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Yamareco

記録ID: 334783
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ハイキング
奥秩父

熊倉山 - 崇屋敷尾根から聖尾根。生半可な気持ちでは歩き通せないことを思い知った。

2013年08月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:42
距離
16.5km
登り
1,658m
下り
1,616m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:35
休憩
2:02
合計
12:37
5:54
28
6:23
6:23
17
6:40
6:40
27
7:07
7:11
128
9:19
9:20
138
11:37
12:23
17
12:41
12:56
30
13:25
13:26
91
14:56
15:15
33
15:49
15:59
13
16:12
16:22
7
16:29
16:47
52
17:40
17:40
54
18:34
05:52 武州日野駅(ルートミス30分)
07:16 崇屋敷尾根取り付き
08:03 P836(休憩30分)
09:18 P1003
10:36 P1284
11:36 崇屋敷尾根分岐(昼食45分)
12:42 熊倉山
13:25 P1307
14:13 P1165
15:48 P802
16:28 P725
17:40 P622
18:20 下界(笑)
18:35 三峰口駅
天候 概ね晴れ。(朝のうち曇り)
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
武州日野駅の駐車場を利用しました。(10台程度、300円、トイレあり)
基本的に駐車料金は駅に直接支払うのですが、日中以外は不在のため、今回は改札口にある乗車券入れに投入しました。(翌日電話報告)

下山後は、三峰口駅(18:57)から武州日野駅まで電車を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
登りの崇屋敷尾根、下りの聖尾根、共に一般登山道ではありません。
面白半分、興味本位で進んではいけません。

<武州日野駅 〜 崇屋敷尾根取り付き>
約1時間の車道歩きです。危険はありません。
私のようなつまらないルートミスや無駄なショートカットをしないよう、事前に良く調査しておきましょう。

<崇屋敷尾根>
一般登山道ではないので、整備はされておらず案内板等もありませんが、踏み跡はありますし、基本尾根伝いなので、道迷いの心配はないでしょう。
崇屋敷尾根分岐手前(標高約1360)の岩峰は、ピークの先は崖になっているので、登った後で戻るか、登る手前で左に巻きましょう。登る直前に左への踏み跡があります。

