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Yamareco

記録ID: 336023
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キャンプ等、その他
赤目・倶留尊高原

新道峠〜八丁平幕営(三峰山)〜岳の洞

2013年08月17日(土) 〜 2013年08月18日(日)
 - 拍手
ふじ その他1人
GPS
16:25
距離
29.6km
登り
1,682m
下り
1,710m

コースタイム

●1日目 = 敷津バス停 11:10 -- 佐田峠 11:38 -- 御杖神社 12:00 -- 青少年旅行村 12:50 <腹拵> 13:23 -- 登山口 14:12 -- 新道峠水場 14:55 -- 八丁平 16:11
●2日目 = 八丁平 6:41 -- 三峰山山頂 6:45 -- 959mピーク (二峰) 7:36 -- 847mピーク (三峰) 8:05 -- 仏来山山頂 8:47 <道間違い> 山頂手前分岐 9:27 -- コスマ山 9:50 -- 白土山 10:43 -- 岳の洞手前のタワ付近 10:55 <腹拵> 11:30 -- 岳の洞山頂 11:47 -- 杉平峠 12:18 -- 林道 12:45 <休憩> 12:58 -- 国道368号線 13:43 -- 敷津バス停 (道の駅) 14:25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●行き = 新金岡 7:50 (地下鉄) 難波 8:12 / 8:15 -(近鉄/鶴橋乗換)- 名張 9:39 / 10:10 (三交バス/850円) 敷津 11:04
●帰り = 敷津 15:00 (三交バス) 名張 15:54 /16:04 (近鉄) 難波 17:20
コース状況/
危険箇所等
三峰山山頂からの道は間違えやすい箇所、道の悪い箇所あり。特に小須磨峠までは道標が少ない。
バスの中でトーゲン氏が謎のアラブ人に変身
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バスの中でトーゲン氏が謎のアラブ人に変身
敷津バス停を出発
敷津バス停を出発
カワラナデシコ 佐田峠の手前で
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カワラナデシコ 佐田峠の手前で
佐田峠(首切地蔵)
佐田峠(首切地蔵)
ツリガネニンジン 佐田峠の少し先で
ツリガネニンジン 佐田峠の少し先で
神末 前方に三峰山を望む
神末 前方に三峰山を望む
御杖神社に立ち寄って 戦没者慰霊、天皇陛下と父母の健康長寿、商売繁盛、そしてこの山旅の安全を祈願
御杖神社に立ち寄って 戦没者慰霊、天皇陛下と父母の健康長寿、商売繁盛、そしてこの山旅の安全を祈願
最近クレクレタコラにハマってることを話していたら なんとそこはタコラ地区?? なんたる偶然!!
最近クレクレタコラにハマってることを話していたら なんとそこはタコラ地区?? なんたる偶然!!
青少年旅行村に到着
青少年旅行村に到着
家族連れの喧騒の中 腹ごしらえ われら完全にういている
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家族連れの喧騒の中 腹ごしらえ われら完全にういている
喧騒を離れて長い舗装道歩き
喧騒を離れて長い舗装道歩き
キツネノカミソリ畑 ヒガンバナ科だけあって咲き方が似てる
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キツネノカミソリ畑 ヒガンバナ科だけあって咲き方が似てる
林道はまだ続くが 舗装道はここで終わり 山道が始まる
林道はまだ続くが 舗装道はここで終わり 山道が始まる
シカ除けのネットの扉を開けて入る
シカ除けのネットの扉を開けて入る
少し登ったところの水場 とても冷たくて最高だった! 3リットル余を汲む
少し登ったところの水場 とても冷たくて最高だった! 3リットル余を汲む
すぐに新道峠着(写真は進行方向逆) 
すぐに新道峠着(写真は進行方向逆) 
自然林の美しい尾根道を行く 名物のシロヤシオもヤマツツジも咲いてないけど… 
自然林の美しい尾根道を行く 名物のシロヤシオもヤマツツジも咲いてないけど… 
山頂と八丁平の分岐 ウキウキワクワク〜
山頂と八丁平の分岐 ウキウキワクワク〜
八丁平到着!
テント設営完了
特に腹がメタリックブルーに光るコガネムシ ルリセンチコガネ?
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特に腹がメタリックブルーに光るコガネムシ ルリセンチコガネ?
飯と晩酌
日が落ちてきて 東側 (三重県側) が美しく染まってくる
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日が落ちてきて 東側 (三重県側) が美しく染まってくる
迷岳方面
翌朝 テン場と台高方面の展望に別れを告げて --
翌朝 テン場と台高方面の展望に別れを告げて --
-- いざ出発!
すぐに三峰山山頂
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すぐに三峰山山頂
山頂からは曽爾方面の展望
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山頂からは曽爾方面の展望
急な下り コスマ峠まではベテラン向きの道
急な下り コスマ峠まではベテラン向きの道
959mピーク (北尾根二峰)
959mピーク (北尾根二峰)
キツイ登りをこなす
キツイ登りをこなす
仏来山山頂 ここを通るということは間違い 厳しい急坂をしばらく下りて30分以上のロスをこいてしまった 山頂の手前の右への道を行かねばならない
仏来山山頂 ここを通るということは間違い 厳しい急坂をしばらく下りて30分以上のロスをこいてしまった 山頂の手前の右への道を行かねばならない
コスマ山への登り 東側が崩落している
コスマ山への登り 東側が崩落している
コスマ山山頂
小須磨峠 公設の道標現わる
小須磨峠 公設の道標現わる
ボロボロの金網に沿って行く
ボロボロの金網に沿って行く
岳の洞の美しい姿が!
岳の洞の美しい姿が!
岳の洞のキツイ登り トーゲン氏奮闘! うしろは仏来山とコスマ山
岳の洞のキツイ登り トーゲン氏奮闘! うしろは仏来山とコスマ山
山頂は近い
後方は大展望! 修験業山など三峰山の東側の尾根 左端のトンガリは局ヶ岳
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後方は大展望! 修験業山など三峰山の東側の尾根 左端のトンガリは局ヶ岳
高見山もそびえている
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高見山もそびえている
道標の向こうは古光山・倶留尊山方面
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道標の向こうは古光山・倶留尊山方面
急な下り 私はこのあとのところで転んで 爪を割ってしまった…
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急な下り 私はこのあとのところで転んで 爪を割ってしまった…
水谷林道に下り着く(下りた後 振り返って)
水谷林道に下り着く(下りた後 振り返って)
遠回りだが楽そうな林道を選択 しかし難儀な倒木の迂回箇所3ヶ所ほどあり
遠回りだが楽そうな林道を選択 しかし難儀な倒木の迂回箇所3ヶ所ほどあり
沢水にふたりのおっさんおおはしゃぎ
沢水にふたりのおっさんおおはしゃぎ
集落も近づいた頃に見えた大洞山
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集落も近づいた頃に見えた大洞山
国道を行く 「いせみち」を示す古い道標が置かれていた
国道を行く 「いせみち」を示す古い道標が置かれていた
自販機発見! 水は底をついていた
自販機発見! 水は底をついていた
敷津まで車道歩きは軽い登り 暑くてツライ…
敷津まで車道歩きは軽い登り 暑くてツライ…
敷津到着! 時間があったので道の駅に立ち寄る
敷津到着! 時間があったので道の駅に立ち寄る

