浅間山

2013年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 09:50
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,248m
• 下り: 1,251m

コースタイム

車坂峠6:00−7:40トーミの頭8:00−8:15黒斑山−8:45蛇骨岳8:55−9:07仙人岳−9:30Jバンド−10:19前掛山登山口−12:05前掛山12:15−13:35湯ノ平口−14:45トーミの頭−15:50車坂峠

天候

曇り・晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7/13　22:30自宅−7/14　2:50車坂峠
高峰高原ホテル近辺に駐車場（無料）有り

コース状況／危険箇所等

車坂峠−トーミの頭
登山口に登山ポストあり。トイレは車坂高原ホテル脇にあり、何時でも利用できます。表コースを登りましたが特段危険な箇所も無く気持ちの良い登りでした。

トーミの頭−Jバンド
痩せた尾根沿いを行くので滑落しないよう慎重に。といっても技術を要するような箇所はありません。Jバンドからの下りは落石を落とさないようにしましょう。

Jバンド−前掛山山頂
前掛山への登りは山腹を巻くようにして登りますが結構な急登で、私の貧弱な体力が著しく損なわれました。立ち入り禁止告知板近辺は2つの非常時用シェルターを中心に休憩に適した平坦なスペースがありました。

前掛山山頂−トーミの頭
何といっても草すべりからトーミの頭への登りがきつかった。急登の連続であるばかりでなく切れ落ちた崖をのぼる感覚で、気を緩めると転落・滑落の危険があり、疲れた身体には辛い登りです。とはいえ、特段、技術を要するような箇所は無く、気を張っていれば大丈夫。途中の岩山にニホンカモシカが登山者の無事を見届けるかのように佇んでいました。その姿をみれただけでも来た甲斐があったと感じました。

写真

高峰高原ビジターセンター。右から裏に行くと大きな駐車場（無料）があります

火山レベルは1です

四阿山

小諸市街でしょうか

浅間山が見えてきました

浅間山とトーミの頭

どっしりとして雄大です

黒斑山方面への登山道

黒斑山からJバンドにかけての稜線

あれって富士山？

黒斑山頂上から浅間山を望む

浅間山ピーク。右は前掛山

彼方の奇峰は妙義山でしょうか

高山植物。名前は・・・？

黒斑山から蛇骨岳付近の登山道。気持ち良い道でした

四阿山から草津白根方面か

これはなかなか絵になります

Jバンドからの下り

賽の河原。彼方に見えるの山は・・？

今日も旅のお供は薄皮あんぱん。うまい！！

仙人岳から鋸岳にかけての岩稜。結構迫力あります

賽の河原から浅間山を見上げる

浅間山山頂方面。立入禁止にも関わらずロープを越えて登っている人が複数いました

シェルターから前掛山方面を望む

シェルターというか土管というか

前掛山

火口からは煙があがっていました

前掛山山頂。想像以上に苦労しました

手形にタッチ。それにしても皺だらけだな・・・

近くにいた方に撮って頂きました。ありがとうございました

アヤメ？

湯ノ平口からトーミの頭を仰ぐ。「これを登るのか・・・」疲れた身体には拷問

トーミの頭への登り途中。カモシカがずっと見守ってくれました

登り終えて振り返る

感想

mutsu-G

体力に自信が無い私にとっては9時間10分というコースタイムはまさに「冒険」そのもの。一年前の自分には決して歩きとおせなかっただろう距離と時間と累計高低差。それでももう一度、アルプスを初めとするいろいろな山に行きたくて、テントを持って縦走できるようになりたくて、1年半をかけて13kgを減量。就寝時と運転時と入浴時を除き足首に重りをつけて歩き、ふくらはぎの強化のため「危ない人」と白い目で見られることも厭わず通勤時駅で片足の背伸びを300回ずつ行い、大嫌いだったジョギングもあまりのスローペースに老若男女に抜かされながらではあるが10kmを走れるようになった。その甲斐あってか最近の山行では登りでばてなくなった。その実感から1年前なら迷わず浅間山荘からの往復としたであろうこの山で、迷った末に外輪山経由のコースを選んだ。
結果的には「正解」で、この時期としては暑くもなく寒くもない天候に恵まれ（展望と引き換えではあったがそれは贅沢というものだろう）何とか歩ききることが出来た。それでも浅間山本体への単調な登りは思った以上にきつく、草すべりからの最後の登りは尽きかけた体力にはめちゃめちゃ厳しかった。見守ってくれたカモシカ君ありがとう！
次はアルプスに行きたいなあ。