【愛知130山】宮路・五井・御堂・砥神 四山縦走

2008年10月02日(木) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 15.8km
• 登り: 828m
• 下り: 856m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:43

8:21 名電赤坂駅
8:37 8:37 旧東海道第36宿赤坂宿
8:58 8:58 宮路山登山口（忠魂碑）
9:39 9:39 宮路山第一駐車場
10:02 10:13 宮路山
10:40 10:40 赤坂村 三等三角点
11:14 11:39 五井山
12:34 12:34 国坂峠
12:46 12:48 分岐
13:14 13:22 御堂山
13:35 13:35 さがらの森駐車場
13:42 13:50 潮見展望台
14:00 14:10 砥神山
15:04 三河三谷駅

※このレコは2008年（平成20年）のブログ記事を再編集して2021年6月にアップしたものです。
【トラックログ】Garmin (GPS Map60cx:2007model）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート地点：名古屋鉄道:名電赤坂駅
ゴール地点：JR東海道本線:三河三谷駅

コース状況／危険箇所等

宮路山登山マップ（音羽商工会HP）
https://otowa.or.jp/application/files/9116/0688/3684/map.jpg

その他周辺情報

（宮路山）
　山頂の聖跡碑は、702年に三河国を行幸した持統天皇がこの地を訪れたと伝えられることを顕彰し、大正天皇御即位の記念事業として1916年に建てられた。重さ約3.4トンの台石は宮路山中の大沢にあった自然石で、藤原師長がこの石の上で琵琶を弾いたと伝えられることから「弾琴石」と呼ばれる。
　平安時代の歌集に宮路山のモミジが詠まれていることから、古くから紅葉の名所だったことが覗われる。※音羽商工会HPより抜粋
https://otowa.or.jp/sightseeing/宮路山

