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Yamareco

記録ID: 3335449
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

太平山 (野田口→仁別口)

2021年07月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:28
距離
21.2km
登り
1,473m
下り
1,374m

コースタイム

日帰り
山行
8:43
休憩
0:45
合計
9:28
7:50
2
野田バス停
7:52
7:52
65
8:57
8:57
42
9:39
9:41
20
10:01
10:05
32
10:37
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57
11:34
11:34
12
11:46
11:47
40
12:27
12:57
30
13:27
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106
15:13
15:14
33
15:47
15:47
6
15:53
16:00
78
17:18
クアドーム・ザ・ブーン
天候 小雨 のち 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
■往路 (秋田に前泊)
バス 秋田駅西口7:10→野田7:48
※ 最寄りバス停は”野田”ではなく”登山口”でした。
■復路
バス クアドーム・ザ・ブーン前17:50→秋田駅西口18:25
夜行バス 秋田駅20:30→大宮駅5:39 (乗車率7割位)
コース状況/
危険箇所等
◆野田コース前半【沢】(野田登山口→尾根取付)
・沢歩き。不動滝あたりまでに4,5回渡河しました。
・最初は右岸に草刈りの跡があって進路分かりやすいのですが、やがて沢中を通るようになると、目印が少なめ(流された?)で、自分の才覚で渡河する感じに。
・直前までの降雨で水量多く、飛び石だけでは対応できず片足水に突っ込む羽目に。(せいぜい足首上程度の深さでしたが、靴に水入って😢)
・不動滝手前からは左岸を高巻き。(沢から離れて一安心) 最後にもう1度沢に下りて渡河し、川と川の合間から生じた尾根に取り付く。
・お花の類は見なかったです。

◆野田コース後半【尾根】(尾根取付→剣岳)
・前半が沢歩きで標高稼げぬ分、後半は登り一辺倒の急登続き。おまけに左右からヤブが進路上にかぶさってきて、ヤブ払いと急登のダブル攻撃で疲労倍増。(急登なので、前で邪魔する草が首の高さまで来てしまう) おまけに雨でヤブが濡れてて下半身はびしょ濡れ。アリや虫が服や手袋に侵入して何度か咬まれて涙目。
・進路は明瞭。ただ、女人堂(御手洗神社)の手前で左折すべき所を間違いかけました。
・剣岳付近 (山頂は不明瞭)で登りはひと段落。ただ一番ヤブが深く、ここだけは進路探しながらの藪漕ぎでした。(距離は短い。5〜10分)
・剣岳手前まで眺望はほぼ無し。また、花は見なかったです。

◆縦走コース (剣岳→中岳)
・尾根上ではなく、鶴ガ岳の北面を巻いていく道なので、アップダウンはないです。
・ただ、野田コースと同様に藪払いを強いられました。道幅が狭い(肩幅位)上に、路面が少し谷側に傾いてます。その上に草がかぶさって路面が見えにくく、踏み外さないよう神経使いました。
・進路は明瞭。

