歩き遍路23日目(日帰り) JR阿波福井→阿部御水大師→23番 薬王寺
- GPS
- 07:25
- 距離
- 31.2km
- 登り
- 916m
- 下り
- 927m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:26
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
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アクセス |
感想
前回、自宅からの距離が長くなる事から、今後は泊まりで廻るようになるかもと思っていたけど
休みの日程調整があまり上手に行かず、結局、日帰り遍路。
まずは、今日、打ち止め予定の「23番札所 薬王寺」に向かう。
朝、5時40分に自宅を出発して薬王寺に着いたのは、9時30分。
薬王寺の近くのJR日和佐駅から徳島方面の列車は、10時22分で、1時間近くあるので、先に納経を済ませる。
正月明け初日の日曜日という事で、普段より参拝客が多く、駐車場には交通整理人がいるほど。
山門前には露店も出ていた。
JR日和佐駅から列車に乗り、前回打ち止めしたJR阿波福井駅で下車。
22番 平等寺から23番 薬王寺へは、【国道55号線を通るルート】【由岐経由のルート】【阿部御水大師に行き由岐ルートに合流するルート】の3つのルートがある。
今回は、JR阿波福井駅から始めるので、一番遠回りになるが、阿部御水大師に行くルートを選択。
アスファルトの道を進むのは、できるだけ避けたかったというのが、一番大きな理由。
阿波福井駅からは、少しだけ打戻り、線路を横切り、愛宕山の方へ入って行く。
その曲がり角に、薬王寺までの案内図が掛かっていた。
それには、「国道55号線:約16km、四国のみち:約43km」と書かれていた。
今回の阿部御水大師経由は、四国のみちと、ほぼ同じルートだけど、約43km?
この時点で、自分は、約20kmと思っていて、阿波福井駅を11時前に出発するけど
17時前には、余裕で薬王寺に到着できると考えていた。
正月休みは、ほぼ家でゴロゴロしていて、前回の遍路から1ヶ月経っているから、これぐらいがちょうど良いかもと思っていた。
あとで、地図をもう一度確認する事にして、とりあえず、線路を横切り、歩き始める。
すぐに分岐があるけど、ココは、歩いたことのある人のブログから情報入手済み。
川沿いに進む。
で、その次の分岐で、間違えて、川を渡って山の方へ登ってしまうが、100m程登ったところで、地図を確認すると
川は横切らないのが正解。
「四国遍路ひとり歩き同行二人【地図編】」はかなり見づらいけど、意外に役に立った。
折角登ったのに分岐まで戻って川沿いの道を進む。
「歩き遍路道」の道標は皆無で、所々に「四国のみち」の道標があるので、こちらを頼りに進む。
愛宕山を越えるところで、一休みしながら、地図で薬王寺までの距離を確認。
阿波福井駅から阿部御水大師までの距離は、7.5km。
由岐ルートの合流点に、どちらから来ても12.5kmとなっているけど、由岐ルートの方は平等寺からの距離で
阿部御水大師経由の方は、阿部御水大師からの距離。
由岐ルートの平等寺から薬王寺までの距離は、22.4kmなので、合流点から薬王寺までは、22.4-12.5=9.9km
という事は、7.5+12.5+9.9=29.9km
11時にスタートして、この距離を日没までに歩ききるのは厳しい気がしてきた・・・
とりあえず、進まねば
愛宕山から下り、一度、県道200号線に出るが、その直前の三差路で標識もなく、逆に進んでしまい、ここでも引き返す。
県道を進み、明神山の方へ入るところにも「四国のみち」の道標があった。
明神山の登り道は、前半は、かなり歩きやすい道だったが、後半は、台風か大雨の被害で、石道が崩れているような箇所もあって、歩きづらかったけど、危険を感じるほどの箇所は無かった。
峠を越えて、少し下ったところで、「四国のみち」は、明神山頂へ向かうけど、遍路道ではないので、ここは直進して阿部に向かう。
ほぼ下った場所に「四国 巡礼の道 1200 休憩所」があった。
休憩所で、一休みした後、少し下ったところで県道26号線に出で、道なりに東に進むと「阿部御水大師」
ここから少し戻り、阿部漁港の横を通りながら、西の方向へ進む。
海岸続を進むので平坦だろうと甘く考えていたが、ダラダラ登る舗装路が続くので、意外に疲れた。
ダラダラ登りが終わると、ダラダラ下りが続き、養豚所を過ぎた大井峠で舗装路を離れるはずなのに、別れ道が、すぐに分からず焦ったが、少し進むと「四国のみち」の道標があった。
そう言えば、ここまで、「歩き遍路道」の道標を、ほとんど見てない。
下った後は、由岐の町中を通りJR田井ノ浜駅の手前で、由岐ルートと合流。
線路沿いを進み、トンネルを抜けると木岐の町
海沿いを少し歩いた後、「俳句の小径」という山道に入る。
この時点で16時40分。急がねば
ここを登り、反対側の山道を下りれば、残りは舗装路のみのはず
「俳句の小径」には、沢山の句碑が設置されて、良い感じの山道。
舗装路に出た後、反対の山道の入口で、17時を廻った。
まだ日は落ちてないが、山道は、だいぶ暗くなっている。
以前、大洲の出石寺を真っ暗の夜道を下った後は、菅笠に付けるLEDライトを持ち歩いていたので
取り出してLEDライトのクリップで取り付けようとしたら、笠の縁の竹材が太すぎて挟めない(゜◇゜)
仕方なく手に持って山道を下った。
山道から舗装路に出た時点で、17時30分。辺りはだいぶ暗くなっていた。
残り4km。
腕に反射バンドを巻き、歩き続ける。
ここからの道は単純なので、道標は見えなくても、大丈夫だったが、周りの景色を見ることも出来ず
ひたすら前を見て歩くだけだった。
こんなことなら、木岐から列車で日和佐に戻り、次回、木岐から始めれば良かったと後悔。
18時15分、薬王寺に到着。
10kmの誤算。予想通り2時間遅れの到着となった。
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