猛暑の二子山、頂上はクラクラしちゃいます


- GPS
- 05:09
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 864m
- 下り
- 862m
コースタイム
股峠12:35−西岳13:05−ローソク岩分岐14:10−車道下山口15:02−坂本15:38
※2012年度版の山と高原地図25「雲取山・両神山 奥秩父」に書かれてある二子山の魚尾道峠〜民宿登人コースタイム
登り3時間、下り2時間25分。。これは間違いです
普通に歩いても下り1時間で着きます
天候 | 朝方、薄曇り後にギラギラ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:坂本16:35−17:07小鹿野役場17:13−17:25松井田18:41−19:10西武秩父駅(西武観光バス) ※平日、休日でバス時刻が結構違ってます。要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・秩父漫遊きっぷを利用、池袋から1,820円 http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ticket-info/otoku/chichibu-manyu-kippu.html 西武線の往復と西武観光バス2日間乗り放題、今回のコースでは大助かりです 池袋駅で西武線きっぷとクーポンをもらいます。西武秩父駅のロータリー右にある西武観光バス営業所にクーポンを持っていくとフリーパス券に替えてくれます ・坂本バス停の手前で運転手さんが登山入り口で降ろして頂けました ・坂本から民宿登人までのショートカット道は道標がないので、2、3箇所の分岐で迷います 坂本から民家の道を入ってすぐに分岐ですが、左側(北側)を行きます 樹林帯に入りすぐに分岐があります。左側の登りではなく、右のやや下り気味の道を進みます その後ロープ補助がある登りが出てきたら正解です。道なりに行くと車道に出ます。 ・股峠からすぐの東岳に向かう道はとても滑りやすいです 特に下りは気を抜くと転びます(私は転んじゃいました) ・東岳の頂上はハチとアブが多くてあまりゆっくりできませんでした ・西岳の頂上まで大岩を巻く一般コースはちょっと地味でした ・西岳から西峰までは噂通りの空中浮揚感が味わえます 手がかりは豊富なので慎重に通過すれば問題ないのですが、それこそ足をどこかに引っ掛けてコケたら。。真っ逆さまです ・頂上は素晴らしい展望なんですが。。なんせ、暑くて暑くて。。 ・最後の7m下りクサリ場も足がかりが適度にあり、問題ありませんでした ・魚尾道峠までの樹林帯はとても気持ちの良い道です ・ローソク岩の分岐を過ぎて次の看板「坂本」方面が出てきたら、その方向にある鹿ネットの継ぎ目を見てください。 結び目を解いて通過します(通過後はしっかり結びましょう) さらに先にもう一度、鹿ネットに阻まれますのでここも結び目を解いて通過 ・夏の時期か人が通るのが少ないのか、若干の藪漕ぎ場所もあります ・最後はえぐれた底道を進みます。雨天時はここも滑りそうです ・坂本バス停にはトイレがありました。ベンチも2つほど置いてます ・帰りに松井田の「宮本の湯」に途中下車しました http://www.miyamotonoyu.jp/ ・日帰り湯は19:00まで利用可能、通常料金700円ですが、秩父漫遊きっぷで10%引きで630円 ・循環式の温泉ですが、小さな露天風呂も綺麗でした。ただ休憩場所がないのが残念 ・松井田のバス停から徒歩5分ほどです |
写真
感想
暑い、暑過ぎる〜 都内にいてもろくなことは無いし。
盆の休み、家にいても邪魔者扱い。。
なら、山なら涼しいだろうと浅はかな考えで。
なぜ二子山?何でだろう。。
どこに行っても混んでそうだし。ヤツや南北アルプスなんぞもってのほか。
でもあまりにも低山だとクモの巣地獄になりそうだし。
どれどれ。。スリリングな岩山、アクセスも悪い。。何となくで決定
調べたバスの時刻表は何と土日用。。西武秩父駅での〜んびりしてたら。