（五井山）
　地元の地名にもなっている”五井”の名は、麓にある長泉寺の境内に行基が掘ったとされる5つの井戸に由来する。

（御堂山）
　丹野城跡　1469年、三河守護 細川成之の被官 萩原芳信が敵を防ぐために全福寺の僧徒を動員して築城した。

（砥神山）
　初日の出を拝む際に金のチャボの鳴き声を聞くとお金持ちになれるという伝説を持つ山。

写真

10/2 8:18

電車で名電赤坂駅着　2009年で引退した7000系パノラマカー

10/2 8:18

駅から最初のターゲット宮路山を望む

10/2 8:21

国道1号線を横断して旧東海道へ

10/2 8:37

江戸時代からの旅籠「大橋屋」さん　2015年をもって廃業、現在は改装され一般公開している

10/2 8:50

赤坂宿の古風な休憩処で朝食

10/2 8:41

コンビニパンとドリンク

10/2 8:54

旧東海道を京都方面へ歩くと宮路山の案内標識

10/2 8:55

まっすぐ車道を行きます　ちなみに右へ行くと尾根道もある

10/2 9:25

山道に入って宮路山の頂上へ

10/2 9:48

北斜面はコアブラツツジが群生　11月には斜面が紅く染まります　向かいは展望台

10/2 9:48

北東方向に遠く巴山、その手前は鳥川アルプスの山々

10/2 9:53

山栗　収穫の季節です

10/2 10:10

宮路山の頂上　持統天皇ゆかりの石碑

10/2 10:08

霞んでますが豊川・豊橋方面の展望

10/2 10:21

アップダウンを繰り返しながら五井山へ向かう

10/2 11:06

五井山の手前で一旦電波塔の管理道に出る

10/2 11:10

舗装路を進みここから山道に入ると、

10/2 11:14

五井山の頂上です　蒲郡市街地と三河湾の展望が素晴らしい

10/2 11:16

NTTの無線中継塔（現在は撤去され更地になっている）

10/2 11:23

続いて登頂予定の御堂山

10/2 11:30

三河大島・小島　遠方は渥美半島の山々

10/2 11:52

舗装路を戻り、ここから山道を下る

10/2 11:58

山道沿いに石仏が点々と現れます

10/2 12:06

ホトトギス　”ヤマジ”とも”ヤマ”とも違うみたい

10/2 12:10

ミニ滝　その後堰堤工事があって道の様子が変わった様です

10/2 12:32

この先が国坂峠　現在は獣除けフェンスの扉がある

10/2 12:34

御堂山の登山口　こちらも今は扉があります

10/2 12:35

やや急な斜面を登って、

10/2 12:46

御堂山に続く尾根に乗りました

10/2 12:50

展望地から蒲郡市街地と西浦半島

10/2 13:13

御堂山の頂上、「丹野城址」の石碑がある

10/2 13:13

四等三角点「御堂山」363.65m

10/2 13:14

山頂から少し下った所の展望地

10/2 13:22

案内板の所から下って砥神山へ

10/2 13:23

手すりが付いた道

10/2 13:35

「さがらの森」から御堂山　teppanが小学生の頃、学校キャンプでここに来たことがあります

10/2 13:36

歩いてきた五井山が見えました

10/2 13:43

潮見展望台

10/2 13:44

旧ラグーナ蒲郡、現在のラグーナテンボスを見下ろす

10/2 13:46

砥神山と三河湾

10/2 13:48

夕陽ヶ丘展望台から蒲郡市街地と三ヶ根山

10/2 13:52

ラクダの背　砥神山に続く尾根上にある

10/2 14:01

砥神山の西峰に到着

10/2 14:02

西峰の磐座

10/2 14:01

三谷の温泉街と弘法大師像

10/2 14:04

昔山頂に神社があったそうだ

10/2 14:07

東峰には役行者像　展望も良いです

10/2 14:12

ここから下山

10/2 14:19

歩きやすい道

10/2 14:32

山麓に到着

10/2 14:37

市街地へ向かって行くと竹島が見えてきました

10/2 14:40

蒲郡はミカンの産地　江戸時代から300年の歴史がある

10/2 14:42

双耳峰の砥神山

10/2 14:51

蒲郡市街地から五井山

10/2 15:02

ゴールの三河三谷駅に到着、変化に富んだコースでなかなか面白かった

10/2 16:34

（おまけ）軒下のニャンコ

撮影機器：

FinePix S7000 富士フイルム

感想

てっぱん

ご訪問ありがとうございます。

　愛知130山ガイドブックのレポートは、公共交通機関を使ってアプローチするものが多いのですが、愛知県は東京・大阪圏と違って公共交通機関利用は不便で、teppanの場合マイカー利用のアプローチがほとんどです。そんな中で、鉄道利用で歩けるコースとして面白そうなこの縦走にチャレンジしてみることにしました。

　里山歩きは同じコースをピストンする場合が多いのですが、行きと帰りが同じコースだと新鮮味に欠けるので、なるべく周回コースになるように計画しています。公共交通機関利用なら一方通行で長い距離を歩く事ができるのが嬉しいですね。

　豊川市と蒲郡市をつなぐ稜線歩き、標高300m〜400m程度と低いのですが、どの山からも海が見えるところが素晴らしい。teppanは中でも宮路山からの展望が愛知130山の中では一番気に入っています。静岡県境の山々から渥美半島にかけて展望が開け、海に近い五井山や砥神山よりも広角に感じられる所がいいです。

　人里に近く、西日本と東日本をつなく街道筋にあるこの山域は、古から旅人のランドマークで、信仰の対象として崇められてきたことでしょう。随所で開ける展望を楽しみながら、石碑や石仏に歴史を感じながら歩いた1日でした。

　新型コロナウイルス感染症の影響でグループ登山はやり難い状況ですが、感染症が落ち着いたら、ぜひ山友と一緒にワイワイ楽しみながら歩きたいコースです。

コメント

komaki

テッパンさん、こんにちは。
三河エリアの山は、冬から春にかけて
少しずつ登るようになりまして
展望がいい山がたくさんあるなと感じています。
併せて、紅葉時期が素晴らしいだろうなと
思える山がたくさんあり、今年の紅葉は
いくつか体験したく思ってます。
ツツジの多い山は、色づきが鮮やかですね。
参考にさせていただきます。

今は営業していない旅籠のお写真など
貴重なショットですね。

てっぱん

こんにちはkomakiさん
　このレコで紹介した宮路山と五井山は人気で、２山セットで歩かれる方が多いです。宮路山の北斜面はコアブラツツジ（ドウダンの仲間）が自生していますので、紅葉時期もオススメです。この２山とも展望が素晴らしく、私は宮路山からの眺めが大好きです。小さくですが富士山も見えますよ。

　県内の山で海が見えて眺めが素晴らしいのは、静岡県境（弓張山地南部）の山々と、渥美半島の山々ですね。鈴鹿へ行くより時間が掛かりますが、一度は歩いてみる価値があると思います。