和田長浜海岸〜荒崎公園

2021年07月10日(土) [日帰り]

• GPS: 02:53
• 距離: 13.0km
• 登り: 1m
• 下り: 21m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:52

9:36 三崎口駅
10:54 10:54 荒崎バス停
11:02 11:12 荒崎公園城山展望台
11:20 11:20 荒崎バス停
11:58 11:58 高等工科学校前バス停
12:21 12:21 横須賀市民病院
12:28 長坂バス停

天候

晴れ時々曇り（非常に蒸し暑い）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
三崎口駅から徒歩。

■帰り
長坂バス停（京急バス）まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

海岸沿いの道は砂浜だけでなく湿った岩場もあるので、スニーカーよりも滑りにくい登山靴が適していると思います。

写真

7/10 8:20

今日は京急の優待乗車券を使って、終点の三崎口駅まで行きます。

7/10 9:34

三崎口駅に到着。今日はここからスカシユリと海辺のドラ猫を探しに行きます。

7/10 9:37

駅を出た後、北へ向かって緩やかに下っていきます。

7/10 9:40

可愛らしいモンシロチョウも、この辺りの畑地だと害虫です(汗)

7/10 9:41

東側に目を向けると、武山（左）〜砲台山（中央）〜三浦富士（右）の稜線が見えました。

7/10 9:45

今日は暑かったですが、ヒマワリを見て余計に暑さを感じました(笑)

7/10 9:49

カインズホームから少し先に行った所で左折して、荒崎公園へと向かいます。

7/10 10:00

住宅地内の道を進んでいくと、"関ふれ"の標識が登場。奥に見える草地は、セッカの鳴き声があちこちから聞こえてきました。

7/10 10:05

海辺に出ると、一気に視界が開けます...

7/10 10:05

そしてお目当てのスカシユリも登場！

7/10 10:06

スカシユリの蕾はちょっと固くて重そうな感じでした。

7/10 10:07

スカシユリの花を上から見ると、花の中央付近から向こう側が透けて見えるために「透かしユリ→スカシユリ」という名前になったそうです。

7/10 10:10

ハマヒルガオ。塩分濃度の高い砂浜で頑張っています。

7/10 10:12

汀線近くに生えていた草。「ひっつき虫」のオナモミだと思います。

7/10 10:12

真っ青な空も良いですが、こうして雲があると動きや奥行きがあって別の良さがあります。

7/10 10:14

ボタンボウフウ（左）とテリハノイバラ（右）。海岸の岩場でよく見かけるコンビです。

7/10 10:14

木陰にはスカシユリの大きな群落がありました。

7/10 10:15

ハマボッスは半日陰の場所でわずかに咲き残っていました。

7/10 10:21

ハマオモト（ハマユウ）。自生か植栽かは分かりませんでした。

7/10 10:26

砂浜から礫浜、岩石海岸へと移り変わると、地面に多数のフナムシが現れます。

7/10 10:26

このように苔むして濡れた岩があるので、スニーカーだと滑りやすいかもしれません。

7/10 10:28

ハマゴウ。これも海岸に自生する海浜植物の一つです。

7/10 10:30

この辺りは海岸のすぐ近くまで崖が迫ってきますが、通路は確保されていました。

7/10 10:32

またまたスカシユリ。鮮やかな色なので遠くからでも簡単に見つけられますね。

7/10 10:34

漁港が見えてくる辺りでは、地面がフナムシだらけでまさにフナムシパラダイスでした(汗)

7/10 10:36

"ソレイユの丘"に繋がる崖線の下から、なんと真水が湧き出していました。

7/10 10:40

暮浜港（栗谷浜港）に到着。ここでアンテナを伸ばしてドラ猫を探して見ると...

7/10 10:40

さっそく暮浜ドラ猫を発見！

7/10 10:41

ウツボに一生懸命食いついています...

7/10 10:41

食事中に失礼して撮らせてもらいました(笑)

7/10 10:43

今回は写真の「さがみや」という標識が差す方に向かって、ヤブ漕ぎしながら階段を登りましたが、ヤブ漕ぎが苦手な人は車道で回り込んだ方が良いと思います。

7/10 10:49

路傍で見つけたオニユリ。花がスカシユリと似た色ですが、花の咲く向き（上向き/下向き）が違います。

7/10 10:49

庚申塔があるということは、ここは昔からの道なのかもしれません。

7/10 10:52

庚申塔から荒崎バス停に向かって、生活感のある道を進みます。

7/10 10:54

荒崎バス停。三崎口駅から1時間に1〜2本ほど運行しています。

7/10 10:58

荒崎公園に入った所で、ちょっと体に優しそうなジュースを補給。

7/10 11:01

海辺ではテントを張っている人が多かったですが、この暑さだとテント内が蒸し風呂になりそうです(汗)

7/10 11:02

「ドン引き」ではなく、「どんどんびき」とは一体...

