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Yamareco

記録ID: 3320238
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

平標山と仙ノ倉山

2021年07月03日(土) [日帰り]
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hidekazu その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:49
距離
14.7km
登り
1,318m
下り
1,305m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:03
休憩
0:31
合計
6:34
4:26
4:26
43
5:09
5:13
28
5:41
5:47
46
6:33
6:34
21
6:55
6:58
25
7:23
7:23
29
7:52
7:58
31
8:29
8:29
23
8:52
8:52
28
9:20
9:31
37
10:08
10:08
49
4:23駐車場-5:09鉄塔-6:55平標山-7:51仙ノ倉山-9:19平標山の家-10:57駐車場
天候 曇り時々晴れ
ほぼ無風で蒸し暑い
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の有料駐車場を利用。出発時(11:30頃)でも空きは十分だった。到着時(3:39頃)の気温17℃、出発時の気温23℃。駐車場にはきれいなトイレと、登山靴の洗い場あり。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になかったが、梅雨の時期の為か、各所に水たまりがあり通過時に気を使った。また、場所によってはブヨ?のような虫が多く、刺されると大変にかゆい。要虫刺され対策。
しゃくなげ
2021年07月03日 05:34撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 5:34
しゃくなげ
松手山から平標山の山頂方向
2021年07月03日 05:44撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 5:44
松手山から平標山の山頂方向
ウラジロヨウラク
2021年07月03日 05:52撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 5:52
ウラジロヨウラク
ハクサンチドリ
2021年07月03日 06:09撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 6:09
ハクサンチドリ
コバイケイソウ
2021年07月03日 06:12撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:12
コバイケイソウ
ヨツバシオガマの群落
2021年07月03日 06:28撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:28
ヨツバシオガマの群落
ヨツバシオガマ
2021年07月03日 06:32撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:32
ヨツバシオガマ
平標山の山頂へ続く稜線
2021年07月03日 06:34撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:34
平標山の山頂へ続く稜線
オノエラン
2021年07月03日 06:44撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:44
オノエラン
振り返ると苗場山が見えた
2021年07月03日 06:44撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:44
振り返ると苗場山が見えた
平標山山頂
2021年07月03日 06:56撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 6:56
平標山山頂
平標山山頂から見た平標新道
2021年07月03日 06:59撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 6:59
平標山山頂から見た平標新道
ハクサンイチゲは終盤
2021年07月03日 07:04撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 7:04
ハクサンイチゲは終盤
仙ノ倉山を目指す
2021年07月03日 07:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 7:07
仙ノ倉山を目指す
ハクサンコザクラ?
2021年07月03日 07:21撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 7:21
ハクサンコザクラ?
東芝ランプが倒れていた
2021年07月03日 07:29撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 7:29
東芝ランプが倒れていた
仙ノ倉山を目指す
2021年07月03日 07:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 7:49
仙ノ倉山を目指す
仙ノ倉山山頂
2021年07月03日 07:53撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 7:53
仙ノ倉山山頂
雲が湧く
2021年07月03日 07:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 7:57
雲が湧く
きれいな稜線
2021年07月03日 08:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 8:00
きれいな稜線
ハクサンイチゲと稜線
2021年07月03日 08:01撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 8:01
ハクサンイチゲと稜線
ヨツバシオガマはあちこちで咲いていた
2021年07月03日 08:02撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 8:02
ヨツバシオガマはあちこちで咲いていた
快適な稜線歩き
2021年07月03日 08:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 8:02
快適な稜線歩き
ヨツバシオガマと稜線
2021年07月03日 08:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
7/3 8:13
ヨツバシオガマと稜線
快適な木道歩き
2021年07月03日 08:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/3 8:16
快適な木道歩き
チングルマの時期は終了
2021年07月03日 08:49撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 8:49
チングルマの時期は終了
上から見たコバイケイソウ
2021年07月03日 08:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
7/3 8:58
上から見たコバイケイソウ
コバイケイソウもあちこちで咲いていた
2021年07月03日 08:58撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
1
7/3 8:58
コバイケイソウもあちこちで咲いていた
池塘と手前にワタスゲ
2021年07月03日 09:01撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 9:01
池塘と手前にワタスゲ
タニウツギ
2021年07月03日 09:09撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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7/3 9:09
タニウツギ
平標山の家
2021年07月03日 09:20撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 9:20
平標山の家
平標山の家にあったニッコウキスゲのつぼみ
2021年07月03日 09:31撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
7/3 9:31
平標山の家にあったニッコウキスゲのつぼみ
ギンリョウソウ
2021年07月03日 09:43撮影 by  RICOH WG-6 , RICOH
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7/3 9:43
ギンリョウソウ

感想

登山口の有料駐車場には3:39に到着。先客は5台程度と少ない。日の出の早い時期だがさすがに4時前では暗く、ライトを点けて食事と準備をする。4:23に行動開始したが、既に明るくヘッドライトは不要だった。今回も松手山に最初に登り、平標山と仙ノ倉山を往復後、平標山の家に降り、さらに林道へ下るコースを選んだ。

