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記録ID: 32306
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

御嶽山

2008年07月12日(土) [日帰り]
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GPS
04:10
距離
6.7km
登り
884m
下り
885m

コースタイム

4:25田の原-5:43奥の院分岐点-6:05王滝口頂上奥社-6:21剣ヶ峰山頂(休憩34分)
6:55下山開始-8:37田の原
天候 晴れ(山頂部はガス)
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今回の山行は、本日午前中に御嶽山、午後に恵那山、明日午前中に空木岳、午後はロープウエイを利用して駒ヶ岳という2日で4山を登るハードな日程である。(結果的に2日目は寝坊で敗退)

先ず最初の御岳。御岳の最短ルートは田の原登山口からの王滝ルートである。恵那山までの移動時間を考慮すると9時半くらいまでに下山すればよい。コースタイムは往復5時間であるため、まだ薄暗い田の原登山口を4時半に早出した。
登山口の鳥居をくぐり、緩やかな登山道を進むと間もなく大江権現が現れる。この先から傾斜が出てくる。
登山口の鳥居をくぐり、緩やかな登山道を進むと間もなく大江権現が現れる。この先から傾斜が出てくる。
あかっぱげ。名前の通り、赤土が露出している。登山道は土留めがされて良く整備されている。
あかっぱげ。名前の通り、赤土が露出している。登山道は土留めがされて良く整備されている。
金剛童子。このあたりから視界が一気に開ける。
金剛童子。このあたりから視界が一気に開ける。
一口水と呼ばれる水場。僅かに岩肌が濡れているだけで水は無い。
一口水と呼ばれる水場。僅かに岩肌が濡れているだけで水は無い。
富士見石から見上げる。王滝頂上山荘が見えてきた。東南東を確認したが富士山は残念ながら見えなかった。
富士見石から見上げる。王滝頂上山荘が見えてきた。東南東を確認したが富士山は残念ながら見えなかった。
奥の院分岐点手前から見上げる。九合目石室避難小屋の先、中央不動、王滝頂上山荘が近い。
奥の院分岐点手前から見上げる。九合目石室避難小屋の先、中央不動、王滝頂上山荘が近い。
田の原方向を振り返る。雲は多いが気持ちの良い天気。
田の原方向を振り返る。雲は多いが気持ちの良い天気。
王滝口頂上奥社。これより上部はガスの中に入る。
王滝口頂上奥社。これより上部はガスの中に入る。
地獄谷から吹き出る火山ガスの「シューシュー」という音と硫黄臭の中を、視界が無い登山道を進むと、ガスの中から突然奇妙なモニュメントが現れた。「まごころの塔」というらしい。晴れていれば剣ヶ峰の雄大な景色が楽しめるはずである。
地獄谷から吹き出る火山ガスの「シューシュー」という音と硫黄臭の中を、視界が無い登山道を進むと、ガスの中から突然奇妙なモニュメントが現れた。「まごころの塔」というらしい。晴れていれば剣ヶ峰の雄大な景色が楽しめるはずである。
その隣には御岳教御神火祭斎場。ガスの中から色々と出てくる。
その隣には御岳教御神火祭斎場。ガスの中から色々と出てくる。
御岳神社奥宮の階段を上がると、神主が祈祷をしていた。ガスの中、幽玄な光景である。どうやら後ろにいる登山者の祈祷の様である。邪魔にならないように後ろで軽く柏手を打ち、無料のおこぼれで御利益に預かろうとする。信心深くはないのでその程度で参拝は済ませた。(が、早くも翌日この罰が当たってしまう)
御岳神社奥宮の階段を上がると、神主が祈祷をしていた。ガスの中、幽玄な光景である。どうやら後ろにいる登山者の祈祷の様である。邪魔にならないように後ろで軽く柏手を打ち、無料のおこぼれで御利益に預かろうとする。信心深くはないのでその程度で参拝は済ませた。(が、早くも翌日この罰が当たってしまう)
御岳山頂。ここで岐阜県側から縦走をしてきたという単独行の方としばらく話をした。二の池で宿泊し、今朝は夜明けからガスが晴れるのを待っているらしい。明け方はいくらか視界があったそうだ。ガスの流れは速く上空は青空が見え隠れしている。休憩がてら視界が出るのを待ったが、午後の恵那山もあるので30分程度で諦めて下山開始した。
御岳山頂。ここで岐阜県側から縦走をしてきたという単独行の方としばらく話をした。二の池で宿泊し、今朝は夜明けからガスが晴れるのを待っているらしい。明け方はいくらか視界があったそうだ。ガスの流れは速く上空は青空が見え隠れしている。休憩がてら視界が出るのを待ったが、午後の恵那山もあるので30分程度で諦めて下山開始した。
下山途中、大勢の登山者に混じって山伏が登って来た。米軍の行進歌のようなテンポの良いリズムの復唱で「六根清浄、(六根清浄)、登らせたまえ、(登らせたまえ)」と歌っていた。行進歌は兵士の士気を高め部隊の団結心(Esprit de corps) を養うと同時に、疲労を軽減させる効果があるらしい。宗教における修行も同じ様なものかもしれない。
下山途中、大勢の登山者に混じって山伏が登って来た。米軍の行進歌のようなテンポの良いリズムの復唱で「六根清浄、(六根清浄)、登らせたまえ、(登らせたまえ)」と歌っていた。行進歌は兵士の士気を高め部隊の団結心(Esprit de corps) を養うと同時に、疲労を軽減させる効果があるらしい。宗教における修行も同じ様なものかもしれない。
田の原駐車場が近くなると右側に登りでは気がつかなかった大きな崩壊地が見えた。地図には昭和59年の地震による崩壊と書いてある。
田の原駐車場が近くなると右側に登りでは気がつかなかった大きな崩壊地が見えた。地図には昭和59年の地震による崩壊と書いてある。
下山後、田の原登山口から御嶽を振り返る。山頂部分はまだガスの中の様だ。
下山後、田の原登山口から御嶽を振り返る。山頂部分はまだガスの中の様だ。

感想

下山後は靴を履き替えて直ちに移動開始。国道19号線を南下し、名古屋までの距離の短さに驚きながら、国道256号線から恵那山の最短ルートとなる広河原登山口へと車を走らせた。

午後の恵那山に続く
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-32312.html

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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