7/10 11:02

これが「どんどんびき」の正体。細い入り江になっていて「潮がどんどん引く」のが由来だと思われます。

7/10 11:03

荒崎公園でもスカシユリを発見！

7/10 11:04

展望台からの眺めは大迫力です！

7/10 11:04

先程の「どんどんびき」は、このように細長い入り江になっています。

7/10 11:07

海食崖で見つけた大きな穴。自然現象で人が通れるほどの穴が開いたのでしょうか？

7/10 11:07

岩石海岸の奥に"ソレイユの丘"の観覧車がある、何とも不思議な光景です...

7/10 11:10

これはアシタバですね。新芽はお浸しや天ぷらにすると美味しいです。

7/10 11:13

ハマオモトの花は終わりかけでしたが、それでも見られて良かったです。

7/10 11:15

ここで荒崎公園はおしまい。

7/10 11:17

長井漆山漁港から見える大楠山。標高は241mですが、両側に尾根を広げて堂々とした山容です。

7/10 11:22

海岸沿いの道で長井ドラ猫を発見しましたが、逃げられてしまいました...

7/10 11:31

陸に引き揚げられた漁船。実際にウインチを使って引き揚げる所も見てみたいですね...

7/10 11:34

長井仮屋港を出帆する漁船。昼頃から何の魚をとるのでしょうか？

7/10 11:50

長井郵便局の交差点で右折した後、ひたすら東に向かって歩き続けます...

7/10 11:56

荒崎入口交差点。ここでようやく三崎街道（国道134号線）に戻ります。

7/10 11:58

武山駐屯地まで来れば、林交差点は目の前だと思っていましたが...

7/10 12:04

林交差点までは想像以上に遠くて、しかも日差しを遮る街路樹もないので暑さにやられました(涙)

7/10 12:12

林交差点（林バス停）に到着。暑すぎて佐島（天神島）まで歩くのは無理だと判断しましたが、もう少しだけ歩くことにしました。

7/10 12:15

海自の横須賀教育隊。この辺りは自衛隊の施設が連なっていますね。

7/10 12:19

横須賀市立市民病院。ワクチン接種もこちらの病院でやっているようでした。

7/10 12:20

サルスベリ。街路樹や庭園樹として定番ですね。

7/10 12:21

ここは横須賀の南なのか、それとも西なのか...

7/10 12:27

暑すぎて熱中症になりそうだったので、佐島（天神島）まで行かずに長坂バス停でゴールとしました。

7/10 13:12

締めは逗子駅構内の立ち蕎麦屋で、冷やしとろろ蕎麦＋ちくわ天を頂きました。

撮影機器：

PENTAX KP ボディ ペンタックス

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 日よけ帽子 ザック ザックカバー 飲料 GPS 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 タオル カメラ

感想

ardisia

[ルート]
先週に伊豆の城ヶ崎海岸でスカシユリやノカンゾウの花を楽しみましたが、今週は近場の三浦海岸でスカシユリを楽しもうと考えて、ヤマレコ上では未踏となっている荒崎エリアを中心に歩くルートを計画しました。
実際に歩いてみると、日陰が少ない海岸沿いのルートで想像以上に消耗した上に、今日は気温が33度まで上昇して暑さにやられました。
水分はたっぷり持ってきたので不安はありませんでしたが、今年はまだ暑さに慣れていないので熱中症になるのではと考えて、佐島（天神島）まで行かずに途中で切り上げました。

[展望・景色]
・和田長浜海岸：海水浴客が比較的少なく、静かに海辺の景色を楽しめました。
・荒崎公園：海食崖や岩石海岸の展望だけでなく、海辺の草花も楽しめました。

[動植物]
和田長浜海岸と荒崎公園では多数のスカシユリの花が見られましたが、和田長浜海岸は手の届く場所に多数咲いていましたが、荒崎公園では手の届かない断崖に咲いていることが多かったです。
和田長浜海岸近くの草地にはセッカが多数生息していましたが、海辺でよく見られるカワウやイソヒヨドリなどは見つけられませんでした。

[飲食・お土産]
逗子駅構内の立ち蕎麦屋で、冷やしとろろ蕎麦＋ちくわ天を頂きました。

[その他]
おそらく見通しを良くするためだと思いますが、自衛隊の施設の周りは街路樹が全くない道が続くので、暑い時期には日よけの帽子が必携です。