<崇屋敷尾根分岐 〜 熊倉山>
問題ありません。

<聖尾根>
危険です。相応の(断念も含めた)覚悟と準備が必要です。特に下りは最大限の慎重さが求められ、時間もかかります。
踏み跡は薄く支尾根も多いので、地図/コンパスもいいですが、積極的にGPSを使って良いと思います。
地形的にも非常に険しく、多くのアップダウンの一つひとつの傾斜がきついです。
心許ないトラロープがある岩壁はもちろんですが、急斜面のザレの下りは非常に滑りやすく、想像以上に時間と体力を費やされます。
下山後は、目の前に民家があるにもかかわらず柵が張り巡らされているため越えられず途方にくれますが、右(東)に進めば墓地を通って車道に出ることができます。
武州日野駅の駐車場で仮眠後出発です。始発前なので、駐車料金は下山後に、と思っていましたが、予定より大幅に時間が遅くなり、戻った時にも不在だったため、300円は改札口にある乗車券入れに投入しました。
2013年08月17日 05:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
8/17 5:55
武州日野駅の駐車場で仮眠後出発です。始発前なので、駐車料金は下山後に、と思っていましたが、予定より大幅に時間が遅くなり、戻った時にも不在だったため、300円は改札口にある乗車券入れに投入しました。
崇屋敷尾根取り付きまでのルートもGPSに入れていたのですが道を間違え、ここまで30分を費やしましたが、この案内の道を通れば5分だったようです(笑)。詳細は感想を参照のこと。
2013年08月17日 06:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
8/17 6:24
崇屋敷尾根取り付きまでのルートもGPSに入れていたのですが道を間違え、ここまで30分を費やしましたが、この案内の道を通れば5分だったようです(笑)。詳細は感想を参照のこと。
崇屋敷尾根へは、ココを上(左)へ。
2013年08月17日 06:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 6:38
崇屋敷尾根へは、ココを上(左)へ。
予定より早めに、ココから取り付く。
2013年08月17日 07:01撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 7:01
予定より早めに、ココから取り付く。
がががなんと、苦労して登ってきた先には地図にない林道が。勘弁してよ。なんとか左の方から登れました。
2013年08月17日 07:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 7:09
がががなんと、苦労して登ってきた先には地図にない林道が。勘弁してよ。なんとか左の方から登れました。
林道を少し進むと、明らかな登り口。では気を取り直して取り付きましょう。
2013年08月17日 07:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 7:16
林道を少し進むと、明らかな登り口。では気を取り直して取り付きましょう。
初めはこんな斜面。適当に上を目指す。
2013年08月17日 07:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 7:21
初めはこんな斜面。適当に上を目指す。
尾根に乗れば、踏み跡もあり割と快適です。
2013年08月17日 07:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 7:28
尾根に乗れば、踏み跡もあり割と快適です。
陽が当たって気持ちいい。が、暑い。
2013年08月17日 09:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 9:19
陽が当たって気持ちいい。が、暑い。
P1003に祠がありました。
2013年08月17日 09:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 9:20
P1003に祠がありました。
自然を満喫できます。
2013年08月17日 09:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 9:29
自然を満喫できます。
ここも自然って感じ。
2013年08月17日 09:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 9:56
ここも自然って感じ。
変化に富んだ道。
2013年08月17日 10:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:02
変化に富んだ道。
飽きない。
2013年08月17日 10:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:07
飽きない。
どんどん登る。
2013年08月17日 10:15撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:15
どんどん登る。
P1284
2013年08月17日 10:37撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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P1284
ヤセ。
2013年08月17日 10:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:43
ヤセ。
2013年08月17日 10:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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小ピーク。
2013年08月17日 10:51撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:51
小ピーク。
鞍部。左右に巻き道でしょうか、踏み跡があります。とりあえず直進。
2013年08月17日 10:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 10:53
鞍部。左右に巻き道でしょうか、踏み跡があります。とりあえず直進。
写真からは感じられませんがでかいです。正面と右の岩の間を登りました。
2013年08月17日 10:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 10:55
写真からは感じられませんがでかいです。正面と右の岩の間を登りました。
登った後、上から見下ろしています。
2013年08月17日 11:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 11:00
登った後、上から見下ろしています。
更に進んで行きましたが、切れ落ちる岩壁になっていて進めない。
2013年08月17日 11:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 11:07
更に進んで行きましたが、切れ落ちる岩壁になっていて進めない。
左(東)の急斜面を滑りながら降り、巻き道を探す。
2013年08月17日 11:10撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 11:10
左(東)の急斜面を滑りながら降り、巻き道を探す。
ハッキリした巻き道は見当たらなかったので、岩壁の左から適当に巻く。
2013年08月17日 11:17撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 11:17
ハッキリした巻き道は見当たらなかったので、岩壁の左から適当に巻く。
下ってきた場合は、岩壁がこんな風に立ちはだかります。その場合は右(東)から巻く。
2013年08月17日 11:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 11:23
下ってきた場合は、岩壁がこんな風に立ちはだかります。その場合は右(東)から巻く。
崇屋敷尾根分岐への急登。
2013年08月17日 11:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 11:30
崇屋敷尾根分岐への急登。
崇屋敷尾根分岐に到着。正規ルート側にはロープが張られています。
2013年08月17日 11:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
8/17 11:38
崇屋敷尾根分岐に到着。正規ルート側にはロープが張られています。
昼食中に2人組が、酉谷山側から熊倉山方面に通過して行きました。
2013年08月17日 11:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 11:38
昼食中に2人組が、酉谷山側から熊倉山方面に通過して行きました。
急斜面を降り、熊倉山へ向かう。
2013年08月17日 12:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 12:26
急斜面を降り、熊倉山へ向かう。
こんな道でもトレランの方がいました。
2013年08月17日 12:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 12:28
こんな道でもトレランの方がいました。
祠が現れると、
2013年08月17日 12:42撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 12:42
祠が現れると、
熊倉山です。新しい山頂表示板に初対面です。
2013年08月17日 12:45撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 12:45
熊倉山です。新しい山頂表示板に初対面です。
さて、装備を取り出し身に付け、聖尾根(左)に進みます。
2013年08月17日 12:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 12:56
さて、装備を取り出し身に付け、聖尾根(左)に進みます。
2013年08月17日 12:58撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 12:58
ここが白久林道ルートへの分岐でしょうか。尾根を直進します。
2013年08月17日 13:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 13:02
ここが白久林道ルートへの分岐でしょうか。尾根を直進します。
2013年08月17日 13:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:05
ここは巻けません。
(2014/11/17追記:手前を左に降りて巻けます。)
2013年08月17日 13:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:07
ここは巻けません。
(2014/11/17追記:手前を左に降りて巻けます。)
岩峰ピークから、これから歩く聖尾根を見下ろす。見るからにアップダウンが激しそうだ。
