「夏の日の2999」…千葉より愛を込めて剱岳へ、日帰りで(笑)


- GPS
- 11:50
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,347m
コースタイム
3:09馬場島荘前公共駐車場
3:38ベンチ(1,000m道標)
4:50 1,600m道標
6:28早月小屋
7:38 2,600m道標
9:21-9:48頂上
11:09 2,600m道標
12:07早月小屋
13:24 1,600m道標
14:31ベンチ(1,000m道標)
14:59馬場島荘前公共駐車場
天候 | 天気予報は晴れ、登るにつれて雨が降り始め一時かなり強くなりガスガスに、下山中に雨は上がりました(泣) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは馬場島荘前にあります。 危険箇所は2,800mから頂上までの鎖場がメインだと思います、数回横バイしないといけない箇所と長い鎖のアップダウンありますので荒天時などは注意が必要です。 (ボルトの足場があるところが核心ですかね、見た感じ滑落したら助からないように思えました、その他すれ違いもしっかりと譲り合う必要があります。) その他は長い尾根ですが充分整備されています。 (道標も200mピッチでありますのでいい目安になると思います) 馬場島荘では日帰り入浴ができるようです(温泉かどうかは確認を取ってはいませんが) |
写真
感想
それは先週に色々と考えて決めたことであった。
前のレコにアップした広河原よりの北岳日帰り、登りでバテたものの自分的にはちょうどいいくらいの感じの山行だった・・・下山時に右ヒザ強打による打撲が誤算、数日は(今でも)曲げると痛い、触る(何が当たる)と痛い、でも土曜くらいには何とか正常気味になってきてました。
そして先週の土曜は午前中で仕事終わり、日曜もフリー、当然どこかの山に行くべく算段してる中で今の時期にこそやりたいロングランを考えている中の1つのプランに「早月尾根からの剱岳日帰り」がありました。
ただ千葉南部に在住してるワタクシにとっては早月尾根登山口は遠い、ちょうど520kmあります、いつものように仕事終わってからの深夜移動弾丸だとちょっとキツイ、そして午前中で仕事の終わる先週の土曜・・・もう行くしかないでしょ!
途中、アウトレット覗いて靴を購入、というのも今の靴(チョイ前に購入した)がどうもかかとの部分が合わず靴ズレを起こしてしまいます、短時間ならいいんですが長時間大丈夫なのが欲しいと思ったらちょうど履き心地抜群のを発見、今回はウェアとともに迷わず購入、そのまま夜まで履いて慣らしました(笑)
途中、長野のPAでソバ食べて日本海へ北陸自動車道走りだいたい20時とかには迷うことなく馬場島駐車場に着きました。
ここでアラームセットして缶ビール飲んで就寝、さすが人気の登山口(?)なのか深夜にも多くの車が入ってきました。
今回はちょっと夜明け前スタートを考えて朝2時過ぎに起きて朝3時過ぎにヘッドライト付けてのスタートです(先行者や準備してるかたがいたため気分的に楽でした)
最初の入りは飛ばさないようにして押さえ気味にしました、というのも先週の北岳はかなりのハイペース(マップタイムの50%〜60%)でガンガン登って最後の登り詰めで足が出なくなったので今回は先も長いのでゆっくりと1日を考えての登りとなりました。
だんだんと夜が明けていきますがなんだかあまりよくなさような天気です、前日の天気予報で晴れだっただけになんかイヤな予感???