感想

 ずっと以前からあこがれていた八丁平キャンプでの三峰山〜岳の洞 (学能堂山) 縦走。
 ひとりで行くつもりをしていたが、中学時代の友達 “トーゲン” を誘ってみると なんと行くとの返事。彼との久しぶりの山はキャンプとあいなった。

 敷津からはしばらく車道歩き。暑いとはいえ 町の暑さと比べれば たいしたことはない。前方の三峰山の威容、あるいは集落の様子を楽しみ、また クレクレタコラなど 子供の頃の懐かしい話なんかをしながら。
 もちろん ちょこちょこ休憩を入れて。私もトーゲンも重荷訓練をしていたとはいえ 無理せずに。ザックの重さはふたりとも13キロくらいだろう。

 土曜日ということで みつえ青少年旅行村は家族連れなどで賑わっている。名張駅のコンビニで買ったもので腹ごしらえ。

 新道林道を登っていく。トーゲンは 三峰山は3度来たことがあるとのことだが この道を使うのは初めてだそうだ。
 舗装道だが 殺風景ではない。キツネノカミソリ畑も楽しんだ。
 下山してくるハイカー4組ほどとすれ違う。

 山道となる。目指すは水場。八丁平に水場はないので、水を担いで行かねばならないのだ。
 シカ除けネットを開けて入るところに小沢。トーゲンはそこで水を汲もうとするが、水量はあまりに少ない。私はそのまま小沢を遡るように進む。
 そしてパイプが施された水場に出会う。なんと冷たい水! 3リットル プラスアルファを汲む。
 トーゲンも小沢を諦めて 汲みに来た。私は粉末グレープソーダを楽しむ。

 水場から新道峠は指呼の間。
 ここからは三峰山の西方尾根。自然林の中の美しい道 (花はないが)。
 比較的軽い登りなので、プラス3リットルの重さはそれほど堪えない。

 三畝峠を過ぎ、三峰山山頂と分岐まで来ると 子供のようにワクワク。
 草原に出るとしぜんと歓声が上がる。

 人はいない。貸しきり状態。 東から南にかけての迷岳、台高山地を望む特等席にテントを張る。三叉路になっているところだが、もう誰も来ないだろうということで。
 風が吹き上げてくるのが気になったが、テントを張り終える頃には収まった。
 それにしても下界の蒸し暑さが信じられないほどの涼しさ。

