日本国 4コース完全踏破

2021年06月06日(日) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,049m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:01

5:50 小俣登山口
6:28 6:28 沖見休憩所
6:44 6:45 蛇逃峠
7:02 7:17 日本国
10:29 10:30 日本国
10:52 11:00 蛇逃峠
11:28 11:33 蔵王堂登山口
11:51 小俣登山口

コース状況／危険箇所等

■小俣コース
新潟県側。一番のメインルート。急登もなく、コースは非常によく整備されている。

■早沢コース
山形県側。完全に廃道。基本は尾根の一本道。

■中の俣コース
山形県側。危険個所は無く道もしっかりしているが、とにかく樹林帯のつづら折れ急登が山頂まで続くスーパーハードなコース。

■蔵王堂コース
新潟県側。小俣コースからの周回としてよく紹介されているが、実際には階段つづら折れの連続でかなりハードなコース。下りに使うと膝に来ること間違いなし。

その他周辺情報

電波状況： docomo:88% / au:60% / softbank:64%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=0VOVeTtVxQ

写真

6/6 5:33

駐車場。舗装で立派。

6/6 5:35

旧小俣小学校の敷地をそのまま利用しています。水道、トイレも完備され登山基地としてはカンペキ。(笑)

6/6 5:46

さて、一番のメインルート、小俣小学校コースよりスタートです。ただしここは新潟県、やまがた百名山としてカウントするのに少しだけ躊躇が伴う。

6/6 5:57

とても整備の行き届いた、歩きやすい道が続く。

6/6 6:00

斜度も丁度良い感じ。見事に歩きやすく整備されている。

6/6 6:24

展望台らしきベンチを発見。左を見てみると、、

6/6 6:25

おー、すげーー。粟島が目の前に、さらに奥には佐渡島と能登半島も望めました。絶景なり。

6/6 6:43

さらに進んで階段を上ると、、

6/6 6:44

展望台にとうちゃく。ここからは以東岳、飯豊連峰が良く見えました。 (朝日連峰は縦位置なので以東しか見えない)

6/6 6:57

あとは山頂までひと登り。

6/6 7:00

ついたー。山頂ー。イイ感じに景色も望め、歩きやすく、楽しい道でしたね。

6/6 7:01

一応、県境。でも登ってきたのは新潟県側。

6/6 7:04

「村上市」って書いてあるし。

6/6 7:18

さて、山頂で休憩でもしようかとあたりを見回していると、森の中に続く意味深な道を発見。誘われるように中をのぞくと、、、

6/6 7:18

古びた看板を発見。なんじゃこりゃー。小名部ということは山形県側？？

6/6 7:19

ここを踏破すれば、自分の中で心置きなく「やまがた百名山、登頂！」と言うことができるのではないか。

6/6 7:23

しかし、地形図の破線も、ヤマレコの足跡もない。あるのは薄ーい踏み跡のみ。かなりミッションインポッシブルな雰囲気が漂う。大丈夫か？

6/6 7:39

悩んだ挙句、決行を決意。かなり慎重に、道を確認しながら進む。

6/6 7:48

しかし想像以上にヤブ。3回くらい本気でルートロストした。

6/6 8:15

基本は尾根道なのでそれに沿っていけばOK。たまにピンクテープもあるが変なところについてるのもあった。

6/6 8:32

なんとかかんとか、ようやく林道が見えるところまで来た。

6/6 8:33

無事、着きました。ミッションコンプリート。

6/6 8:40

林道を進むとすぐに国道345号。

6/6 8:45

達成感。これを待っていた。

6/6 8:52

あとはロードで戻ります。途中、小名部の集落を通った際に気さくに声かけてくれたばあちゃんの言葉、全然聞き取れねがった。

6/6 9:06

ロードより山頂方面。

6/6 9:09

ん、何かある。「中の俣コース」？ 知らなかった。調べたらこれも山形県側じゃないか。最初からこのルート来ればよかったじゃん。どうする？見なかったことにする？

6/6 9:37

悩んだ挙句、決行を決意。(本日2回目のセリフ)