・・・とのうちに雨パラパラ降り始めました(号泣)
本当に予報を変える(特に北アルプスはヒドイ)男です。
だいたい3時間ほどで早月小屋に到着、ちょうど前日に宿泊されてるかたがたもいて頂上アタックのされてるかたがここから増えてきました(下山者も多くいました)
もうこの先はかなりの雨、悔しいけどザックの1番下にあるレインウェア着て頂上に向かいます、もう止まないでしょう(泣)
2800mからの鎖場も慎重に進みガスガスの中通り過ぎようかなと思った場所が頂上でした(笑)
ものすごい視界の悪さを寒さでしたがここにたどり着いた達成感が・・・なんだかあんまり湧きませんでした(笑)
頂上で写真撮って、パン食べようと思いましたがあまりに寒いのでメールなどしたりしてから下山開始しました。
さすがにこの天候だ打撲した右ヒザがジンジンし始めます、痛めないように気を使いながら下山しました。
この尾根の真骨頂は下りですかね、とにかく長い長い下り、自分は下りはけっこう得意なんですがさすがに最後のほうは足が出なくなってきちゃいました。
そういえばお腹も空いてきましたがザック降ろすの面倒なんでそのまま駐車場までゼリーとかで凌いで転んだりすることもなく無事に下山してこれました。
新しい靴の試運転(というにはかなり酷使)の具合もなかなかよかったです。
さて下山したはいいがここからが長い、また520kmを運転して帰宅、翌朝もちろん仕事です。
途中妙高高原あたりの渋滞にハマリ、関越の「40km100分」とかの案内を見てノンビリ温泉入って渋滞解消待ってから帰宅することにしました。
向かったのは上信越の更埴から南下したところにある戸倉上山田温泉です。
ここは数年前に共同湯を全部1日で入り倒したことあり今でもちょこちょこ来ます。
中でも素朴で大好きな「国民温泉」と「戸倉観世温泉」に入って体を温めて休めてから途中のPA2回ほどちょい寝してから朝1時30分くらいに帰宅しました。
翌日(今日は)なかなかきついかなと思いきや意外と快調、このレコ書きながら明後日くらいならまたチャレンジしてみたいななんて妄想なんぞしてます(笑)
さて次はどこ行こうかまた今週も悩もうと思います、雨を連れての山行になることと思いますが(笑)
drunkyさん、こんばんは(^^)
黒戸尾根日帰りはよく目にしますが、早月尾根とは、、、
さすがdrunkyさんですね
こちらはあまり詳しくはないのですが、別山尾根と比べて危険度はいかがなのでしょうか
しかし、あいにくの天気でしたから新靴の様変わりが半端ないですねw
尾瀬のワタシ以上かと
戸倉上山田、、、ステキなお湯ですよね
いつもながら山以外もバッチリ満喫されているあたりがdrunkyさんらしいですね
ワタクシ、別山尾根を知らないので(笑)何とも言えませんがこの早月尾根は鎖場もそれほど難易度は高くないです、妙義山をフィールドにしてるkamaさんならなんなくいけると思います、ただロングルートなのは間違いありませんが!
靴、もはやボロボロですよね(笑)
・・・購入時に「明日の早朝に剣岳日帰りでこの靴で登ってきます!」と話したら???の顔されましたよ
下山してからの戻りのルートハンパなく長かったです・・・温泉でさっぱりして休み休み帰らないともうもちませんので
この温泉地、何気に素晴らしいやさしい硫黄泉でいいですよね、奥のエリアはまたディープな温泉街でもありますけどね!
次はノンビリとした登山挟んでから夏休みに突入したいと思います。
kamaさんのロング夏休み縦走レポ楽しみにしてますね
やってしまいましたね
早月日帰り!!!
でも、drunkyさんなら余裕に感じられました
私も体力ある内にもう一度チャレンジしてみたいです
やっちゃいました(笑)
HIDENORI-Tさんもこのルートチャレンジされましたよね、仲間になれましたよ!
あのHIDENORI-Tさんの直近のレコ見たら僕なんてまだまだ体力なんてないほうですよ、僕ならもうめげてたことと思います。
自分でも時間あり、天気もよし、体力もまだあるうち・・・という条件で急遽以前から興味津々だったこのルートチャレンジしてみました。
体力的にはなんとかなりましたが、なんたる悪天候、他のかた剱岳のレコ見てあの景色の素晴らしさ・・・まあこんなもんでしょう(泣)
そういう意味ではまたリベンジかななんて考えてます、いい自分試しできるコースだと思いましたが・・・遠いなあ
今晩は、drunkyさん
剱、日帰りとは、お疲れ様でした
東京湾から日本海へぶち抜ける距離ですネ
足の負傷が癒えない状態でよく完登して
無事下山されました
雨、ガスで展望に恵まれず残念でした
お
タフ、タフですネ
こんばんは raubouといいます。
相変わらず、タフな山行してますね〜
その体力をすこ〜しだけでも分けてください。
折角の早月尾根、お天気が残念でしたね。
剱岳に恋焦がれて千葉から520kmですか?熱い!熱いですぜ!!
