剣山
nabekuni
その他3人 - GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 515m
- 下り
- 515m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2008年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
写真
拍手
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
4月26日 晴れ
君津2000-2350浜名湖SA0020-0215大津SA0240-0315西宮名塩SA0320-0355淡路SA0410-0655見ノ越(走行距離：803km)
見ノ越0735(40)0815西島駅0815(15)0830大剣神社0845(20)0905剣山0940(20)1000西島駅1000(30)1030見ノ越(計2:05)
見ノ越1045-1105二重かずら橋1150-1210いやしの温泉郷1330-1555道の駅南国1600-1620高知市内スーパー1655-1720種崎千松公園(走行距離：123km)
入浴と食事をして19:15に出発。給油をしてから、桂→永井→馬場��宅を回り20:00に馬場��さん宅を出発した。
首都高、保土ヶ谷バイパスともに渋滞なし。飛び石の連休前半を選んだのは正解だ。
天気はずっと晴れの予報だったが、海老名SAを過ぎた頃から雨が降り出し、静岡では土砂降りになってしまった。その後も断続的に雨が降った。
浜名湖SAで夜食にうどんを食べた。浜名湖SAはとても大きい。上り車線と下り車線で共通になっているせいかも知れない。駐車場が半分に仕切られており、レストランや売店は共通で利用できるようになっている。四国まで800kmあるので浜名湖で1回目の給油をした。
東名はトラックが非常に多いものの渋滞はなし。伊勢湾岸道に入っても新名神が出来たせいか車が多い。しかし亀山ジャンクションで新名神に入るとトラックが激減した。トラックは料金の安い東名阪で大阪方面に向かうようだ。
大津SAで2回目の休憩。吹田ジャンクションで中国道に入ると車が激減した。神戸ジャンク ションで山陽道に入るとさらに減少し、ガラガラになった。
西宮名塩SAで2回目の給油をする。四国のスタンドが早朝に営業しているか不明なので早めの給油を心がけたが、正解だった。
03:50明石海峡大橋を通過。まだ真っ暗だったので、橋の姿は見えなかった。
淡路SAには観覧車があった。SAに何故観覧車かと思ったが、明石海峡大橋や海峡を見る為なのだろう。
徳島に入り、板野ICで高松道を降り、すぐ近くの藍住ICで徳島道に乗り換える。高松道と徳島道が繋がっていないのが不思議だ。
板野ICを降りて直ぐのコンビニで朝食と今日の行動食を買った。気温7℃とかなり寒い。
美馬ICで徳島道を降り、国道438号に入るが、とても狭い道で、これでも国道か？と思うような酷い道だ。山あいの曲がりくねった道で、殆どはすれ違いの出来ない車1台がやっと通れ るような細い道で、これでは「酷道」だ。
06:20頃通過した一宇村の道路に設置された温度計は4.5℃を指していた。
06:55剣山の登山口である見ノ越に到着。君津から803km、延べ11時間(正味9時間40分)掛かった。
見ノ越には広い無料駐車場とトイレがある。先着の車は10台ほど。気温は6℃。
見ノ越に到着後、直ぐに身支度をして07:35に出発。お土産屋さんが数軒並ぶ前を通り、剣神社の石段を登ると剣神社の里宮がある。ここで登山の安全祈願をする。
剣神社の右手から登山道が始まる。比較的緩やかな登山道で歩きやすい。しばらくすると登山道が登山リフトと交差しており、トンネルでリフトの下をくぐり抜ける。
地面には霜柱があり、夜間の冷え込みを思わせる。高度を上げるにつれ雪がちらほら見えてく る。
登山リフトの終点・西島駅から先は登山道が3つに分かれている。最短距離の尾根道、大剣神社を通る大剣道、大回りの縦走路だが、我々は大剣神社を経由する大剣道を行くことにする。
残雪は急傾斜のトラバースに多く、慎重に通過する。山頂に近づくにつれ風が強くなって寒い 。大剣神社で休憩しつつ行動食を食べていると、馬場��さんが板野IC近くのコンビニで買った饅頭のメーカーは成田の米屋だった。
見渡す山並みは奥深く、かつては「岐阜県・白川郷」「宮崎県・椎葉村」と並んで日本三大秘境 の一つとされ「阿波のチベット」と言われた事もうなづける。
