荒島岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 白山温泉・永井旅館 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ポール
テント
|
感想
10月6日 晴れ
君津2115-0430勝原スキー場
勝原スキー場0635(30)0705第二リフト終点0715(35)0750 940m? 0755(40)0835シャクナゲ平0845(50)0935荒島岳1015(40)1055シャクナゲ平1055(10)1105水場1115(35)1150第二リフト終点1155(20)1215勝原スキー場 (計4:20)
勝原スキー場1240-1305大野市街1340-1455一ノ瀬
2115に我が家を出発、金田でアクアラインに乗る。首都高、保土ヶ谷バイパスを経て横浜町田から東名に乗る。静岡県に入ると雨が降ってきたが、愛知県に入る頃には上がった。東名で山に行くことは滅多に無いが、深夜の東名はトラックが異様に多く、前方が見えないのでとても走りにくい。山間部の多い中央道まわりよりも走りやすいと思って東名経由にしたが、失敗だったかも?
名古屋周辺での混雑を避けるため豊田ジャンクションから東海環状自動車道に乗ると、一転してガラガラになった。前にも後にも1台も見えず、対向車も殆ど無い。アクアラインよりも空いている。美濃関ジャンクションで東海北陸道に乗り、白鳥(しろとり)ICで高速を下りる。
国道158号「美濃街道」で九頭竜ダムのある九頭竜湖畔を経て0430勝原(かどはら)スキー場に到着。君津から535km、7時間のドライブだった。勝原の気温は12℃で肌寒い。空には満天の星が輝き、明日の晴天が期待できる。
駐車場は30台分程度のスペースがあるが、先着の車は5台。トイレはあるが、飲料水は無かっ た。0450車中で仮眠した。
0540起床。天気は晴れ。飲料水を探して駐車場の隣りにある「ロッジギンレイ」に行ってみたが、廃屋のようになっており、水場も水道も無かった。持参した水でもなんとか間に合うので、問題は無い。
おにぎりとカップめんの朝食を食べて出発準備し、0635出発。今回の足ごしらえは先日買ったノースフェースのトレイルランシューズだ。軽いので軽快だが、少々心許ない。
最初は勝原スキー場のゲレンデ内の舗装された道を直登する。いきなり直登なので結構きつい。
勝原スキー場はリフト2本だけの小さなスキー場だ。第1リフトの下部ゲレンデを過ぎると背丈より深い草の間の登山道になり、急な斜面を登り切ると第2リフトの終点に着いた。
リフト終点から上が本格的な登山道になる。ブナ林の中の粘土質の滑りやすい道が続き、やがてブナの根が複雑に入り組んだ急登になった。
ずっと展望のきかない樹林帯だったが、約940m地点のやや開けた場所からは白山が見えた。
シャクナゲ平の少し手前には「水場・15秒」の看板があったが、素通りした。これが今回のコース中唯一の水場だった。
シャクナゲ平は小広い平坦地で樹木に囲まれていて展望は無い。ここで小荒島岳を経由する中出コースと合流し、さらに少し上で佐開コースと合流する。
シャクナゲ平の上は灌木と熊笹に覆われた視界の開けたコースになり、大野盆地や白山が良く見えるようになった。山頂付近の木々は紅葉し始めている。
0935荒島岳山頂着。山頂には10人位の人がいた。1,523mの山頂は遮るものが無く360度の展望が素晴らしい。あいにく雲が出てしまい青空は無いが、高曇りなので展望は問題ない。白山や北アルプスの山々、 麓の大野盆地が見渡せる。特に白山の展望が良く、山頂には冬の白山の写真の案内板が設置されていた。荒島岳は絶好の白山展望台なのだった。山頂の気温は13℃で風も出て来たので少し寒い。
山頂で40分ほど展望を満喫した後、下山開始。急な下りだが、膝は大丈夫だ。
登りに素通りした水場が気になっていたので行ってみた。看板には15秒と書かれているが、「1分以上」という落書きもある。実際行ってみると1分15秒掛かった。流れは細いが、冷たくて美味しい水だった。ペットボトルに500CC詰めて戻った。
1215駐車場に戻ったが、満車になっており、路上駐車の列も出来ていた。流石に百名山だ。
今回初めて山で履いたローカットのトレイルランシューズはやや安定感に欠けるが、概ね問題ない。軽いので疲れも少ないような気がする。
白山に移動する途中、大野市内で食料の買い出しをする。市街地でスーパーを探したが容易に見つからず、給油をしたガソリンスタンドで聞き「ハニー・ハロー店」というスーパーで今晩と 明日朝の食材を調達した。
大野市街からは荒島岳の全貌が見えるが、立派な山容で「大野富士」と呼ばれるに相応しい姿 だ。
大野市街から約1時間で一ノ瀬に到着。マイカーは別当出合まで入れるが、7/13〜10/8の期間は一ノ瀬から先6kmがマイカー規制になっており、シャトルバスに乗り換えてのアプローチとなる。
一ノ瀬には大きな駐車場とビジターセンター、キャンプ場、白山温泉・永井旅館などがあり、 白山登山の基地になっている。ビジターセンターでキャンプの受付をするが、1人1泊300円と リーズナブルだ。
キャンプサイトは全部で20ほどあり、草地の広いサイトで各サイトにテーブル・イスとカマドが設置されている。トイレ2ヶ所と炊事場がありなかなか良いキャンプ場だ。オートキャンプは出来ないが、草地に乗り入れさえしなければキャンプサイトそばの道まで乗り入れOKだった。キャンプ場の管理・運営は「白山市地域振興公社」が行っている。
炊事場近くの広くてアクセスの良い場所にテントを張った。今回のテントは山岳同好会の8人 用・ダンロップV8だが、我が家のV6とはフレーム構造が全然違っていた。また山岳テントに しては天井が高く、居住性が良い。設営完了後、コーヒーを淹れて一服した。テントは我々を含 めて全部で5張だ。
永井旅館で入浴しようとしたが、今日は満室で宿泊客が多いため、1500〜1830は外来入浴は出来ないとのことで、先に夕食を食べることにした。
今夜のメニューは夏のオートキャンプ定番のバーベキュー。永井さん持参の木炭バーベキューコンロが活躍した。仕上げはやはり焼きそば!
夕食後再度永井旅館へ行き、入浴。永井旅館は白山温泉の一軒宿で昭和10年に開業した老舗旅館だ。冬季は営業していないが、山麓の白峰温泉・白山苑が姉妹旅館になっている。
温泉は内湯のみだが、ぬるめのお湯と熱いお湯の二つの浴槽があり、ぬるい方の浴槽にじっくり浸かることが出来、疲労回復に効果がありそうだ。荒島岳の1,200mの標高差を往復した割には 筋肉痛にならなかった。
テントに戻り1950就寝。8人用テントに4人なので余裕だ。
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