戸谷山/先日ミスコースを誘った狐を探しに再挑戦


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 299m
- 下り
- 294m
コースタイム
天候 | 晴れ一時曇り・雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
17日前に戸谷山頂上から北東尾根を下った。北に向かって降り始めたのに、ミスコースをして頂上の東側直下の地点で東山中部林道に降り立った。頂上から林道までの間、どこを通って下ったのか全く分からないので、前回の下降ルートを確認するために今回再挑戦する。 前回も今回も通ったルート上に危険個所は無い。道標も無い。テープもほとんど無い。断続的に踏跡が続く。 |
写真
感想
17日前の7月18日、一ツ木山・水ヶ森・戸谷山を周回した。最後は戸谷山北東尾根を末端まで下れば、駐車地点(写真01のルート図で青〇のPマーク)近くの林道に出るはずだった。
ところが実際に林道に降り立ったのは戸谷山頂上の真東で標高1145m地点。戸谷山頂上から北に向かって降り始めたのに、なんで頂上の東側直下の林道に出たの?
狐につままれた感じだった。
帰宅後、何度も地形図を読み直し、写真を見返し、記憶を辿っても、どこをどう通って下ったのか、皆目見当がつかない。
そこで今回この山域を再訪し、納得できる当日の下降ルートを探すことにした。
この結果、前回の下降ルートを確認できたので、写真01のルート図に青線で示した。結果的には方角違いのミスコースだった。
前回同様、今回も戸谷山頂上から北に向かって下り始め、1345m圏コブまで降りて来た。ここまでは間違いようもない。
しかし、このコブの直下で北東側は一様な急斜面で尾根を形成していない。その上、藪だらけで踏跡も無い。
このため、今回は北東尾根のルートを求めて藪の中を右往左往、上がったり下がったり。
一度行き過ぎかな?と思いつつ、右方向に大きくトラバースして行った結果、見覚えがある前回の下降ルートに出た。
前回は、今回の様にルート探しに右往左往することは無かった。1345m圏コブから左寄りに降りると北尾根に入るから、と言うことで、前回はこのコブから直ぐに右寄りに降りて行った。すると、急ではあるが次第に膨らんで尾根を形成した地形となった。藪はほとんど無い上、踏跡すら付いている。これが北東尾根のルートと思い込んで下って行った。
ところが今回、前回の下降ルートに再び立ってその方角を確認すると、北東ではなく東方向だ!
前回も何度か方角を確認し、一瞬、あれ?と思った記憶もある。しかし、踏跡もあるので正規ルートとの思い込みが強かったのか、これを無視して下って行ってしまったようだ。
さらにこの支尾根を下っている途中で右手に別の支尾根を見つけ、これに乗り移って降りて行った結果、頂上の東側直下の林道に出たことになる。
これで前回のミスコースの原因が明らかになった。
さらに今回は、藪の中を左にトラバースし、北尾根まで行ってみた。しかし、右に寄り過ぎている前回の下降ルートと、左に寄り過ぎている北尾根との間、これは、と思う個所をあちこち下ってはみたものの、いずれも濃い藪に阻まれて断念。ついに北東尾根のルートは見つからなかった。
最後は諦めて、上りに使った北尾根ルート経由で北東尾根の1260m圏に出た。
ルート探索にはいささか自信を持っていた。しかし、前回ミスコースを犯したのは結果的に過信だったから、と言えよう。
さらに、1345m圏コブから北東尾根へ下降するルートを今回は随分時間を懸けて探したが、ついに見つけることは出来なかった。自信喪失!
前回のミスコースは狐のせいでした、としたかった。でも、自業自得、自分のせいでした。
この辺りに、人を化かす狐はいませんでした。
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