雨竜沼湿原・南暑寒岳（ヒグマ注意報発動中）
北海道
purasan
体力度について
- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 818m
- 下り
- 817m
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08:56 白龍の滝
09:53 湿原入口
11:18 湿原展望台
12:28 南暑寒別岳 12:55
13:57 湿原展望台
13:10 湿原入り口
16:20 ゲートパーク
| 天候 | 晴れのち曇り やや小雨もありました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
なお、この道は舗装区間は問題ありませんが、ところどころ未舗装区間があります。砂利道で道幅が狭いです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜登山ポスト＞ ゲートパークにある管理棟には管理人が常駐していますので 受付のときにその場で記入します。（協力金 500円） この入山届は複写式です。下山のときに控えを下山届としてポストにいれます。 ＜2013/8/26現在の注意事項＞ �￣�竜沼湿原から南暑寒別岳の間は、 ヒグマの掘り返しが100箇所以上もあり、単独での入山は絶対にしないでくださいとのことです。 �▲押璽肇僉璽�に向かう途中にある暑寒ダム（尾白利加ダム）では、 道路の路肩欠落によって 夜18時から朝6時までゲートが閉じられるので通行できません。 よって、17時までにゲートパークは出てくださいとのこと。 最新情報、詳細は雨竜町のHPでご確認ください。 http://www.town.uryu.hokkaido.jp/ |
写真
おや、テレビ搭の反対側を見ると人だかりが・・・何かと思いきや、この日は北海道マラソンが開催されていたのでした。走り終えた人達です。
2
30分ほど滞在しましたが、やはりガスのままでした。晴れていれば、暑寒別岳はもちろんのこと日本海や大雪山も見えるとのことですが・・・
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晴れていれば、暑寒別岳はもちろんのこと日本海や大雪山も見えるとのことですが・・・
感想
前回、前々回と北アルプスに遠征しましたが、今回は同じ北でも北海道です。
暑くて暑くてたまらない大阪を抜け出すと、こちらは快適ですね。
北海道の山といえば、「ヒグマ」が生息していますよね。
出会ったことはありませんが、前日に札幌市内で鈴を購入しておきました。
行き先は、二百名山の暑寒別岳としたのですが・・・
さてさて、当日です。
ゲートパークに到着し、受付をします。
管理人の方より、現在、ヒグマが登山道に頻繁に出没しているため、
単独の入山はやめてくださいとのことでした。
いきなりの登山中止？！の宣告です。事前の情報収集不足でしたねぇ。。
ただし、雨竜沼湿原をぐるっと回るのであればOKとのことでした。
到着したときは小雨で、しかも、既に8時を回っていたので
暑寒別岳は諦めました。
まぁ、ピークをひとつも踏まずに帰るのも・・・残念ですが
ヒグマに出会うほうが怖いですし・・・
こうなったら、日本有数の湿原、北海道の尾瀬と言われる雨竜沼湿原を
堪能するだけです。のんびり歩きますよ！
平日ということもあり、人も少なく北海道らしい風景を眺めます。
湿原散策にヒグマが掘り起こした形跡がありましたねぇ。
ま、視界が良いので遠くまで見渡し問題がないことを確認しながら
さらに歩きます。
湿原を抜けて、雨竜沼展望台へ向かう途中で、
登山道の横の茂みの中から、ガサガサと音がしてますよ！
風じゃないです。これ・・・
音からすると去っていくようで姿は見かけることはできませんでしたが、
やはり、ヒグマでしょうかね。
ビクビクしながら、ゆっくりといったん引き返しちゃいましたね。
その後、ちょっと時間を置いてから雨竜沼展望台へ。
すると女性の方が休憩をしていました。
お話を聞くと、南暑寒岳へいきたいのだが単独のため、
いっしょに行く人はいないかと待っていたそうです。
私も単独なので「ここで終わりとして下山します」と言ってみたのですが、
よーく考えると、1＋1＝2だな・・複数じゃないですか！
と、時間を確認し、南暑寒岳までは十分いけるので、
せっかくなのでピークのひとつでも踏みましょう。と。
さっそく南暑寒岳をめざしますが、
展望台から少し進んだところには、ヒグマが掘り起こした形跡が多数あり、
新しそうな糞も落ちていたりと。
・・・こりゃ、一人だったら注意されなくても、引き返しますわ。
当然、鈴もつけていますが、人間がいますよ〜とヒグマに知らせるために
できるだけ会話するように心がけました。
