【愛知130山】六所山 松平郷から丑の径

2012年12月20日(木) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 10.2km
• 登り: 505m
• 下り: 494m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:32

10:08 松平郷 第1駐車場
10:35 10:43 松平郷 展望テラス
11:26 11:26 六所神社参道分岐
11:35 11:38 六所神社上宮
11:47 11:52 六所山
13:29 13:33 六所神社下宮
14:40 14:40 松平郷 第1駐車場
14:40 ゴール地点

※このレコは2012年（平成24年）のレポートを再編集して2021年7月にアップしたものです。
【トラックログ】Garmin (GPS Map60cx:2007model）

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

松平郷第1駐車場
Googleマップ　https://goo.gl/maps/asCBy7fQASmhA3L46

その他周辺情報

松平郷　http://www.matsudairagou.jp/

写真

12/20 10:07

松平郷から「丑廻り径」を歩き、六所山頂から「きつねコース」を下る周回コース

12/20 10:08

駐車場向かいに自然歩道入口があります

12/20 10:11

徳川氏の先祖「松平親氏像」を下に見ながら進みます

12/20 10:13

竹藪

12/20 10:18

「松平太郎左衛門家墓所」
「親氏」から3代目の頃に2つに分家。やがて一つは岡崎へ移り徳川家となり、もう一つは松平郷に留まり「松平太郎左衛門家」となった　徳川発祥の地を守る家柄として、大名並みに参勤交代を許されたそうです

12/20 10:19

三ツ葉葵の御紋　末裔は東京に住んでいると説明書にありました　墓誌によると、代々当主はここに葬られるようです

12/20 10:21

松平郷自然歩道の案内板

12/20 10:23

歩きやすい道

12/20 10:26

古道の雰囲気が漂う

12/20 10:30

石割り跡

12/20 10:46

舗装された車道に出ると、すぐに「展望テラス」

12/20 10:40

猿投山に、

12/20 10:40

村積山と豊田市街地　条件が良ければ名古屋駅ビル群も見える

12/20 10:46

展望テラスの右から山道に入ります　マウンテンバイク乗り入れ禁止の立て札

12/20 11:12

松平観光自然歩道は「子・丑・寅・卯・辰」の5コース

12/20 11:16

序盤は急斜面で始まりますが、すぐに緩やかな尾根歩きに

12/20 11:20

558m独標　豊田市街地から六所山を眺めた時、いちばん右側に見えるピークがここ

ちなみに豊田市街地から眺めた炮烙山と六所山はこんな感じです

12/20 11:26

558mピークから下って林道との合流点　左の山道（いのししコース）で山頂へ

12/20 11:35

12/20 11:37

六所神社上宮に着くと、ちょうど鳥居の取替作業中　真新しい石の鳥居が置いてありました

9/22 12:37

この一年前の写真　鳥居は金属製でした

12/20 11:40

六所神社の北にある八ヶ峰神社、六所山には元々こちらの神様が祀られていたそうです

12/20 11:42

山頂近くに「神宮寺宝生院跡」の石柱

12/20 11:52

ここが六所山の山頂　眺めがなく残念

12/20 12:01

「きつねコース」を下って豊田市総合野外センターへ　　植林地の尾根道

12/20 12:04

きつねの道しるべが所々に

12/20 12:13

野外センターキャンプエリアの「D広場」に降りてきました

12/20 12:22

山頂付近は良い休憩場所が無いのと、落ち葉で火事になったら危ないので、ここで「山の棒ラーメン」を調理

12/20 12:38

このバーナーは今年（2021年）で14年、ナベは20年以上前から使ってます

12/20 12:57

管理棟前に焚き火があったので、少し当たらせてもらいました

12/20 13:08

何リス？

12/20 13:15

豊田市総合野外センターを出た後は車道歩き　写真は「いのししコース」登山口

9/22 12:02

いのししコースには不動滝があります（2011年撮影）

12/20 13:25

前方に見える岩山は「天下峯：てんがみね」　あそこで松平親氏が天下泰平を祈ったとの言い伝えがあります

12/20 13:37

六所神社・下宮向かいにある農村舞台（明治5年築）

12/20 13:31

舞台の壁は抜けていて、四季変化する自然をそのまま絵画にした額縁みたいで趣があります

見事な梁に使われている木材は、氏子が六所山から切り出したものだそう

12/20 13:33

舞台のお向かいに六所神社・下宮

12/20 13:33

六所神社隣にある案内板

12/20 13:35

農村舞台から100メートル程戻った所の「地蔵堂橋」を渡り、高月院へ向かいます

12/20 13:38

人けの無い寂しい林道を落ち葉を踏みながら進む

12/20 13:53

柿の実　鳥に食べられたのもありましたから、美味しいのかもしれません

12/20 13:55

田んぼの周囲には軽自動車が柵替わりに置いてありました

12/20 14:12

松平観光自然歩道には石の道しるべが所々設置されています　トラ柵の先へまっすぐ進みました

12/20 14:20

静かな山村風景

12/20 14:22

「沢連：そうれ」の田んぼは所々凍っていました　小学生の頃、家の周りにある凍った田んぼを運動靴で滑って遊んだ記憶があります

12/20 14:24

案内板に従い左に曲がると高月院の裏手に出ました

12/20 14:25

松平親氏の墓所　歴代住職のお墓より一段高い場所にありました

12/20 14:26

墓所と高月院本堂

12/20 14:28

家康公お手植えの桜？

12/20 14:30

高月院を後にして松平郷駐車場へ

12/20 14:33

ミズバショウの湿地

12/20 14:39

松平東照宮

12/20 14:40

無事駐車場まで戻ってハイク終了です

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

GR DIGITAL III リコー

感想

てっぱん

ご訪問ありがとうございます。

　六所山・猿投山・炮烙山をあわせて”豊田三山”とでも呼びましょうか？teppanが物心ついてからずっと身近に眺めてきた六所山（ろくしょさん）。もちろんこのレコを書いた日も眺めていました。

【山名の由来】
　古くから六所山は猿投山・本宮山と共に三河国三霊山のひとつだそうです。元々は「吉木山」と呼ばれていて、大山祇神を祀り山そのものをご神体としていた。徳川家の先祖・松平親氏が奥州の鹽竈神社（しおがまじんじゃ）より鹽竈六所明神をこの山に勧請したことにより、以後「六所山」と呼ばれるようになった。元神様は社地を譲り北に遷座され八ヶ峰神社となった。
（六所神社・上宮ページ）https://www.jinja-net.jp/rokusyo-jinja622472/index.html
（六所神社・下宮ページ）https://www.jinja-net.jp/rokusyo-jinja622471/index.html

　※愛知県岡崎市明大寺町にある六所神社は、竹千代（徳川家康）誕生の折に祖父の松平清康が松平郷の六所神社よりご祭神を勧請し創建したものだそうです。長い間徳川家の庇護を受け、5万石以上の大名だけが神社の石段を上ることを許されたそうです。いくつかの建物が国指定の重要文化財になっています。
（岡崎・六所神社ページ）※上記と違う由緒になっている　http://www.rokushojinja.com/

　これまで六所山を歩いたのは、すべて野外センターからのハイキング道で、この日初めて西尾根（丑廻り径）を歩きました。歩き慣れた山でしたがとても新鮮に感じました。野外センターから松平郷への帰り道は延々とアスファルト歩きなのが少し辛いところですが、交通量がほとんどないのでのんびり歩くことができました。

　六所山ピークハントのみだといささか物足りないですが、徳川家のルーツ「松平郷」をセットにして歴史探訪を組み込めば充実したハイキングになると思います。