金時山・明神ヶ岳


- GPS
- 06:34
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 947m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
10:25 金時山 (小休止 11:00出発)
11:38 矢倉沢峠
13:35 明神ヶ岳 (昼食 14:37出発)
15:08 宮城野への分岐
15:56 宮城野バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山口まで 車の場合、登山口のある金時神社までアプローチは非常に容易。ただ、有名観光地なので交通量が多く、ハイカー・観光客合わせて人通りも多いので注意が必要です。 金時神社に無料駐車場有り。収容台数は15台といったところ。ここにはトイレもあります。日曜日の9時過ぎ到着で既に一杯。さすが人気の山です。神社入口にあるゴルフ練習場の脇と神社鳥居脇にも駐車場がありますが、こちらは有料で500円。それぞれ十数台とめることが出来ます。無料駐車場脇の車道から神社境内に行くことが出来ますが、ここにも駐車スペース有り。無料です。 午後遅くなると国道1号線の大平台辺りから箱根湯元までよく渋滞します。特に観光シーズン、小田原方面へ帰る場合は大渋滞覚悟です。 2.登山道 公時神社から公時宿り石付近までは樹林の中のゆるやかな登り。地図上では行程の半分くらいの距離にある宿り石ですが、ここからが登山本番。傾斜が一気に増し山頂まで樹林の急登が続きます。右手に矢倉沢峠からの道を合わせると山頂まではCTで30分程。この辺り泥濘の悪路。特に下り時、霜柱が融けだしてドロドロになると本当に滑りやすいです。 金時山山頂からは西〜南方面の展望が開けていて、特に裾野を広げた富士山は見事。山頂には有名な金時娘のいる金時茶屋と金太郎茶屋の2件の茶屋があります。トイレ有り、協力金30円。 金時山から明神ヶ岳への縦走路はしっかり整備されていますが、CTは2:45と長く、アップダウンも多いコースなので結構歩き応えがあります。矢倉沢峠までは泥濘の多い下り。そこから背丈の倍はある笹原の中の登り道。小ピークなどで展望が開けて金時山や富士山が望めます。火打石岳の手前辺りから笹原を脱し、登山道は樹林の中へ。火打石岳は北面を巻きます。この辺りから明神ヶ岳が見えますが、山頂はまだまだ高く遠い。もうひと頑張りで明神ヶ岳山頂へ。縦走路は基本的に笹原もしくは樹林の中ですが、時折展望が開け、しかも時折見える風景がまた素晴らしいので励みになります。 明神ヶ岳は広い山頂。地面がむき出しで泥濘が酷いのが難点。しかし富士山をはじめ、箱根・丹沢・小田原方面の展望は最高です。 山頂から宮城野までは樹林の下り。明神ヶ岳登山口から宮城野バス停までの間も案内板が多いので迷うことはありません。 3.その他 この日は頂上を含めてどこにも雪がありませんでしたが、この季節、軽アイゼンを携帯した方が安心だと思います。(以前、乙女峠から金時山に登った時、鎖場で登山道がツルツルに凍っていて役にたったことがあります) 4.バス事情 有名観光地だけあってバスも本数が多く便利です。今回歩いた縦走路と平行して国道138号線が走っており、バスも運行しています。宮城野バス停から金時神社入口バス停まで帰るには一度仙石バス停で乗り換える必要があります。(本数は少ないですが御殿場行きなら乗り換えなしです)10時から15時の間は10分間隔で運行。16時台は5本、17時台は4本、18時から21時は2,3本と遅い時間ほど本数が少なくなります。ちなみに仙石バス停から金時神社入口までは本数が少ないので、この区間は歩いて帰りました。 |
写真
感想
今年もどこか雪山へと思っていましたが、天候やら仕事やら都合がつかず、結局登ることが出来ませんでした。27日、29日も仕事があり、時間の空いた日曜日。せめてどこか近場の山でも・・・ということで金時山へ。ただ、金時山の往復だとちょっと物足りない気がしたので明神ヶ岳まで足を伸ばしてみることにしました。
のんびり家を出たせいもありますが、公時神社の無料駐車場は既に満車。登山道にも外国人、家族連れ、歩き始めて早々に休憩している人などがいて、普段の山とは少し違った雰囲気です。
金時山の登りは結構急。すぐに暑くなり、来ていたアウターは早々とザックの中へ。一汗かいて山頂にたどり着くと、正面に裾野を広げた大きな富士山。前回登ったときは雲の中に隠れていたので、初めてみる姿に思わず感嘆の声が出てしまいました。ここから見る富士山はとにかく近くて迫力満点。そりゃ人気なわけです。
金時山から明神ヶ岳への縦走路は、金時神社からの登山道とは全く雰囲気が違います。あれほどいた登山者も、このコースで出会ったのはわずか数人。冬の低山らしい静かな山歩きが楽しめました。しかしこのコース、CTで3時間弱と結構長い。実際なかなか歩き応えのあるコースでした。明神ヶ岳も展望に優れた素晴らしい山頂。ついでに明星ヶ岳まで歩こうかとも思いましたが、暗くなるのと、バスの最終が気になってそのまま下山しました。
正直、観光地の低山とタカをくくっていたのですが、コースも長く、何より景色も最高、充実感の感じられる素晴らしいコースでした。
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