山頂までは緩やかな登りなのでつらくはありませんが、
ヒグマが頻繁に出没する8合目までを早く抜け出したい気分です。
そして、山頂です。残念無念のガス〜
少々山頂で天候回復を祈り、粘って見ますが
付近のガスがちょっと晴れたのが精一杯。
それでもまぁ、今回は十分かな。
そして、注意しながら下山します。
展望台から湿原まで出てきて一安心です。
そして湿原を歩いていると調査員のワッペンをつけた方がいました。
何を調査しているのか尋ねたところ、なんとヒグマの調査だそうです。
（その話は最後にまとめます。）
お話を聞けば、ゲートパークの管理人さんに言われたことも納得でした。
そして、ガスがかかった湿原もこれまたよいなと思いながら、
無事下山できました。
単独であれば、ピークを踏むことなく終わった登山なので
ご一緒させていただいた女性にお礼をさせていただきました。
こんな出会いも楽しいものですね。
と余韻に浸っている暇もなく、18時に暑寒ダムのゲートが閉まるので、
少々あせりながらゲートパークをあとにしましたとさ。
暑寒別岳は・・・まぁ、いつかそのうちで。
そのときは、増毛側の登山口からかな。
＜調査員の方からのお話をまとめました＞
・今日も新たなヒグマの掘り起こしがある。→まだ出没しているとのこと。
・湿原の掘り起こしは深夜から早朝にかけてが多い。
ただし、展望台から南暑寒岳の間は、人がいなければ日中でも出没すると推測される。
なお、今年、湿原を調査中に2度ヒグマがを見かけた。
・単独での入山禁止の理由は、過去の30年間の統計で
ヒグマに出会って襲われたのは単独の登山者（山菜狩りを含む）である。
複数のパーティーを組んでいた場合はない。
とのことでした。そこで、ゲートパークでの受付でも
単独の登山者には入山しないよう指導しているとのこと。
（なるほど！納得です。はい。）
・出会ったとしても一目散に逃げると、追いかけてくるので
立ち止まって様子を伺い、ヒグマが去るまで待つあるいは
ゆっくりとその場を去ること。
複数の場合は、手をつないで大きく見せること。
南暑寒岳や雨竜沼湿原へ行かれる方は、
雨竜町のHPの観光情報にて最新の情報を入手してくださいね。
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gak0088 さん
「北海道の尾瀬」ですか、尾瀬も光栄に思っていますね。
10/42写真の案内板に「オゼコウホネ」も紹介されていました。オゼコウホネ(河骨)はネムロコウホネの変種で、尾瀬・月山・北海道の東北部と雨竜沼に生えていると言われる珍しいものです。この時期、尾瀬でもまだまだ見られます。
purasanのレコで雨竜沼の所在地が分かりました。感謝申し上げます。
近くに「群馬岳」の名前も見られ、縁もあるのでしょうか。
写真に写っている花々も今の尾瀬で見られます。
北海道はスケールが大きいですね
purasanさん、おはようございます〜
雨竜沼湿原はそんなに熊が出没するんですね
女性の方がおられて、お互い良かったですね。
いつも昔話で恐縮ですが、学生時代、合宿で大雪〜十勝を縦走した後、3人で雨竜沼から暑寒別を越えて増毛まで歩きました。
その時も雨竜沼はガスってたように思いますが、とっても素敵なところでした
100名山達成に向けて幌尻や羅臼はとてもソロで歩く勇気は持ち合わせていませんので、ヤマレコ仲間を募ってワイワイ登るしかないかなあ
と思っております。
お疲れ様でした〜
こんばんわです。
私は尾瀬にいったことがないので、
北海道の尾瀬といっても正直わからないのですが、
尾瀬を中心に活動されているozesaiさんからの
コメントはありがたいです。
オゼコウホネですが、水中に生えるそうですが、
沼には何も咲いていなかったような・・
事前に知識を仕入れていないので
ちゃんと確認してませんでした。うーん、もったいなかったかもです。はい。
群馬岳の名前の由来は、かつて群馬県の方が雨竜町に入植して集落を作ったときに、その名前をつけたそうですよ。
それはともかく、本家の尾瀬にもいつの日か行ってみます。
こんばんわ。コメントありがとうございます。
ヒグマは、お盆以降、雨竜沼湿原や南暑寒岳に頻繁に出没しているようです。気楽に二百名山の暑寒別岳へという考えは甘かったようです。
ま、そもそもピストンするにも距離も長く、
時間的にも厳しかったと思いますけどね。
当時の記憶がよみがえるのも楽しいので、昔話も悪くないです。はい。というか、私も大雪〜十勝岳を縦走してみたいですね。
羅臼岳は土日なら人がいそうなので、ともかく、
幌尻岳は奥深くて、いろいろと制限もあるので大変そうですね。
当然、人も少ないのでワイワイ、ガヤガヤで行けたほうがよさそうですね。
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