山頂直下にある剣山頂上ヒュッテは今日から営業開始だった。剣山の山開きは5月1日なので 、まだ山は静かだ。
頂上ヒュッテから山頂へは階段を登り、木道を歩いて5分ほど。山頂は剣山という山名のイメ ージとは異なり、広くて緩やかな草原になっている。大きな測候所があり、様々な観測機器が設置されている。山頂部はミヤマクマザサに覆われているが、植生保護のため木道以外は歩けず、 三角点にも触れられない。
09:05剣山の頂上着。気温が5℃と低い上に強風でかなり寒い。天気はピーカンで四国の山々が見渡せるが、遠くは霞んでおり、石鎚山は見えない。三角点は岩に囲まれ、その上にしめ縄が掛けられている、めずらしいものだ。
山頂は寒いので頂上ヒュッテの前で休憩。小屋の前の天水を貯めたドラム缶には氷が張ってい た。
下りは尾根道を駆け下り、50分で見ノ越まで降りてしまった。
見ノ越の第1駐車場は8割方埋まっていた。 5/1の山開きはさぞかし賑わうのだろう。
見ノ越から国道439号を6kmほど行った所に祖谷二重かずら橋がある。入場料500円はやや高い気がするが、3年に1度架け替えをする為の費用とのことなので、納得した。かずら橋は高さはさほどでは無いが、かなり揺れるのでスリルがあって面白い。中心にスチールワイヤーが通って いるが、それでもスリルがある。平家の落人が作ったのが始まりとのことで、当時これだけの規模の橋を人力のみで架けるのはさぞかし大変だっただろう。
かずら橋のそばにはキャンプ場があり、「野猿」で沢を渡れるようになっている。籠に乗り、 ロープを手で引いて渡る野猿はなかなか面白く、みんなで乗って子供のように遊んでしまった。
かずら橋から20分ほどのところにある「いやしの温泉郷」で入浴と昼食。とてつもない秘境の中の、国道からさらに奥に入ったものすごい所だが、かなり立派な施設だ。
温泉のあとは今夜のキャンプ地、高知市内の種崎千松公園を目指すが、国道439号はとんでもない道で、細くてクネクネしている。所々に集落があり、学校もあるが、何をして生計を立てているのか不思議だ。おまけに途中で道路崩落による通行止めになっており、川沿いの道から山越えの迂回路へ。こちらは更に狭く、ガードレールがほとんど無いすごい道だ。道路特定財源もやむな しと思える道だ。迂回路のせいか時々対向車があるが、ダンプカーとすれ違う時は暫くバックせねばならず、とても緊張した。
いやしの温泉郷から高知道・大豊ICまで2時間も掛かってしまった。
高知道を南国ICで降りて、高知市内のスーパーで今夜と明日の朝食の買い出しをしてから、 種崎千松公園へ。17:20種崎千松公園キャンプ場に到着。この公園は名勝・桂浜の近くにある県営の公園で、キャンプ場は無人ながらなかなか立派なところだ。松林の中の草地で、水場やトイレもあり、ゴミ捨て場まである。これで無料なのだから言うこと無い。高知の人が羨ましい。テントは100〜200くらい張れそうだが、今夜のテントは10張くらいか。ホームレスのようなテントもある。
車の乗り入れは出来ないが、駐車場から50mほど入ったところの水場に近い所に幕営した。
今回のテントは桂君の「Coleman Tough Wide Dome 300」で、3m四方のとても大きなテントだ 。背も高く、190cmもあるので183.5cmの私が立ち上がっても頭が天井に届かない。桂君も実際に設営するのは初めてで、説明書を見ながら組み立てたものの、色々な快適装備で複雑な構造となっており、結局正しい設営は出来なかったが、とりあえず寝るのには支障はない。
キャンプ場の周囲には堤防があり、土佐湾が一望に出来る。
18:20乾杯から夕食スタート。昨夜は徹夜で800kmのドライブだったので手間のかからない総菜の夕食だ。空には満天の星、疲れてはいるが幸せな気分だ。
20:30気温は16℃、かなり涼しい。
21:00就寝。テント内は19℃。草地の上にコールマン純正の柔らかなテントマットでとても快適 だ。
4月27日 晴れ
種崎千松公園0750-0805桂浜0910-1050石鎚山SA1105-1145松山市内1210-1220道後温泉1415-1430ジャスコ松山店1510-1610石鎚ふれあいの里(走行距離：240km)
06:00起床。18℃。天気はピーカン。
まずはコーヒーを淹れる。青空の下で飲むコーヒーはまた格別だ。
朝食はレトルトご飯とレトルト中華丼。