僕なんて52kmですが未登頂です。
思いは負けないんですけどね〜。 体力が・・・
drunkyさん、体力わけて〜
drunkyさん、こんばんは。
無事に帰宅出来て、本当に何よりでした。
ハードスケジュールに加え悪天候の中、弾丸日帰り剱岳。すご過ぎです。
そう、すごいを通り越しています。
山でお会いしたdrunkyさんだからこそ、正直に言わせていただきます。
「今回の山行は、かなり無謀に近かったですよ。」と。
同じことを10回やったら、1回くらいは何かが起きそうに思います。今回が、その1回じゃなくて、本当に良かった。
山仲間からの勝手なお願いです。
今後、同じような山行をされる場合は、どうか前泊することを考えてください。
興醒めするコメントですみませんでした。
kinoe
ホントにどんだけ体力あるの
って感じですね。
新しい靴でこの山行とは・・・
ホントにご無事で何より。
たまには、まったり山歩きでも良いような気もしますが・・・。
今週末晴れますように
ついに行っちゃいました
以前から憧れてたこの尾根登りですのでここがチャンスとばかりに行きましたがとにかく日本海が遠い(笑)
登りの最初はまさか雨降るなんて思ってなかったんですよ
・・・だんだんポツポツ、そしてザーザーと
帰りは渋滞してるのわかってたんでノンビリ休憩挟んで帰ってきました。
翌日以降の感覚では思ったほど足にダメージありませんでした、でも試練という言葉の似合う尾根でしたよ
その日よりも昨日の仕事(道路関係の工事業務)で夜寝られないくらいに火照ってました(あの炎天下で150℃の材料を均すんですから当然ですが
・・・缶ビール数本飲んでも飲んでも暑くて暑くて、この時期は早月尾根日帰りよりもきついかもなんて感じました、今日も明日もですが
ご無沙汰してます、焼岳ですれ違って会話して以来ですね(笑)
実は確か焼岳のレコに「立山方面によく出没してますので会ったらよろしくお願いします」なんて書かれてたのを思い出してどこらへんを登られてるのかな?なんて思いそちらのレコにお邪魔したらなんとその日に剱御前に登られてたの知り思わずコメントさせていただきました
・・・だいぶ近いニアミスでしたね(笑)
早月尾根、小屋までも標準コースタイムが5時間半・・・並みの山ならほとんど頂上まで行ける距離ですよね、尾根の長さをしりました。
でもすごくきれいに整備されてるので非常に登りやすかったです、雨&ガスガスでなければ絶対忘れられない山行になったことでしょう
52km、うらやまし過ぎですよ、いいなあ
体力だけがなんだかとりえのワタクシです、体力少しわけますので僕にraubouさんの知力少しわけてください
これかれもまだまだ暑いですが楽しい山登りお互いしてきましょうね
コメントどうもありがとうございます。
今回は土曜が午前中で仕事終わり準備もしてあったので帰宅して即出発できたので登山口には20時くらいには到着できました(いつもだとこの時間に出発が多いです)
そんなわけで車で気分よく(暑かったですが)たっぷり睡眠できたので運転の疲れもほとんどなく登ることができました!
確かにあの距離10回運転したら1回くらい事故起こしちゃうかもしれませんね、その時の体調にもよりますが・・・今後はもうちょっと無理しないようにしようかななんて考えてます
実際に1日半あってもこれぐらいの距離の移動がソロでは限界かなと思いました、できれば前泊よりも下山後泊まり翌日帰宅できると安全かななんても思いましたね!
