上がる。
少しだけ残念だったのが、リフト降り場がすぐ横にあったことかな。大きなお世話だが山頂の価値薄いなぁ(笑)。びわ湖バレイでスキーする人は勝手に山頂にきてることになるやん(笑)。私はスキー・ボード合わせて20年くらいやっているが、なぜかびわ湖バレイには来たことがなかったので、そんな事実も知らなかったのだ。
山頂で喜んで写真を撮りながらもだんだん寒さが応えてきた頃に小屋発見!山の神休憩所だ。本当に開いてて良かった♪と思えた(笑)。ここで昼食にしても良かったが、気分的に早く下山したかったので、小休止だけにとどめる。
当初のプランでは人気の小女郎ヶ池も行くはずだったが、もちろん止めて下山する。それだけ今回の装備では寒かったのだ(手が)(笑)。
帰路は金ピラ峠経由で下る事にする。往きのキタダカ道と比べると道も狭く良くないと感じる。もしかして寒さでテンションが下がっていただけかもしれないが・・・。しかもあとで知ることになるのだが、このヤマレコのルートにもでないくらいなので、あまりメジャーな道じゃないのかもしれない。
悲しいかな下山する頃に天気が回復していた。もう少し山頂で粘っても良かったのかもしれない。しかし今回の装備でどれくらいの寒さまで耐えられるのか分かっただけでも収穫だった。
今後比良山縦走を計画しているのでまた来るだろうと思いながら、駐車場でおにぎりを食べる。麓は腹立つくらいに暑く感じた(笑)。
時間がかなり余ったので帰宅途中で手袋を買いに行ったのは言うまでもない(笑)。
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