今日は山登りは無しで、高知・桂浜観光と道後温泉、そして石鎚山麓への移動なので楽勝だ。
種崎千松公園から桂浜へはすごい高さの浦戸大橋を渡って行く。すごく広い有料駐車場に入るが、時間が早いせいか料金は取られなかった。
駐車場から桂浜に行く途中に「闘犬センター」があった。流石に土佐だ！
徒歩2〜3分で坂本龍馬像に到着。龍馬像は高さ13.4mと想像以上に大きなものだった。回りは松の大木に囲まれているので、この高さでないと太平洋が見えないからなのだろうか？
龍馬像と一緒に記念写真を撮ったが、人間は台座の下の方にチョコンと写る状態だ。
それから桂浜をしばらく散策した。桂浜は月の名所らしいが、昼間でもなかなか良い感じだ。 特に桂さんは同じ名前の地名なので、感慨ひとしおのようだ。
高知ICから高知道に乗ったが、トンネルばかりが延々と続く。高知道は全長約90kmに39本のトンネルがあり、日本有数のトンネル高速道だ。
桂浜から約2時間で松山に到着。お昼時なので、名物の鍋焼きうどんを食べに市の中心街へ。「アサヒ」という松山風鍋焼きうどんの元祖と言われるお店へ。あまり大きくはなく、質素で地味なお店だが、観光客や地元の人で賑わっていた。松山風は甘めのつゆとアルミの鍋が特徴だ。 味はとても美味しかったが、量がやや少ない。
うどんの後、道後温泉に向かう途中、路面電車の線路を走る蒸気機関車、通称「坊ちゃん列車」を見た。小さくてかわいい蒸気機関車だ。乗ってみたいが、そうもいかない。
道後温泉本館は明治27年に出来た木造三階建ての大きな建物で、そこだけポッカリと異次元の世界のようだ。「千と千尋の神隠し」の舞台の湯屋のモデルになったそうだ。
坂の上の有料駐車場に車を置いて温泉へ。道後温泉本館は入浴料400円の「神の湯」から1,500 円の「霊の湯・三階個室」まで4種類あるが、せっかくなので一番高級な「霊の湯・三階個室」 に入る。三階の6畳間の個室に通され、浴衣に着替えてから浴室へ行く。途中、又新殿(ゆうしんでん)という、皇族専用の浴室の見学をする。又新殿見学は250円だが、「霊の湯・三階個室」のコースにはその料金が含まれており、案内のおじさんが、色々と説明してくれる。浴室は石造りで1.5mくらいの深さがあり、立って入ったらしい。明治32年から昭和31年までの57年間に天皇と皇族のべ10人が使ったそうだ。控え室には玉座があり、トイレも畳敷きで2畳もある。
又新殿見学の後、霊の湯へ。あまり広くはないが、歴史を感じさせる風呂だ。人も少なく、ゆ ったりと温泉に浸かることができた。
一般的な共同風呂風の「神の湯」は1階にあり、大きな更衣室と、東西2ヶ所の浴室がある。 深田久弥が入ったのはこの神の湯だった。
入浴後、個室に戻るとお茶と「坊ちゃん団子」のサービスがある。お茶は砥部焼きの茶碗と輪島塗の天目台で、なかなか気分が良い。老舗の高級旅館に泊まったような感覚を味わえた。
温泉の後、松山市内のジャスコで食材の買い出しをする。今夜はバーベキューがメインだ。
再度松山ICから松山道に乗り、西条市の「いよ小松」ICで降りる。西条市内ではお遍路さんを数名見掛けたが、思ったより少なかった。
今日の幕営場所は西条市内から10kmほど山あいに入ったところにある「石鎚ふれあいの里」という宿泊施設だ。ここは廃校になった小学校を利用したもので、校舎がそのまま宿泊施設になっており、キャンプサイトは校庭だ。校舎以外にも個室のキャビンも数棟ある。
幕営料は1人200円ととても安い。しかも今夜の幕営は我々1組だけなので、完全貸し切りだ。
校庭なので芝生や草地ではなく、土のままなので雨が降ったらイマイチだが、今日は雨の心配は不要だ。貸し切りなので、校庭のど真ん中にテントを設営した。
元給食調理室が炊事場になっていて自由に使える。
メリーさんというひつじが1頭飼われており、庭の草取りに活躍していた。
今日は時間があるので、ゆっくりとバーベキューを楽しむ。4人でツーバーナーを囲み、楽しい晩餐だ。肉、野菜、きのこ、トウモロコシで満腹になったが、最後は別腹に焼きそばを入れる。マルちゃんの粉末ソース焼きそばはいつもながら絶品だ。
夕食後は管理棟の二階にあるお風呂に入った。温泉ではなく普通のお風呂だが、それでも気持ち良く入浴した。
入浴後、テントの中で二次会。広いテントなので、ツーマントルランタンをランタンスタンドで吊してとても明るい。
21:45就寝。気温15℃、天気は曇りだ。
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