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Yamareco

記録ID: 3232253
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

斑尾山 信越トレイルの起点

2021年05月31日(月) [日帰り]
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猿山ペン太 その他1人
GPS
05:20
距離
11.2km
登り
694m
下り
690m

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:54
合計
5:39
6:21
24
プラザ前駐車場
6:45
6:45
71
7:56
7:56
11
8:07
8:15
9
8:24
8:45
9
8:54
8:54
9
9:03
9:03
60
10:03
10:03
37
10:40
11:05
55
12:00
プラザ前駐車場
コースは信越トレイルSection01の一部区間です。ロング・トレイルの起点に位置する斑尾山からはルートの全貌を望むことが出来ます
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯山市街から斑尾高原まで車で約20分。SHOPPING PLAZA前の無料駐車場に停めて登山開始。チロル前のオートキャンプ場まではアスファルト道路を歩きます
コース状況/
危険箇所等
道案内表示はよく整備されていますが、ルートが多彩で分岐も多いので、表示を見落とさないよう注意が必要です
その他周辺情報 ビジターセンター「まだらお 山の家」、信越トレイル
斑尾高原ホテル前を「登山道入口」表示に従って進む。案内表示が多いのは、見どころやアクティビティが多彩であることのあらわれ
2021年05月31日 06:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 6:31
斑尾高原ホテル前を「登山道入口」表示に従って進む。案内表示が多いのは、見どころやアクティビティが多彩であることのあらわれ
斑尾山の全容を把握できます。スキーゲレンデの斜面が数本山頂まで伸びています。これから、向かって左のゲレンデを登ります
2021年05月31日 06:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 6:43
斑尾山の全容を把握できます。スキーゲレンデの斜面が数本山頂まで伸びています。これから、向かって左のゲレンデを登ります
心地よい風が吹き上げてきて、緑のゲレンデ登高もわるくないです
2021年05月31日 06:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 6:50
心地よい風が吹き上げてきて、緑のゲレンデ登高もわるくないです
ぐんぐん高度を上げ、振り返るたびに俯瞰するホテル・ペンション街は下に小さくなっていきます
2021年05月31日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 7:12
ぐんぐん高度を上げ、振り返るたびに俯瞰するホテル・ペンション街は下に小さくなっていきます
高社山が水平方向に見えるようになってくると、上信越国境付近の山がずらりと並び立ちます
2021年05月31日 07:18撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 7:18
高社山が水平方向に見えるようになってくると、上信越国境付近の山がずらりと並び立ちます
右の方から、志賀笠ヶ岳、横手山、寺子屋峰、岩菅山、裏岩菅山、そして左の方でピラミダルな山頂を突き出している孤高の名峰鳥甲山
2021年05月31日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 7:04
右の方から、志賀笠ヶ岳、横手山、寺子屋峰、岩菅山、裏岩菅山、そして左の方でピラミダルな山頂を突き出している孤高の名峰鳥甲山
斑尾高原のホテル・ペンション街。その先に千曲川、野沢温泉方面が霞んで見えます
2021年05月31日 07:32撮影 by  ILCE-6000, SONY
5/31 7:32
斑尾高原のホテル・ペンション街。その先に千曲川、野沢温泉方面が霞んで見えます
適度な斜度で登山道が切られていて、とても登りやすい
2021年05月31日 07:36撮影 by  ILCE-6000, SONY
5/31 7:36
適度な斜度で登山道が切られていて、とても登りやすい
ゲレンデの真ん中にダケカンバがポツンと立っていました。スキー場が開かれるまで、この斜面は岳樺や白樺などの中高木林だったのでしょう。伐採を免れてゲレンデのシンボルになった?
2021年05月31日 07:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 7:31
ゲレンデの真ん中にダケカンバがポツンと立っていました。スキー場が開かれるまで、この斜面は岳樺や白樺などの中高木林だったのでしょう。伐採を免れてゲレンデのシンボルになった?
ゲレンデ最上部のリフト降り場付近。ここから道は樹林帯に入ります
2021年05月31日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 7:45
ゲレンデ最上部のリフト降り場付近。ここから道は樹林帯に入ります
尾根に出て、樹林の切れ目から妙高山が姿を現わしました
2021年05月31日 07:53撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 7:53
尾根に出て、樹林の切れ目から妙高山が姿を現わしました
静かな斑尾山頂。林の中で眺望はありません
2021年05月31日 08:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 8:10
静かな斑尾山頂。林の中で眺望はありません
信越トレイルのサインは的確で丁寧な作りです
2021年05月31日 08:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 8:08
信越トレイルのサインは的確で丁寧な作りです
山頂は大明神岳へ向かう登山道と斑尾温泉に下る登山道の分岐があって、うっかりサインを見落とし、斑尾温泉の方のルートに入ってしまいました。しばらくして気が付き山頂に引き返しました
2021年05月31日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 8:54
山頂は大明神岳へ向かう登山道と斑尾温泉に下る登山道の分岐があって、うっかりサインを見落とし、斑尾温泉の方のルートに入ってしまいました。しばらくして気が付き山頂に引き返しました
大明神岳は斑尾山からは10分ほどで着きます。野尻湖は一望。前日登った黒姫山は雲でほっかむりしていました
2021年05月31日 08:24撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 8:24
大明神岳は斑尾山からは10分ほどで着きます。野尻湖は一望。前日登った黒姫山は雲でほっかむりしていました
しばらく山頂で待ちましたが・・・
2021年05月31日 08:25撮影 by  ILCE-6000, SONY
5/31 8:25
しばらく山頂で待ちましたが・・・
残念ながら雲は取れませんでした。右に並ぶ妙高山も
2021年05月31日 08:25撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 8:25
残念ながら雲は取れませんでした。右に並ぶ妙高山も
飯縄山と戸隠山の間、雲の切れ間に鹿島槍ヶ岳がひょっこり
2021年05月31日 08:38撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 8:38
飯縄山と戸隠山の間、雲の切れ間に鹿島槍ヶ岳がひょっこり
北斑尾山は万作峠方面への分岐になっていて、味わい深いブナの尾根道になります
2021年05月31日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 9:04
北斑尾山は万作峠方面への分岐になっていて、味わい深いブナの尾根道になります
タングラムスキー場の最上部リフト降り場に出ました。すごい所までリフトを架けたものです。直下は当然、上級者ゲレンデ
2021年05月31日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 9:16
タングラムスキー場の最上部リフト降り場に出ました。すごい所までリフトを架けたものです。直下は当然、上級者ゲレンデ
ゲレンデと林で隔てられた斜面を下ります。ダケカンバの緑と白い樹皮のコントラストが美しい
2021年05月31日 09:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 9:27
ゲレンデと林で隔てられた斜面を下ります。ダケカンバの緑と白い樹皮のコントラストが美しい
ゲレンデに合流。タングラムと斑尾高原の両スキー場は相互乗り入れできるようです。共用している尾根上のスキーコースを下ります
2021年05月31日 09:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 9:34
ゲレンデに合流。タングラムと斑尾高原の両スキー場は相互乗り入れできるようです。共用している尾根上のスキーコースを下ります
タングラム東急ホテルの向こうに黒姫山。この辺りで見納めです。最後まで山頂の雲は取れませんでした
2021年05月31日 09:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 9:59
タングラム東急ホテルの向こうに黒姫山。この辺りで見納めです。最後まで山頂の雲は取れませんでした
万作峠の県道に出ました。東の斑尾高原側は新潟県妙高市、西のタングラム側は長野県信濃町。信越国境です
2021年05月31日 10:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 10:04
万作峠の県道に出ました。東の斑尾高原側は新潟県妙高市、西のタングラム側は長野県信濃町。信越国境です
しばらく車道を歩いて沼の原湿原へのトレイルに入ります
2021年05月31日 10:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 10:12
しばらく車道を歩いて沼の原湿原へのトレイルに入ります
沼の原湿原の水芭蕉は花期をとうに過ぎて、葉が大きく育っていました
2021年05月31日 10:37撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 10:37
沼の原湿原の水芭蕉は花期をとうに過ぎて、葉が大きく育っていました
新緑と青空が目にしみる
2021年05月31日 10:40撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 10:40
新緑と青空が目にしみる
ほかに誰もいません
2021年05月31日 10:59撮影 by  ILCE-6000, SONY
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5/31 10:59
ほかに誰もいません
谷筋の湿原東トレイルを緩やかに詰めていくと、林内からポンとペンション街に飛び出ました
2021年05月31日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/31 11:59
谷筋の湿原東トレイルを緩やかに詰めていくと、林内からポンとペンション街に飛び出ました
充実のトレッキングトレイルです。斑尾高原は総延長50km、斑尾山を基点とする信越トレイルは全長80km
2021年05月31日 12:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 12:00
充実のトレッキングトレイルです。斑尾高原は総延長50km、斑尾山を基点とする信越トレイルは全長80km
ペンション街は平日で閑散としていました。広い駐車場にクルマは私たちの1台だけ
2021年05月31日 12:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/31 12:02
ペンション街は平日で閑散としていました。広い駐車場にクルマは私たちの1台だけ