2013年08月17日 13:08撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:08
岩峰ピークから、これから歩く聖尾根を見下ろす。見るからにアップダウンが激しそうだ。
岩峰の先が崖状になっており、安全のためロープを使いました。設置済みのロープは太いですが、支点部分がだいぶ擦れていました。
2013年08月17日 13:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:16
岩峰の先が崖状になっており、安全のためロープを使いました。設置済みのロープは太いですが、支点部分がだいぶ擦れていました。
巨大な老木。
2013年08月17日 13:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:21
巨大な老木。
ココからも白久駅に行けるようですが、直進です。
2013年08月17日 13:24撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:24
ココからも白久駅に行けるようですが、直進です。
なんか不気味な色と名称。右(北)に曲がる感じで進む。
2013年08月17日 13:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:27
なんか不気味な色と名称。右(北)に曲がる感じで進む。
まさに落ちる感じの斜度。木があるので何とか降りられる。設置ロープは不安。
2013年08月17日 13:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 13:30
まさに落ちる感じの斜度。木があるので何とか降りられる。設置ロープは不安。
ここは左に巻く。
2013年08月17日 13:47撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:47
ここは左に巻く。
2013年08月17日 13:48撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:48
左へカーブ。
2013年08月17日 13:50撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:50
左へカーブ。
ココもゆっくり慎重に。
2013年08月17日 13:54撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:54
ココもゆっくり慎重に。
ココは?
2013年08月17日 13:58撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:58
ココは?
左に巻くようです。
2013年08月17日 13:59撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 13:59
左に巻くようです。
転倒は許されません。
2013年08月17日 14:04撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5
8/17 14:04
転倒は許されません。
ココは直登。
2013年08月17日 14:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 14:05
ココは直登。
また落ちるようです。
2013年08月17日 14:59撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 14:59
また落ちるようです。
念には念を。
2013年08月17日 15:07撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 15:07
念には念を。
念には念には念を。
2013年08月17日 15:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5
8/17 15:14
念には念には念を。
2013年08月17日 15:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 15:16
ココもすごく時間がかかりました。
2013年08月17日 15:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 15:23
ココもすごく時間がかかりました。
2013年08月17日 15:34撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 15:34
2013年08月17日 15:37撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 15:37
見た目以上に急で滑るんですってば。本当に。
2013年08月17日 15:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
8/17 15:41
見た目以上に急で滑るんですってば。本当に。
ココも尾根が分かれます。左です。
2013年08月17日 16:03撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 16:03
ココも尾根が分かれます。左です。
もう勘弁って感じのザレ。足が痛い。
2013年08月17日 16:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
8/17 16:05
もう勘弁って感じのザレ。足が痛い。
2013年08月17日 16:11撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 16:11
よじ登る。
2013年08月17日 16:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 16:12
よじ登る。
2013年08月17日 16:15撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 16:15
三峰口駅付近でしょうか。随分歩いた割には、まだ標高は高いなぁ。
2013年08月17日 16:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 16:16
三峰口駅付近でしょうか。随分歩いた割には、まだ標高は高いなぁ。
2013年08月17日 16:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8/17 16:19
位置的に少しズレていますが、地図にある沢沿いのルートの案内でしょうか。尾根を直進します。
2013年08月17日 16:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
8/17 16:25
位置的に少しズレていますが、地図にある沢沿いのルートの案内でしょうか。尾根を直進します。
難所は終わったと思ったのに、まだあるか。
2013年08月17日 16:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 16:28
難所は終わったと思ったのに、まだあるか。
巻き道を探して左に行ってみると、社らしきものの残骸が。
2013年08月17日 16:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 16:29
巻き道を探して左に行ってみると、社らしきものの残骸が。
うーん、ちょっとコッチからは無理みたい。
2013年08月17日 16:30撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 16:30
うーん、ちょっとコッチからは無理みたい。
直登か?と頑張って登ってみる。
2013年08月17日 16:33撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 16:33
直登か?と頑張って登ってみる。
が、岩壁ドーン。無理。頑張って降りる。
2013年08月17日 16:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 16:35
が、岩壁ドーン。無理。頑張って降りる。
右から巻けました。が、足元崩れそう。
2013年08月17日 16:40撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 16:40
右から巻けました。が、足元崩れそう。
2013年08月17日 16:47撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 16:47
本当に急なんですってば。
2013年08月17日 16:48撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 16:48
本当に急なんですってば。
ここも少ない根っこに捕まりながら後ろ向きで降りました。岩場の方がうれしい。
2013年08月17日 16:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 16:56
ここも少ない根っこに捕まりながら後ろ向きで降りました。岩場の方がうれしい。
2013年08月17日 16:57撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 16:57
侵入を阻むかのような木。
2013年08月17日 17:02撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 17:02
侵入を阻むかのような木。
見晴しはないが開けた場所。休憩しながら今が17時過ぎであることを確認。確か日没は18時半頃のはず。
2013年08月17日 17:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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8/17 17:09
見晴しはないが開けた場所。休憩しながら今が17時過ぎであることを確認。確か日没は18時半頃のはず。
ここは右の尾根へ。
2013年08月17日 17:45撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
8/17 17:45
ここは右の尾根へ。
踏み跡を失うが、方向を定めて進む。ちょうど18時だ。
2013年08月17日 18:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 18:00
踏み跡を失うが、方向を定めて進む。ちょうど18時だ。
出たぁ。が、柵があり向こうに出る道が無い。
2013年08月17日 18:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
8/17 18:20
出たぁ。が、柵があり向こうに出る道が無い。
山沿いを右(東)に行くと墓地に出られた。失礼しまーす。後は三峰口駅から電車で武州日野駅まで移動し、試練の一日が終わりました。
2013年08月17日 18:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
8/17 18:25
山沿いを右(東)に行くと墓地に出られた。失礼しまーす。後は三峰口駅から電車で武州日野駅まで移動し、試練の一日が終わりました。
撮影機器:

感想

行程12時間超、覚悟はしていましたが、本当にしんどかったです。

朝6時前に、武州日野駅の駐車場からスタート。崇屋敷尾根の取り付きまで距離があるので、迷わないようにGPSを頼りに進みましたが、それが逆にとんだ道間違いを引き起こしました。
黄色で表示していたルートを辿って行ったのですが、GPSが国道を黄色で表示していることに気付かず、しばらく国道を進んでしまいました。何か変だと気付いてからも、そこから山側に進んでしまい、結局30分をロスしてしまいました。皆さんもGPSでのルートの表示色には気を付けてくださいね。

崇屋敷尾根は、写真の通り、最初に無意味なショートカットをしてしまいましたが、ほどほどに踏まれており、歩いていて飽きのこないルートだと思いました。ただ、崇屋敷尾根分岐まで4時間を見込んでいたのですが、あえてピークを踏んだことや、途中でメールなどしていたこともあり、最初のルートミスを除いても約5時間掛かりました。一般登山道ではないルートの所要時間を見込むのは、毎度のことながら難しいです。

崇屋敷尾根分岐で昼食休憩中に二人組の登山者が、酉谷山方面から熊倉山方面に通過して行きました。崇屋敷尾根分岐到着前にも話し声から、逆方向に歩いて行く人たちがいたようですし、そこそこ歩かれているルートのようです。熊倉山への途中では、トレランの方とも会いましたが、このルートをトレランとは・・・トレランって周回とは限らないんでしょうか?
私もいつかココから酉谷山へのルートを歩きたいと思いますが、どう周回ルートに組み込むか、それが悩みでもあり楽しみでもあり、、、です。

熊倉山で、ハードな聖尾根に備えてロープなどを取り出していると、また一人酉谷山方面からやってきました。挨拶だけしましたが、私の様子にチョット怪訝そうな感じでした。そりゃそうでしょうよ。
さて、この先は誰に会うわけもないでしょうから、今日の遭遇者は3組ということで、私にとっては普通でしょうか。(^^;)

白久林道コースは通行禁止ということで、ロープが張ってあります。私は白久林道コースではありませんので(と言うのは通用しない言い訳かもしれませんが)、聖尾根ルートに向かうためロープを越えます。

聖尾根は、激しいアップダウンが多く本当に険しかったです。
ロープを頼りに降りる場所は、厳しいながらも想定の範囲内でしたが、それにも増して多くのザレ場は予想外で、ホトホト参りました。もしかしたら、下りの方が登りより時間が掛かるかもしれないほど手を焼きました。

そうそう、なんと聖尾根途中で、登っていく登山者(単独)に会いました。あいさつ程度の話しかしませんでしたが、こんな超マイナーなルートで会うなんて本当にビックリです。もしかしたらヤマレコに数少ないレコを投稿している人かもしれない、もしそうだったらお礼を言わなければならなかったと、別れた後で確認しなかったことを悔やみました。