6/6 9:40

ただ、これを登ると完全に1日2回登頂になちゃうよ。

6/6 9:47

「まあいいや」が出来ない、めんどくさい自分。

6/6 9:50

さて、決めたからには登りますよ。ただこのコース、めっちゃハード。つづら折れ急登が頂上まで容赦なく続く。七曲りって書いてあるけど多分50曲がり以上してる。

6/6 9:52

つづらー

6/6 9:53

おれー

6/6 10:03

ここで一段落するかと思ったら、その後も容赦なく登りは続いた。

6/6 10:21

クマさんも滑る。

6/6 10:23

滑りすぎですよ！クマさん！

6/6 10:28

で、ようやく、、

6/6 10:28

登頂。本日2度目。ただ混んでてさらにめっちゃタバコ臭かったので一瞬でスルー。

6/6 10:39

見晴らし台まで来て、ここで大休憩としました。

6/6 10:59

あとはこの蔵王堂ルートを下れば無事終了だけど、ゴールが真下に見える。

6/6 11:01

ということは、、やはりハードな下りのルートですね。階段、つづら折れが延々と続く。

6/6 11:05

グイグイ下りますよ。小俣コースの至れり尽くせりとえらい違い。

6/6 11:07

看板ジャマ！

6/6 11:18

ようやく下りきったかな。

6/6 11:27

蔵王堂とうちゃく。

6/6 11:31

そして、無事登山口へ。あとはロードを少し歩いて駐車場に戻ります。

6/6 11:38

日本国。

6/6 11:43

ここにも。

6/6 11:47

ここにも。

6/6 11:47

ここにも。

6/6 11:48

そして、ゴール。お疲れさまでした。

6/6 19:21

最後はやっぱり、、、。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX7 SONY

感想

へろぞー

やまがた百名山チャレンジとして訪れた「日本国」。ただ県境に位置する山で、メインのルートは基本全て新潟県側から。別に新潟県側から登ったからってダメなことは何もないんだけど、出来れば山形県側から登りたかったなという気持ちも少しありつつスタートした。

一番メインの小俣ルートの道は非常に良く整備され、とても登りやすい道。途中、左手には粟島、右手には朝日連峰、飯豊連峰も見えたりして「良いルートだなー」と感心しながら無事山頂に到着。

このまま少し休憩して、蔵王堂ルート(これも新潟県側)で下山しようと計画していたが、山頂付近の森の中でたまたま気になる看板を発見。そこには「小名部」の文字が。
調べると山形県側に下るルートのようだ。ここを踏破すれば心置きなく「やまがた百名山を踏破した」と言えるのではないか。さっきまでの違和感がここで一気に払しょくされ、もうどうにもこうにも行かざるを得ない気持ちにになってしまったのだが、ただ状況はかなり厳しい。地図を見てもそのルートの存在も何もないし、ヤマレコの足跡もない。あるのは薄い踏み跡とあまりあてにならないピンクテープのみ。
行くのか？行かないのか？

しばし迷った挙句、決行を決意。ただGPSナビの無いヤブルートなので、とにかく慎重に、ピンクテープを頼りながら、少しずつ、少しずつ高度を下げていく。結果的に無事登山口に到着出来たのは自分でもびっくりした(笑)。最悪、どこか変なところに下りても全然おかしくない状況だったので。

で、ぐるっと回って帰ろうとしたら、途中に「中の俣ルート」の看板を発見。こればっかりは完全に自分のリサーチ不足だけど、これが山形県側のメインルートだったみたい。そうなるとこれも登らんないよなー、と。

というわけで結果的に一日二度登頂、4コース完全制覇と相成りました。運が良かったのか悪かったのか。でも「日本国」という山は思う存分満喫できた気がします。

ひとつ気になるのは、山頂から県境沿いに海に向かって進むルート(桂谷線)というのがさらにあるらしい、ということ。詳細は不明。