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記録ID: 3391570
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ハイキング
奥秩父

戸谷山/先日ミスコースを誘った狐を探しに再挑戦

2021年08月04日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
3.0km
登り
299m
下り
294m

コースタイム

出発8:45−取付き9:10−支尾根合流9:40−北東尾根平坦地1260m圏10:00〜10:25−北尾根1285m圏10:30−1345m圏コブ10:50−戸谷山(鳥谷山)頂上1383m11:05〜11:35−1345m圏コブ・下降ルート探索11:45〜13:20−北尾根1285m圏13:35−北東尾根平坦地1260m圏13:45〜13:55−1220m圏分岐14:05−1170m圏コブ手前鞍部14:15−ゴール14:30
天候 晴れ一時曇り・雷
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR塩山駅から県道38号線、国道140号線、県道206号線を経由して塩平へ向かう。途中の牧丘町北原地区の先で、舗装されてはいるが狭い一ツ木林道に入る。1.2km程で東山中部林道を横切るので、ここで左折。この林道は広いが、ダートと舗装が何度も切り替わる。南に800m程走った路肩に停める。
コース状況/
危険箇所等
17日前に戸谷山頂上から北東尾根を下った。北に向かって降り始めたのに、ミスコースをして頂上の東側直下の地点で東山中部林道に降り立った。頂上から林道までの間、どこを通って下ったのか全く分からないので、前回の下降ルートを確認するために今回再挑戦する。
前回も今回も通ったルート上に危険個所は無い。道標も無い。テープもほとんど無い。断続的に踏跡が続く。
比較のため、戸谷山北東尾根付近の地形図に、今回のルートを赤線で、前回辿ったと思われるルートを青線で示す
2021年08月07日 08:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/7 8:49
比較のため、戸谷山北東尾根付近の地形図に、今回のルートを赤線で、前回辿ったと思われるルートを青線で示す
東山中部林道の路肩に車を停める。前記ルート図で赤〇のP地点
2021年08月04日 08:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 8:47
東山中部林道の路肩に車を停める。前記ルート図で赤〇のP地点
駐車地点から林道を700m程歩くと階段を確認。戸谷山頂上の真東で標高1145m地点。前回はこの階段を降りて林道に立ったが、今日はここから取付く
2021年08月04日 09:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:10
駐車地点から林道を700m程歩くと階段を確認。戸谷山頂上の真東で標高1145m地点。前回はこの階段を降りて林道に立ったが、今日はここから取付く
緩やかな斜面を登る。明瞭な踏跡が続いている
2021年08月04日 09:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:16
緩やかな斜面を登る。明瞭な踏跡が続いている
1200m圏辺りから急斜面になるが右に巻き気味に登って行く。登山道並みに良く踏まれた道が付いている
2021年08月04日 09:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:32
1200m圏辺りから急斜面になるが右に巻き気味に登って行く。登山道並みに良く踏まれた道が付いている
急な支尾根が見えて来た。結果的に、前回はこの支尾根を降りて来たと思われる
2021年08月04日 09:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:36
急な支尾根が見えて来た。結果的に、前回はこの支尾根を降りて来たと思われる
この支尾根を登ろうかと思ったが藪が濃い急斜面に躊躇する
2021年08月04日 09:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:38
この支尾根を登ろうかと思ったが藪が濃い急斜面に躊躇する
一方、今まで辿って来た踏跡の先は山腹を巻きながら緩く登って行く。藪も無いし明瞭なので、こちらを辿る
2021年08月04日 09:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 9:43
一方、今まで辿って来た踏跡の先は山腹を巻きながら緩く登って行く。藪も無いし明瞭なので、こちらを辿る
明るい平坦地で尾根を乗り越える。1260m圏。北東尾根と思われる。ここからこの尾根を登ろうかと思ったが、やはり藪が濃い
2021年08月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 10:00
明るい平坦地で尾根を乗り越える。1260m圏。北東尾根と思われる。ここからこの尾根を登ろうかと思ったが、やはり藪が濃い
今まで辿って来た踏跡は、この先も緩やかな斜面を右に巻いて行くのでこれを辿る。標識杭を見かける
2021年08月04日 10:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 10:27
今まで辿って来た踏跡は、この先も緩やかな斜面を右に巻いて行くのでこれを辿る。標識杭を見かける
また平坦地で尾根を乗り越える。1285m圏。この尾根は北尾根と思われるので、ここから頂上を目指す。微かながら踏跡を確認する
2021年08月04日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 10:34
また平坦地で尾根を乗り越える。1285m圏。この尾根は北尾根と思われるので、ここから頂上を目指す。微かながら踏跡を確認する
灌木帯を登って行くが藪漕ぎはほとんどしないで済むし傾斜もさほどきつくない
2021年08月04日 10:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 10:44
灌木帯を登って行くが藪漕ぎはほとんどしないで済むし傾斜もさほどきつくない
1345m圏コブに着いた。前回は戸谷山頂上からここまで順調に降りて来た地点だ
2021年08月04日 10:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 10:49
1345m圏コブに着いた。前回は戸谷山頂上からここまで順調に降りて来た地点だ
17日前、一ツ木山と水ヶ森を周回してから着いた戸谷山頂上に再び立った。鳥谷山と書かれた山名板を確認
2021年08月04日 11:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 11:33