松手山への登りはいきなり急登。まだ暗いので気温は低いはずだが、湿気が高くて2人とも歩き始めて15分ほどで汗をかくように。樹林帯歩きが続くため風は全く吹かず、行動時間と共に暑さを感じるように。ここの登りは涼しい時間にこなすのが良いとは言え、やはり梅雨の時期は暑い。45分ほど登って鉄塔に至り、ここで今日最初の小休止。水分を補給する。ここまでくれば一部展望も得られるので、一番しんどい部分は抜け出した気分。花もしゃくなげやサラサドウダンなどが見えるようになり、登山道が賑やかになる。松手山を過ぎると更に様々な花が見られるように。ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、コバイケイソウなど。特にヨツバシオガマは各所で咲いていて、今日一番目立った高山植物だったように思う。樹林帯を抜けてそよ風程度なら体に当たるようになり、大汗を絞ることはなくなったが、その代わり、虫の大群に悩まされることになった。2人共頭の周辺に無数の虫がたかり、うっとうしくて仕方ない。一応出発時に全身に虫除けスプレーをかけてはきたが、結局のところあまり効果はなかったようで、Zさんも自分も顔や耳を何箇所も刺された。これを書いている今も耳がかゆいし、少し腫れもある。この時期の登山は虫対策が必須と痛感。

大量の虫に辟易しながらも進む。平標山の山頂直下まで上がるとしつこくて悩まされた虫の大群も消えて、快適に歩けるようにはなったが、今度はガスがかかってしまい展望が効かなくなった。6:55に平標山の山頂に到着。ガスで周囲の展望はほぼないが、平標新道の方向だけはうっすらと一瞬だけ見ることができた。池塘があってきれいなところだが、今日は仙ノ倉山をこれから単純往復する。平標山の山頂から少し下ったところにあるベンチに座って大休止。ここは虫の大群もなくてゆっくり休憩することができた。

休憩後は仙ノ倉山に向けて行動開始。生憎のガスで展望はなかったが、時折ガスが取れ、稜線が見える瞬間はあった。ただカメラを取り出して撮影しようとすると、既にガスがかかってしまうくらいに短時間しか稜線を見ることはできなかった。展望がなくてもこの稜線はお花畑がこの時期はあるが、今回期待していたチングルマは既に終了の状態だった。花びらがなく、かといって綿毛にもなっておらず、中途半端な状態。7月上旬にこのエリアでチングルマを見るのは、時期的に遅いのかもしれない。少しがっかりはしたが、ハクサンイチゲの白い花はまだ残っていたし、ここでもヨツバシオガマはあちこちに咲いていて、歩きつつ見たり写真を撮る分には飽きなかった。7:51に仙ノ倉山の山頂に到着。ガスが濃くて周囲の展望はほぼない。今日は天候が読めず、雨も覚悟で来ていたので、雨がないのは助かるが、やはり展望がないと登山の面白さは低減してしまう。山頂で休憩後に元来た縦走路を戻る。今日はここまで数人のハイカーしか見かけなかったが、平標山へ戻る際には5パーティほどとすれ違う。それでも週末のハイカーの数としては非常に少なかったと思う。天気が読めず、山行を諦めた人も多かったのかもしれない。平標山への戻りは、途中途中で晴れ間もあり、景色の写真や高山植物の写真を撮りつつとなった。ただ平標山に戻った時点ではやはりガスが濃くて、山頂から平標山の家方向を見ても、小屋は全く見えなかった。とりあえず下り始めるが、先の展望も、振り返った時の稜線も見えないため、黙々と歩く以外になかった。コバイケイソウなどが咲いていて、それらを見たりするくらいしかすることはなかった。ただ幸いだったのは、山小屋へ向けての下りの階段が、ほぼ乾燥していて滑らなかったことだった。全般で乾燥路だったわけではなかったが、濡れて湿った階段を下るのはかなり滑り易いので、乾いていただけでもかなり楽ができたとおもう。結局ガスの他に何も見えないままに、9:19平標山の家に到着。小屋の前にベンチがあるので、そこに座って今日最後の休憩を取る。例によって冷たい水が流れっぱなしになっていた。今日は2人で十分な水分を持参していたので、ここでは特に給水せずに先に進む。小屋の前で、今日は全く見ることができなかったニッコウキスゲを見る。まだつぼみで、花が咲くにはもう少し時間がかかりそうだった。

山の家からの下りは単調。消化試合的な雰囲気。湿っている箇所もあり、滑って転び怪我などしないよう、注意してくだる。下りつつ沢の音がし始めると、登山口に到着。これから登るパーティとすれ違う。林道に至ればあとはとにかく最後まで歩くだけ。気温も上がり暑くなってきたが、日差しがなかったのは幸いだった。林道歩きと、途中沢沿いの歩きをこなして10:57に駐車場に到着。約6.5時間の行程だった。着後、トイレ脇にある水道でスパッツや登山靴を洗ったり、その他の後片付けをして今日の山行は終了。平標山と仙ノ倉山は、この時期は高山植物が多くてやはり楽しめるが、ハクサンイチゲやチングルマのお花畑が見たければ、もう少し早い時期に訪問する必要がありそうだ。

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