まあ、なかなかこの距離移動&ロングランはなかなかできないと思いますがこれからも山楽しんで行きたいと思います。
助言どうもありがとうございました
もう、なんだかレースに参加する選手のトレーニングみたいな感覚になっちゃってますね、暗い中から純粋に自分との戦い・・・なかなか楽しかったですよ
靴、もはや新品も面影がどこにもありません(泣)
途中の雨により下山時はもう田んぼ状態、ダートコースになっちゃってましたね
フフフ、今週末僕が
・・・レインウェアの用意しておきましょうね
いや〜、凄いですね〜!
私も3年前の9月に早月尾根日帰りしましたが、この悪天候の中3時前に帰還とは凄いスピードですね
この尾根の真骨頂は下り・・・まさにそのとおりですね。私も下り、好きなほうなのですが、ここの下りで一度膝を壊しました
登りの鎖のトラバース、最後のボルトのところ、私も躊躇しました。帰りはあっけなく戻れたのですが・・・
3年前と比べて体重が大幅増加しているので、もう自分では二度とできないなあとは思いつつ、drunkyさんのレコでいろいろと記憶がよみがえってきて大変懐かしく拝見しました。
ありがとうございました&おつかれさまでした
コメントどうもありがとうございます。
こちらのレコよりもyamahiroさんの自宅から高尾山(2日間で90km)のほうが僕にははるかに衝撃的な内容に思えましたよ(笑)・・・世の中には恐ろしいことできるツワモノいるんだなって驚きましたので
ここの下り、富士山の下りよりも長いですもんね、それも延々と急なんでさすがにヒザを労わりながらでないといけなかったのでスピード落とし気味にしたくらいです(まあ右ヒザの打撲完治してないのもありましたが)
鎖場は霧の中だったためそれほど高度感もなく進んでしまいました、もし晴天で下がはっきり見えたら足がすくんだかもしれません
yamahiroさんならまだまだ行ける尾根だと思いますよ(笑)
ただ行くまでが遠いですね、近ければいいトレーニングコースにしちゃうんですけどね
今週はゆるい散策程度にしようかなと思ってますが・・・やはりまた変な方向に進んでます
早月尾根・・・・天候無視して登って景色は見えず、おまけに川のような登山道を駆け下りて////!
救いは危ないトラバースで足元の谷底が見えなかったのと、雨がすごくて靴がきれいに洗えた(笑)だけでした!
その後の新穂高からの穂高三座を白出沢日帰りも拝見しました!
すごい体力・気力に脱帽です!富士弾丸登山なんて足元にも及びませんね!
昨今問題になってる実力も判断力もない人たちが起こす遭難の数々・・爪の垢でも煎じてやりましょう!
訪問&コメントどうもありがとうございます!
ワタクシの早月尾根も思い返すとただ剱岳のピークを踏んだという思い出のみです、天気予報はよかったのに何で?って思うくらいでしたね
あのヨコバイ、落ちたらヤバイって感じ直感でわかりますよね、ガスガスでしたが何やら高度感を肌で感じました、僕もnekojigenさんと同じような登山となりました。
実は穂高のほうは1泊1年ぶりに山小屋宿泊(それもヒドイですが)してたっぷり楽しもうかと思っていろいろな候補決めてたんですが翌日も休みなんでキッツイの1回やろうと思ってチャレンジしてみました。
エスケープとしてもしバテたら前穂はあきらめる、前穂からの戻りでバテたら山小屋宿泊でもOKのその2つで自分と相談しながらのチャレンジでした・・・結果は大丈夫、無事に下山できてよかったです。
今レコあげたばかりですが那須岳を土曜に登ってきましたが降りて1時間せずにあのあたりは雨となりました、途中で結構薄手の軽装のかた見かけましたが大丈夫だったかなと軽く心配です。準備は臆病なくらいしとくに越したことありませんよね、これからもお互いに楽しく山やりましょうね
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