 早速 トーゲンが焼酎を取り出す。酒を1リットルも持ってくるなんて 私には考えられないことが、トーゲンは私がクロックスを持ってきたことが信じられないらしい。

 食べ終わって、だんだん日も暮れてきた。それぞれテントに入る。
 トーゲンはラジオで阪神Xヤクルト戦。
 彼はフェイスブックに「快適生活 イン テント @ 八丁平 阪神戦を聴きながら。」と投稿していたが (私は帰宅後知った)、すぐにいびきをかいていた! 阪神戦を聞いていたのは私だ。
 野球は終わり、しょーもないDJが話をする番組になっても トーゲンはいっこうに目覚めず。
 起こしてしまっては悪いと思って我慢していた私もついに痺れを切らし、起こしてラジオを切ってもらった。

 その後 シカの足音、鳴き声が頻繁にあった。トーゲンのものすごいいびきにシカも驚いているだろうと思うとおかしかった。

 私もいつの間にか寝てしまっていて、4時の目覚まし。しかし起きたのは5時だった。

 朝飯を食べ、露でボトボトのテントを撤収、予定より15分遅れの6時45分出発。

 三峰山山頂からは急な下り。しかも道はしっかりしているわけではなく、一般的に使われる道ではないことを痛感。
 道標はピークにそれを示す私設のものがあるくらい。植林に塗られた白いペンキを一応あてにして。

 時々現われる急な登りにウンザリしながら、アップダウンをこなしていく。

 仏来山では痛恨の道間違い。
 地図ではそのピークは通らないことに気付いていたのに、ピークに浮かれて 通ってしまう。西尾根への下りが間違いであることには気付いたものの、ものすごい急な下りを行ってしまう。
 トーゲンがやっぱりおかしいと。私も納得し 引き返すが、これほどむなしくツライ登りはない…。

 仏来山ピーク手前にちゃんと道があった。
 30〜40分のロスに 予定のバスに乗れないことを覚悟する。

 コスマ山を超えて 小須磨峠。公設の道標が現われた。
 やがて自然林の明るさを感じるようになり、シカ除けの金網 登場。しかし多くの箇所でボロボロにつぶれており 役に立っていない。

 白土山を過ぎて、岳の洞の美しい姿が望まれるように。
 その取り付き手前のところで 腹ごしらえ。
 トーゲンは足がかなりツライとのこと。一方 私は飲用水が乏しくなってきたのが不安材料。

 岳の洞の登りはキツイ。しかし後方に南方の大展望が広がる。左端の局ヶ岳と右端の高見山がともに尖っているのが印象的だ。
 山頂からは曽爾方面も見える。
 それほどメジャーではなく、人に均されていない山の魅力を満喫する。
 …が暑い! 長居はせずに出発。
 ここで なんと ほとんど予定通りの時間となった。

 下り道のある箇所では ザックを降ろしてトーゲンと検討。これが水谷林道へ下りる道かどうか。
 トーゲンはここだと言うが、私はまだ尾根筋を行き、その先の鞍部にあるのではないかと。
 トーゲンに折れてもらい、そのまま尾根道を進んでみると 道標。杉平峠。
 得意げな私。しかしトーゲンはあの道でも下りられるはずと言い張る。

 急な下り。
 ザレた細い巻き道で、私はつまずいてしまい、指をケガしてしまった。ツメも割れて出血。傷口を洗うのに 残りわずかな飲用水を使わざるを得なかった。

 林道に下りつく。
 直線に下りていく山道があり、若いカップルが登ってきた。昨日の新道林道以来となる久しぶりのハイカーだ。
 足に疲労が来ているトーゲンの希望で 蛇行し遠回りながら 楽そうな林道を行く。
 傾斜は少なく 確かに楽は楽だが、倒木で道を塞がれていて迂回せねばならない箇所が3ヶ所あるのが難儀。

 杉平に下りてきた。
 国道を外れ 小屋という集落に入るところに自販機が。ちょうど水は尽きたところだった。

 しかし ここからがもう一苦労。暑さの中の国道歩き。しかも登りだ。「敷津 (道の駅だったか?) まで1.3km」という看板を見てから一層長く感じられた。
 
 30分以上の余裕を持って 敷津バス停に到着。すぐ先の道の駅で休憩。ここでもジュース2本、お茶1本。
 名張駅ではさらにジュース1本。

 トーゲンとは大和八木で別れる。面白かった。また一緒に行けるといいですな☆

 翌日は背中全体の筋肉痛があったものの 夜にはほとんど治まったのは、重荷訓練の効果だろう。
 指のケガ・爪割れもたいしたことはなかった。
 足の親指の外側の水ぶくれもあるが、それよりも手の甲の虫刺されが大きく腫れて 痒いのが気になるところ。

 また9月に 今度はかずー氏とキャンプの予定。今回の経験を活かしたい。

  ***

 今回の地図のルートは トーゲンのGPSログによるもの。大変正確なようで 驚いた。オレもほしいなぁ〜。

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