17日前、一ツ木山と水ヶ森を周回してから着いた戸谷山頂上に再び立った。鳥谷山と書かれた山名板を確認
1383mの三角点を確認
2021年08月04日 11:33撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 11:33
1383mの三角点を確認
さあ、前回の下山ルートだった北東尾根に再挑戦する。北から北北東に緩やかにカーブしながら下る。唯一のテープを確認
2021年08月04日 11:37撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 11:37
さあ、前回の下山ルートだった北東尾根に再挑戦する。北から北北東に緩やかにカーブしながら下る。唯一のテープを確認
再び1345m圏コブまで降りて来た。踏跡は不明瞭だが、ここまでルートに間違いは無い
2021年08月04日 11:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 11:45
再び1345m圏コブまで降りて来た。踏跡は不明瞭だが、ここまでルートに間違いは無い
ここから北東に向かって下るはずだが、尾根を形成していないので、急で平板な山腹を降りる感じ
2021年08月04日 11:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 11:45
ここから北東に向かって下るはずだが、尾根を形成していないので、急で平板な山腹を降りる感じ
踏跡と思って下って行っても藪に阻まれる。藪漕ぎしながら強引に下るが、ますます藪は濃くなるので諦めて戻る
2021年08月04日 12:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 12:00
踏跡と思って下って行っても藪に阻まれる。藪漕ぎしながら強引に下るが、ますます藪は濃くなるので諦めて戻る
ルートを求めて藪の中を右往左往。大きく右にトラバースすると、見覚えのある前回の下降ルートに出た(前回の写真を使用)。尾根を形成し踏跡もある。しかし下る方向はほぼ東。前回のミスコースは方角違いが原因だった
2021年07月18日 17:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
7/18 17:32
ルートを求めて藪の中を右往左往。大きく右にトラバースすると、見覚えのある前回の下降ルートに出た(前回の写真を使用)。尾根を形成し踏跡もある。しかし下る方向はほぼ東。前回のミスコースは方角違いが原因だった
再び1345m圏コブ近くまで戻れば、藪は薄いのでどこでも下れそうに見える
2021年08月04日 12:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 12:53
再び1345m圏コブ近くまで戻れば、藪は薄いのでどこでも下れそうに見える
踏跡かな?と思って下って行っても、やがて御覧の通りの藪が通せん坊
2021年08月04日 13:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:02
踏跡かな?と思って下って行っても、やがて御覧の通りの藪が通せん坊
北東尾根を下ることは諦めた!朝方登って来た北尾根を降りる。藪は薄く、藪漕ぎは不要。微かながら踏跡も確認できる
2021年08月04日 13:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:32
北東尾根を下ることは諦めた!朝方登って来た北尾根を降りる。藪は薄く、藪漕ぎは不要。微かながら踏跡も確認できる
北尾根の1285m圏平坦地まで降りて来た
2021年08月04日 13:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:35
北尾根の1285m圏平坦地まで降りて来た
ここから右の谷間を巻きながら下って行く
2021年08月04日 13:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:35
ここから右の谷間を巻きながら下って行く
北東尾根平坦地1260m圏に出た。ここまでは今朝通ったルートを頂上から逆走したことになる
2021年08月04日 13:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:43
北東尾根平坦地1260m圏に出た。ここまでは今朝通ったルートを頂上から逆走したことになる
ここで左折して北東尾根を下る。緩やかな上、藪も無く微かながら踏跡が続く。前回ここを辿る予定だった
2021年08月04日 13:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 13:56
ここで左折して北東尾根を下る。緩やかな上、藪も無く微かながら踏跡が続く。前回ここを辿る予定だった
東北東方向に、大沢ノ頭と、その左奥に小楢山が木の合間に望めた
2021年08月04日 14:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:03
東北東方向に、大沢ノ頭と、その左奥に小楢山が木の合間に望めた
1220m圏で尾根筋は北に伸びるがルートは北東に下る
2021年08月04日 14:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:04
1220m圏で尾根筋は北に伸びるがルートは北東に下る
1170m圏コブ手前の鞍部に着いた。予定では、このコブと次の1140m圏コブを越え、北東尾根の末端まで辿る積りだった
2021年08月04日 14:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:15
1170m圏コブ手前の鞍部に着いた。予定では、このコブと次の1140m圏コブを越え、北東尾根の末端まで辿る積りだった
しかし先程から雷がゴロゴロ鳴り響いて落ち着かない。末端からの長い林道歩きも嫌なので、この鞍部から明瞭な踏跡を辿って林道に向かってショートカットする
2021年08月04日 14:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:16
しかし先程から雷がゴロゴロ鳴り響いて落ち着かない。末端からの長い林道歩きも嫌なので、この鞍部から明瞭な踏跡を辿って林道に向かってショートカットする
北東尾根の山腹を巻きながら1146mコブの西側を下る
2021年08月04日 14:21撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:21
北東尾根の山腹を巻きながら1146mコブの西側を下る
植林帯の中を適当に下って東山中部林道に出た。後は左に50mも歩けば愛車が待っている
2021年08月04日 14:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
8/4 14:27
植林帯の中を適当に下って東山中部林道に出た。後は左に50mも歩けば愛車が待っている
撮影機器:

感想

17日前の7月18日、一ツ木山・水ヶ森・戸谷山を周回した。最後は戸谷山北東尾根を末端まで下れば、駐車地点(写真01のルート図で青〇のPマーク)近くの林道に出るはずだった。
ところが実際に林道に降り立ったのは戸谷山頂上の真東で標高1145m地点。戸谷山頂上から北に向かって降り始めたのに、なんで頂上の東側直下の林道に出たの?
狐につままれた感じだった。

帰宅後、何度も地形図を読み直し、写真を見返し、記憶を辿っても、どこをどう通って下ったのか、皆目見当がつかない。
そこで今回この山域を再訪し、納得できる当日の下降ルートを探すことにした。

この結果、前回の下降ルートを確認できたので、写真01のルート図に青線で示した。結果的には方角違いのミスコースだった。

前回同様、今回も戸谷山頂上から北に向かって下り始め、1345m圏コブまで降りて来た。ここまでは間違いようもない。
しかし、このコブの直下で北東側は一様な急斜面で尾根を形成していない。その上、藪だらけで踏跡も無い。
このため、今回は北東尾根のルートを求めて藪の中を右往左往、上がったり下がったり。
一度行き過ぎかな?と思いつつ、右方向に大きくトラバースして行った結果、見覚えがある前回の下降ルートに出た。

前回は、今回の様にルート探しに右往左往することは無かった。1345m圏コブから左寄りに降りると北尾根に入るから、と言うことで、前回はこのコブから直ぐに右寄りに降りて行った。すると、急ではあるが次第に膨らんで尾根を形成した地形となった。藪はほとんど無い上、踏跡すら付いている。これが北東尾根のルートと思い込んで下って行った。

ところが今回、前回の下降ルートに再び立ってその方角を確認すると、北東ではなく東方向だ!
前回も何度か方角を確認し、一瞬、あれ?と思った記憶もある。しかし、踏跡もあるので正規ルートとの思い込みが強かったのか、これを無視して下って行ってしまったようだ。
さらにこの支尾根を下っている途中で右手に別の支尾根を見つけ、これに乗り移って降りて行った結果、頂上の東側直下の林道に出たことになる。
これで前回のミスコースの原因が明らかになった。

さらに今回は、藪の中を左にトラバースし、北尾根まで行ってみた。しかし、右に寄り過ぎている前回の下降ルートと、左に寄り過ぎている北尾根との間、これは、と思う個所をあちこち下ってはみたものの、いずれも濃い藪に阻まれて断念。ついに北東尾根のルートは見つからなかった。
最後は諦めて、上りに使った北尾根ルート経由で北東尾根の1260m圏に出た。

ルート探索にはいささか自信を持っていた。しかし、前回ミスコースを犯したのは結果的に過信だったから、と言えよう。
さらに、1345m圏コブから北東尾根へ下降するルートを今回は随分時間を懸けて探したが、ついに見つけることは出来なかった。自信喪失!

前回のミスコースは狐のせいでした、としたかった。でも、自業自得、自分のせいでした。
この辺りに、人を化かす狐はいませんでした。 

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