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

 斑尾の印象は、北信五岳の名山斑尾山、それとスキーとテニスの斑尾高原です。1970年代、過疎地脱却を目指して全国の中山間地でスキー場がオープン。折からのペンションブームとテニスブームも相まって、若者が高原リゾートに押し寄せました。リゾート法で規制緩和措置がとられ急激な開発も進み、村は経済的に豊かになる一方で、優れた自然環境が失われていったことは否めません。
 斑尾高原スキー場は1972年、タングラムスキーサーカスはバブル期1989年の開業です。斑尾山の標高はあまり高くないのに北信五岳に名を連ねるのは、里地からの距離が近く他の山と同じ高さに見えるからだと聞きます。里に近ければアクセス道路整備に比較的コストがかからない。しかも、標高1000メートに広がる冷涼な高原台地ですから、斑尾がリゾート開発の先駆となったのは肯けます。
 その頃ブームを作った団塊世代は今、スキー、テニス、ゴルフを離れ、山歩きに向かっています。斑尾はこの流れをいち早くとらえて、トレッキングルートやビジターセンターを整備するなどして新たな魅力を加えています。また「ロング・ディスタンス・ハイキング」という、これまで日本にはなかった自然の楽しみ方、歩き方も積極的に発信しています。エリア固有の自然を中心に据えるリゾートの再構築と言えます。これは、湿原、池沼、原生林など変化に富む自然を長く大切にしてきた地域の歴史に沿うものだと思います。

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