なんとか無事に完歩できた山行でしたが、時間的にも技術的にも体力的にも、この辺が私の限界かもしれません。ロープでの下降に関してはまだまだ経験不足です。今日は、下降時、懸垂に近いほどバランスを取るのが難しいことを実感しました。少しでも左右のバランスを崩すと、ぶら下がったまま回転し、崖に肘や背中をぶつけてしまう危険があるので、足をしっかり開き、斜面に垂直に当て、安定させた状態のまま少しずつ降りなければダメですね。

正直なところまだ私は、それなりに手掛かり足掛かりがあれば、ロープを使わずに降りる方を選びます。それは、いちいちロープを用意するのが面倒ということもありますが、それ以上に、まだロープを使った方が安全だという実感が持てないからだと思うのです。「なんとか降りられそうだがロープの方が確実だ」と、リスクとの向き合い方も含めて、そう思えるようになるまで、もっと経験が必要だと感じました。

左足外側の踝は、念のため以前のインソールも持参したのですが、靴の当たる部分を伸ばす処置をしていたので、なんとか歩き通すことができました。
翌日は、普段使わない筋肉を使ったせいで、久しぶりに身体のアチコチが筋肉痛になりましたが、今までにないほどの充実感を得られました。と同時に、もう一人の自分からの「ホドホドにせいよ」の声も確かに聞こえています。

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コメント

おつかれさまです!
おはようございます。

kinoeさんのレコの中では今回のが最もハードな感じで、
だんだんとレベルを上げていってますね

それにしてもトレランの人はこういうところでも走っているなんてw
その方も一般登山道では満足できないんでしょうね
お疲れ様でした!
2013/8/19 6:56
ハードですね!
お腹いっぱいになる登山お疲れ様でした

ワタシも人の事は言えませんがどんどんとハードな山行になってますね、更に道もどんどんとルートファインディングの要素が強くなってますね(笑)

今までよりもきつい行程こなした後の充実感と限界とのせせめぎ合いは楽しいもんですよ!

これからもお互いに安全に楽しくいきましょうね
2013/8/19 8:17
re: おつかれさまです!
hiroumiさん、こんばんは。

今回は、確実に限界に近かったようです。
でも、そう認識できたことは、これを越えないように自重できるという意味で、良かったと思います。
ただし、大変さを事前に正確に見積もれることが前提なので、そこが問題ではありますが。

まだしばらくは、静かな低山を自分なりに楽しもうと思います。

ありがとうございました。
2013/8/19 22:16
re: ハードですね!
drunkyさん、こんばんは。

drunkyさんとは、ハードさの質が違うようです。私にdrunkyさん真似はできませんよ。

> 充実感と限界とのせせめぎ合い
分かります。ソノ時は辛くて投げ出したくなったはずなのに、後で思い返すと、アノ時こそ生きてたなぁ、みたいな。。。

まぁこれからも、無茶はせず、でもチョットだけ無理して、「楽しんだモン勝ち」の精神でいくつもりです。
2013/8/19 22:33
今回もまたまたスゴイですね!
kinoeさん こんにちは

今回もスゴイ!コース取りですね!!

こ〜んなコース取りもあるんですね!(kinoeさんならではですね

kinoeさんが筋肉痛になるくらいのコースだからレコで見る以上にハードなコースなんでしょうね

私も今回両神山のVルートで体力・技術・知識がまだまだなのが実感できました
(現在筋肉痛まっさかり )

やっぱりまだまだ一般登山ルートで修行を重ね一気にハードな所へは行かず少〜〜しづつ稜線を繋ぎながら山行の幅を広げて行きたいと思います

ハードなコースはkinoeさんのレコを拝見して行ったつもりになり楽しみます
2013/8/20 11:17
re: 今回もまたまたスゴイですね!
RossiRossiさん、こんばんは。

今回は、ハッキリ言ってキツかったです。
なんとか9時間もあれば、と思っていたのが12時間ですからねぇ。

これでもかと出てくる、下りのザレには本当に参りました。こういう時のために、チェーンスパイクも持っていたのですが、結局最後まで使わず仕舞いでした。

筋肉痛は腕とかオシリの辺りなので、たぶんロープ下降とザレのせいでしょう。

RossiRossiさんも、Vルートを歩く際には、所要時間を多めに見積もった方が良いですよ。
あぁそれと、今回は思いのほか「スゴイ」ことになってしまいましたが、あくまでも追求すべきは「楽しい」山行なので、誤解のないようにお願いしますね。
2013/8/20 22:45
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無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [2日]
矢岳〜酉谷山〜熊倉山縦走周回ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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