大又林道から明神岳、笹ヶ峰ピストン

2021年07月06日(火) [日帰り]

• GPS: 06:33
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,128m
• 下り: 1,182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:52
• 合計: 6:20

9:46 大又林道終点駐車地
9:57 0:00 林道登山口
10:21 0:00 最初の渡渉
11:38 0:00 水場
11:48 12:20 明神平
12:28 0:00 明神岩
12:45 0:00 明神岳
13:16 13:28 笹ヶ峰
14:19 14:27 明神平
16:06 大又林道終点駐車地

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

大又林道駐車地までチャーターバス利用、

コース状況／危険箇所等

水量の多いとき、明神谷の渡渉に要注意です。ロープが張られている渡渉箇所は4つ。靴を濡らす覚悟で渡る方が安全です。
林道から山道に入り、明神平までは急坂が多く、足場も悪いところがあるので、慎重に。

その他周辺情報

大又林道の手前に、日帰り入浴ができるやはた温泉があります。
火曜日は定休日。

写真

7/6 9:40

大又林道、駐車地のある入口から出発。
広い駐車地です

7/6 9:57

登山届のある林道登山口。ここからやや荒れ気味の林道をすすみます

7/6 10:06

林道脇のヤマアジサイ

7/6 10:31

ロープが張られた渡渉箇所。ここは三つ目の渡渉箇所

7/6 10:48

苔生した中をすすむ

7/6 11:04

明神谷で最も落差のある明神滝

7/6 11:08

木道を渡る。濡れていると要注意

7/6 11:22

いい雰囲気の樹林になる

7/6 11:25

道脇のコバイケイソウ

7/6 11:38

パイプが引かれた水場

7/6 11:40

ヤマボウシ。白い花がびっしり

7/6 14:29

明神平手前の金剛山、葛城山のビューポイント、中央左寄り奥にうっすらと見える（復路で撮す）

7/6 11:48

明神平、建物はあしび山荘、左後方は水無山

7/6 12:18

明神平から南方向を望む、右に前山

7/6 12:06

明神平から見る薊岳

7/6 14:19

明神平はかってスキー場だったところ。その跡が残っている

7/6 14:19

放置されたリフト？の機器

7/6 12:25

明神岳に向かう道で前山を見る

7/6 12:28

麓の笹野神社奥宮と言われる明神岩

7/6 12:29

シダが緑の絨毯のよう

7/6 12:32

桧塚の方へ

7/6 12:35

稜線から大峰山系の山々を眺める。予想に反して青空、とてもラッキー

7/6 12:40

斜面を染めるヤマツツジ

7/6 12:46

幹に取り付けられた穂高明神・明神岳のプレート

7/6 12:52

千石山方向へ道をとり、笹ヶ峰へ向かう

7/6 12:59

尾根から見る桧塚

7/6 13:00

左奥に大洞山？

7/6 13:02

美しいブナ林が広がる

7/6 13:04

山頂付近の景色

7/6 13:16

笹ヶ峰山頂のプレート。わずかに明神岳・笹ヶ峰・千石山の文字が読める

7/6 13:24

パワフルなブナ

7/6 13:41

明神岳へ戻る途中で、薊岳

7/6 13:50

枯れ木にたくさんのキノコ（明神岳手前）

7/6 14:06

帰りには、隠れていた大普賢岳がバッチリ

7/6 14:07

大峰山系の山並み

7/6 14:15

明神平に下る途中で、正面（北側）に見える水無山、国見山

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

shirie0065

梅雨の真っ只中、天候が心配されましたが、なんとか雨に遭わず、山歩きができました。
しばらく雨天の日が続いていたこともあり、大又川は以前に来たときよりも水量が多く感じられました。

明神谷の登りは、傾斜のきついところが多く、渡渉箇所もいくつかあるため、いつも以上に神経を使いました。

たっぷり汗をかき、登った先の明神平は標高1300m超、下界の蒸し暑さが嘘のような心地良さでした。
広々とした斜面は、かってスキー場。わずか5年ほどで閉鎖されてしまったそうです。
アクセスが悪く、思うようにスキーヤーが集まらなかったことが一番の理由だったようです。

明神平を南に登っていくと、麓の笹野神社奥宮の明神岩があり、以前には注連縄がかけられていたと聞きました。
今では村は過疎化し、人口の減少や高齢化などにより、その姿を見ることはできません。

向かう明神岳山頂にも、穂高明神の祠があったようですが、今日、その跡を偲ぶものは何もなく、標識に気が付かなければ、素通りしてしまいそうなところになっています。
そのような話を聞くと、寂しくなります。

雨が降らなければ御の字と思っていましたが、上出来のお天気に恵まれ尾根から台高、大峰の山々を見ることができ、とても得したような気分になりました。
何度か明神岳には来ていますが、この先、南に続く稜線歩きは初めて。
美しいブナ林が印象的でした。

奈良の山は、スギやヒノキの植林帯が多いのですが、このルートは自然林が中心で、四季の変化をリアルに感じさせてくれます。