◆中岳→女人堂→クアドーム
・中岳より西は歩きやすい山道でした。
・仁別コースは、ヤマビルの巣窟という噂だったので、女人堂で忌避剤をたっぷりスプレーして臨みました。下山後、身動き取れなくなったのが一匹靴に張り付いてました。ということで、やっぱりいるようです。
登山口バス停より北へ向かう
2021年07月11日 07:52撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 7:52
登山口バス停より北へ向かう
バス停より5km, 1時間歩いて林道終点。ここから山道。
2021年07月11日 08:48撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 8:48
バス停より5km, 1時間歩いて林道終点。ここから山道。
一応、鳥居のここが野田登山口かな?
2021年07月11日 08:57撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 8:57
一応、鳥居のここが野田登山口かな?
最初は沢歩き。
2021年07月11日 09:07撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 9:07
最初は沢歩き。
さすが歴史ある道。こんなの沢のど真ん中に流されてる
2021年07月11日 09:30撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 9:30
さすが歴史ある道。こんなの沢のど真ん中に流されてる
4,5回渡河を繰り返す。水量多くて、結局、左靴は水に浸かることに
2021年07月11日 09:32撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 9:32
4,5回渡河を繰り返す。水量多くて、結局、左靴は水に浸かることに
不動の滝を見下ろす。落差4,5mくらいで大した滝ではないけれど、横に祠が祀られてる。この先、左側を高巻きする道に。
2021年07月11日 09:39撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 9:39
不動の滝を見下ろす。落差4,5mくらいで大した滝ではないけれど、横に祠が祀られてる。この先、左側を高巻きする道に。
最後に三叉路みたいな沢を渡って、ようやく沢を離れて尾根に取り付く。(ホッとした)
2021年07月11日 10:08撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 10:08
最後に三叉路みたいな沢を渡って、ようやく沢を離れて尾根に取り付く。(ホッとした)
御手洗神社 (女人堂)
2021年07月11日 10:37撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 10:37
御手洗神社 (女人堂)
笹薮が道に覆いかぶさり進みにくい
2021年07月11日 10:59撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 10:59
笹薮が道に覆いかぶさり進みにくい
右サイドに、今日初めて遠望が。あれが山頂かな?
2021年07月11日 11:03撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:03
右サイドに、今日初めて遠望が。あれが山頂かな?
剣岳付近まで登り詰めると、上が開ける。
ただ、ヤブが濃くなる。
2021年07月11日 11:30撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:30
剣岳付近まで登り詰めると、上が開ける。
ただ、ヤブが濃くなる。
やっとまともな道に出た!(中岳からの縦走路に合流)
2021年07月11日 11:37撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:37
やっとまともな道に出た!(中岳からの縦走路に合流)
足元に銀竜草のご家族。
2021年07月11日 11:53撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:53
足元に銀竜草のご家族。
一瞬青空。が、見上げてキツい (おまけにこれは山頂でなかった...)
2021年07月11日 11:53撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:53
一瞬青空。が、見上げてキツい (おまけにこれは山頂でなかった...)
鎖場の連続。疲れてるとこに結構こたえる
2021年07月11日 11:57撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 11:57
鎖場の連続。疲れてるとこに結構こたえる
稜線、トンボが乱舞。おかげでまとわりつく虫は少ない
2021年07月11日 13:11撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 13:11
稜線、トンボが乱舞。おかげでまとわりつく虫は少ない
前方に山頂があるはずなんだが...
2021年07月11日 12:09撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 12:09
前方に山頂があるはずなんだが...
白、黄のコンビの花 (同種ですよね?)と、
2021年07月11日 13:04撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 13:04
白、黄のコンビの花 (同種ですよね?)と、
この花が道脇にたくさん咲いてました。ヒロハシラネガンピというらしい
2021年07月11日 12:16撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 12:16
この花が道脇にたくさん咲いてました。ヒロハシラネガンピというらしい
やっと着いた...
(パノラマ撮影のため、ちょっと歪んでます)
2021年07月11日 12:26撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 12:26
やっと着いた...
(パノラマ撮影のため、ちょっと歪んでます)
神社と山頂小屋?
2021年07月11日 12:32撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 12:32
神社と山頂小屋?
雲多く、南東側がよく見えてこの程度。
2021年07月11日 12:31撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 12:31
雲多く、南東側がよく見えてこの程度。
来た道を舞い戻る。途中、南方面。割と下界は天気よい?
2021年07月11日 13:30撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 13:30
来た道を舞い戻る。途中、南方面。割と下界は天気よい?
分岐より中岳/前岳への縦走コースへ突入。
最初こそ、アップダウンなく、ヤブも野田コースより薄くマシと思ったが、
2021年07月11日 13:56撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 13:56
分岐より中岳/前岳への縦走コースへ突入。
最初こそ、アップダウンなく、ヤブも野田コースより薄くマシと思ったが、
鶴ヶ岳の北面では、どっぷり藪漕ぎトラバース。
2021年07月11日 14:39撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 14:39
鶴ヶ岳の北面では、どっぷり藪漕ぎトラバース。
中岳。ここに至り、ようやく人心地着く。
2021年07月11日 15:13撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:13
中岳。ここに至り、ようやく人心地着く。
中岳より。とことん眺望に恵まれないなー
2021年07月11日 15:12撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:12
中岳より。とことん眺望に恵まれないなー
三角井戸。(飲めるかどうかは未確認)
2021年07月11日 15:25撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:25
三角井戸。(飲めるかどうかは未確認)
幽玄。(やっと山道を愛でる余裕が)
2021年07月11日 15:42撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:42
幽玄。(やっと山道を愛でる余裕が)
前岳に到達。
2021年07月11日 15:47撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:47
前岳に到達。
女人堂から、今日唯一の眺望らしい眺望。下界の街並みが見えてる。奥は海岸線?
2021年07月11日 15:58撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 15:58
女人堂から、今日唯一の眺望らしい眺望。下界の街並みが見えてる。奥は海岸線?
最後は平らな道。ただ、この付近、ヤマビルが多いという噂なので、足を止めず急ぐ。(→正解だった)
2021年07月11日 16:47撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 16:47
最後は平らな道。ただ、この付近、ヤマビルが多いという噂なので、足を止めず急ぐ。(→正解だった)
クアドームそばに下山。最終バスには間に合った。が、入浴する時間はなく、そのまま夜行バス→帰京するまでそのまま(涙
2021年07月11日 17:15撮影 by  iPhone X, Apple
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7/11 17:15
クアドームそばに下山。最終バスには間に合った。が、入浴する時間はなく、そのまま夜行バス→帰京するまでそのまま(涙

感想

・土曜に岩手の五葉山に登った後、秋田へ転戦。日帰りで太平山へ。

・旭又からのコースが一番穏当に登れるようでしたがバスがないので、否応なく、バスで行ける2つの登山口をつなぐ形で計画。行動時間が長く取れるように、始発バスが早く着く野田口から登り、最終バスが遅いクアドームに下ることにしました。

・が、これ、思ってたよりハードコースでした。登りの野田コースは、降雨直後で水量の多い沢をたどり、結局片足水にじゃぶん。げっそりしながら尾根に取りついたら、雨露だらけのヤブ漕ぎしながらの急登を強いられ、さらにアリやら虫やらに手や首筋を咬まれたりと、なかなかの苦行でした。下りの中岳縦走コースもアップダウンは穏やかなれど、登りに劣らぬヤブ漕ぎコース。皇海山のヤブ漕ぎが思い出されました。山頂含めて、眺望ほとんどずっとなかったし。この2コースはもうこりごりです…

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