あれあれ?小鹿野車庫行きバスがもうきてるし。
平日は9:04発。土日は9:14発。
小鹿野役場から坂本行きバスが遅いのでまあ、こんな時間のバスで。
それにしても既に9:00過ぎ、山行にしては遅い時間ですな
小鹿野役場では10:00のつもりがやはり平日は9:50発。
ちゃんと調べろよな〜 でも結果オーライで。
坂本バス停前のショートカット入り口で降ろしてもらいました。
私入れて後は4人組の方のみ。
あっ、こんな日にバスで来る方、他にもいたのね〜
ショートカットで若干道迷って、いよいよ登山口から登り始めます。
路肩に2台ほど車がいたから、やっぱり盆休みで行き場所がないオヤジかぁ〜(あんたと一緒にするな!)と勝手に決め付けて。
股峠までは沢沿いの道で涼しげ、良い感じです。
九十九折の登りを越えると東岳、西岳の鞍部、股峠に到着。
いや〜ここは風がよく通り涼しい〜木陰もあってよいぞ、ここは。
東岳登り始めは「あ〜滑るなここ」と思いながら、まだまだ元気。
頂上もハチさん攻撃が怖いのでそうそうに下ってきました。
そして例の滑る場所。。
ヒォイ、ヒォイ(歩いてる感じ)、ズルっ、ドデーン
あ〜やっちゃった。若い頃の身体が動いている山行イメージで調子にのって。
イテテテ。。良かったぁ〜誰も見てなくて。恥ずかしい。。
お尻が青タンです。。
昼ご飯は股峠がいいですよ、夏は。頂上なんぞ暑くて、ハチがいて。
さわやかな風が抜ける〜 コンビニおにぎりと凍らしたポカリをがぶ飲み。
それにしても尋常じゃない汗かくなぁ
さて、西岳に向かいますか。
お腹も満たされて頂上まではさほど苦も無く到着。
あれ?一般コースに知らない間にきちゃった。まあ、上級コースってわかっても行きませんけどねぇー
ええ、どうせ一般のオヤジですから(誰に文句言ってるんだ?)
山頂は夏の霞みがかかっていますが、そりゃもう展望は抜群。
突然、天空の歩道に来たような。。浮遊感バリバリです
っと、ここまではいいですが。。
でもやっぱり「暑い!」
頂上、暑いぞ!やはり1,100mぐらいじゃダメか。。
さえぎるもの無いし、直射日光がガンガンと照りつけて。
頂上で休んでも汗が止まりません。
ふっと、立ち上がると。。ふらふら。。おお、立ちくらみか?
高度感なのか暑さで朦朧としているのか(恐らく、どっちも)
頭がボーっとしてきます。
うわ。。ヤバイなこれ。これから稜線歩くんですけど。。
猛暑の二子山、恐るべし。ダブルでクラクラしちゃいます。
ここで足元つまずいたら死ぬな。。とさすがに怖くなって、浮揚感を楽しむどころか両手両足フル活動で進みます。
ところどころ立ち止まって、「気を抜くなー」と一人気合入れて。
西峰から頂上を振り返ると。。ありゃーこんなとこ通ってきたの。。
ホントに両側スッパリ箇所が満載です。
7mクサリなんぞ、クラクラ稜線歩きに較べたら「屁の河童」
これも昔のイメージでヒョイ、ヒョイ。。ゴツッ!
イテテテ。。左ひざを岩にぶつけてしまいました。
あ〜あ、また調子にのった結果。。スポーツタイツのひざ下がちょっとだけ切れちゃいました。
ダメだ、昔は山やっててそのイメージのまま登るオヤジは二子山に来ちゃいけない。
自分の実力をもう一度認識する必要あるな
レコで確認した通り、鹿ネットも無事に通過できて。
坂本のバス停では1時間も待ちがあり、沢沿いの木陰でのんびり本読んでました。
(こっちが似合ってるか?)
帰りの坂本からのバスは私一人。
運転手さんがとっても優しい方で、到着が遅れたことや段差がある場所、出発と停止を教えてくれます。。
乗客は私一人ですから。。私向けですよね。。
小鹿野役場でバス乗り換えて松井田で途中下車。
宮本の湯によってサッパリ。
(本当は坂本18:20発があるとの前提で赤谷温泉小鹿荘に寄ろうと思ってました)
西武秩父駅の居酒屋さんでビールと蕎麦を食べて帰路に着きました。
猛暑の二子山。。暑さでボーっとしない対策が必要かも。。
無事に下山できて本当に良かったです。
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