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記録ID: 3344118
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ハイキング
四国

歩き遍路 19日目(日帰り) 12番 焼山寺→別格2番 童学寺

2017年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
11:05
距離
35.0km
登り
1,740m
下り
1,761m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:58
休憩
1:04
合計
11:02
6:08
67
7:15
7:15
51
8:06
8:06
64
9:10
9:10
64
10:14
11:04
87
12:31
12:42
86
14:08
14:11
179
17:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス

感想

朝、5時50分に11番 藤井寺の駐車場に到着。
これから、いよいよ「遍路転がし」
日の出前で、まだ暗いので、車の中で少し時間を潰す。
藤井寺の境内から、すぐ山道になるので、明るくならないと危険。
6時を過ぎると少し明るくなってきたので、出発の準備を始める。
朝早いので、駐車場の人もいないので、駐車場料金は帰りに払うことにして、境内に向かった。
だいぶ明るくなり、道も見えるようになってきたので、6時15分、歩き遍路、再開。
登り始めは、よく整備された山道。
傾斜も程々で、よくある遍路道。
山道と舗装路を何度か繰り返した後、見晴らしの良い場所に出た。
少し進むと東屋があったが、歩き始めたばかりなので、ここはスルー。
ここを越えると、傾斜が少しキツくなってくる。
途中で、水大師。
その後も急勾配が続き、7時5分に長戸庵に到着。
ここで、ザックを下ろし一休み。

長戸庵から少し進んだ所に、「風景発心の地」
ここからの見晴らしは、とても良かった。
その後、下ったり上ったりを繰り返しながらも、標高を上げていく。
峠を越え下っていくと、柳水庵。
8時5分到着。
お堂やトイレがあり、熊の目撃情報の掲示もあった。
少し下った所に休憩小屋。
泊まることもできるようだ。
ここでも、ザックを下ろして一休み。

この後、舗装路を下っていくが、すぐに登りの山道に入っていく。
段々、急勾配になってくる。
登り切った所に、大師像。
9時、浄蓮庵に到着。
ここで、一休み。
お堂の反対側にトイレがあった。

浄蓮庵からは、しばらく下りが続く。
始めは、なだらかだが、途中からは、かなりの急勾配で下る。
舗装路に出た後、民家の側を通り、川を渡った後、これまで以上の急勾配の登り。
途中、息が上がって、立ったまま、何度か休憩を入れる。
ここに来て、歩き遍路の人を2人追い抜く。
自分は、愛媛の札所を、ほぼ終わらせているので、少し鍛えられているが、歩き遍路を始めたばかりの人が3日目でこの山道を進むのは、かなりキツいと思う。
急勾配が終わるところにベンチがあるので、ここでザックを下ろして休憩。
この後は、緩やかな登りに変わり、焼山寺の参道が見えてくる。
参道を進んだ後、階段があり、その上に仁王門。
10時15分、焼山寺に到着。
藤井寺から約4時間で登り切った。
納経を済ませて、納経所に行くと、「歩きの人には、食堂でお茶接待をしているので、ゆっくり休んでいって下さい」と、ありがたいお言葉。
食堂に行き、暖かいお茶を頂いた。
食堂のおばちゃんと、しばらく会話をした後、11時、焼山寺を出発。

仁王門の下の階段を下りた後、参道と反対側に進む。
舗装路と山道を下っていくが、山道は石が多くて、かなり歩きづらかった。
舗装路が、しばらく続いた後、大きな木が目立つ杖杉庵が見えてきた。
遍路の祖、衛門三郎の終焉の地。
そこからも、舗装路と山道を下って、鍋岩の集落。
この辺りは車遍路と同じ道。
途中で、歩き遍路道は、分岐して山道に。
緩やかな上り下りを繰り返した後、玉ヶ峠の上り道。
これが、かなりの急勾配で、焼山寺まで登った後ということもあって、相当キツい。
体力的には限界に近いが、気力で前に進む。
登り切った所に、玉ヶ峠庵。
ここで、ザックを下ろして一休み。
トイレもあった。
泊まれそうなお堂ではあるが、「泊まりは遠慮下さい」との注意書き。
ここからは、舗装路をダラダラと下る。
しばらく進み、13時「ヘンロ小屋36号 神山」
ここでも、休憩。
天気が良く、ベンチに座っていると寝てしまいそうになる。
17時までに、別格2番 童学寺に着くには、あまり時間の余裕も無いので、休憩もソコソコにして、出発。
ここからも舗装路を進むが、途中「鏡石」の道標。
遍路道から外れて、山道を下っていくと鏡大師堂。
舗装路に戻り、ダラダラ下って、川沿いの道を進む。
その後、100mそこそこの駒坂峠を越えるが、この程度さえ辛いほど、限界にきている。
峠を下った後、浸水橋。
この橋のことは知らなかったので、ちょっと嬉しかった。
その後、高瀬休憩所で一休み。
自動販売機、綺麗なトイレがあった。
13番 大日寺への遍路道と分かれた後も舗装路を進み、新童学寺トンネル。
歩道があるトンネルだったので、危険を感じることはなく通れた。
トンネルを抜けた後、段々、薄暗くなってきたが、16時30分、別格2番 童学寺に到着。
去年、車遍路で来た時は、境内まで車で入ることができたが、今日は山門前にパイロンが置かれて、入れないようにしていた。
本堂は、今年の3月、焼失したので跡地がある状態。
隣の聖天堂が、仮本堂となっていた。
納経を済ませて、御朱印を頂き、今日の歩き遍路は打ち止め。

童学寺から下浦駅まで歩いて、鴨島駅までJRで移動。
鴨島駅からはタクシーで藤井寺まで行き、駐車場料金を払い、帰路についた。

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