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Yamareco

記録ID: 34007
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積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

会津駒ケ岳(駒ケ岳登山口−会津駒ケ岳/日帰り・ピストン)

2009年02月07日(土) [日帰り]
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GPS
09:35
距離
12.0km
登り
1,254m
下り
1,255m

コースタイム

檜枝岐温泉スキー場8:15−8:23会津駒ケ岳登山口8:35−14:06駒ノ小屋14:06−14:34会津駒ケ岳山頂14:46−17:35会津駒ケ岳登山口17:43−17:50檜枝岐温泉スキー場
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
【道路状況】
那須塩原方面からR400−R352経由で入りました。
福島県内は雪と凍結で万全の雪道装備が必要です。
駐車場は、夏に使える駐車場はことごとく利用できません。
林道終点の登山口取付き付近の駐車スペース(夏道の木の階段登り口付近)へは、除雪されておらず、そもそも国道から車が入れません。
登山口から2〜300m手前のテニス場・野球場の駐車場も除雪されておらず、停めようがありません。
結局さらに手前のスキー場の駐車場に停めさせていただきました。
何台かの方がここに停めて歩き始めておりましたので、便乗して停めました。

【登山口から山頂まで】
登山口からすでに雪が溜まっています。
7割ほどの方がスキー装着、残り3割ほどがスノーシュー(またはワカン)での入山でした。
前日にもいくらか降ったのだと思いますが、踏み跡以外はつぼ足だとひざ丈くらいまで潜る感じでした。
先行するスキーの方、スノーシューの方が15人くらいおられましたでしょうか、ルートははっきりしておりました。
踏み跡がなくても、赤テープがわりとしっかりしており、ルートに悩むというほどではないと思いますが、途中の吹きさらしポイントなどでは、あっという間にトレースが消える感じですので、地図と読図技術は必要だと思います。
淡々とした登り(累積標高差1340m)で思いのほか疲れました。
今回はワカン初歩きだったので、当初ワカンで登りましたが、やはり荷物の量と体重によっては浮力の面でスノーシューにはかないません。
が、スノーシューよりは「軽い」のも確かで、わりと締まっているところではワカンのほうが楽だと思います。
途中からスノーシューに切り替えましたが、一日中スノーシューを履いて歩くのは初めてだったので、思いのほか足腰への負担が大きかったように思います。
十分な体力調整で望まれてください。
通常の歩行で危険を感じるような急斜面や岩場はありません。
駒ノ小屋は半分雪に埋まっていて無人、利用はできません。
山頂へは駒の小屋から2〜30分で、360度の眺望が楽しめます。
息を飲む美しさです。

【下山】
スノーシューやワカンでの下山は、飛ぶように走ることができますが、多くのスキーヤーにはかなわず、うらやましく眺めておりました。
下山のルートはトレースをたどって・・・となるわけですが、スキー跡が縦横に走り、登山道以外のところを滑りまくっておりますので、スキー跡を辿るととんでもないことになります。
くれぐれも歩行跡をたどられてください。
スキーで走り回った箇所はスノーシューやワカンでは潜ります。
標高1350m付近で、案の定スノーシュー跡をはずしてスキールート(結果的に夏道、赤テープどおり)を辿ってしまい、取付きの木の階段へ降りるルートを歩きましたが、新雪バージン状態で、下山に難儀しました。
冬道は取付き1090m付近から1350m付近は、夏道(尾根道)の大きく南側の沢筋から登るような形(GPSルートの途中登降別ルートに分岐しているところの南側ルート)になるようです。
こちらには考えてみればテープはありませんでしたが、歩くにはかなり歩きやすい状況です。
下山の際はご参考に下さい。

【温泉】
檜枝岐温泉には、いくつかの日帰り入浴施設がありましたが、「燧の湯」に参りました。
21時までの営業ということでしたが、18時過ぎには、入浴しておられる方は一人もおらず、1時間ほど貸切状態で楽しませていただきました。
とてもきれいな浴槽、洗い場で、単純硫黄泉のお湯は、ほのかな硫黄臭のただようとてもなめらかなお湯でした。
温度もちょうどよく、疲れをいやすにはおすすめです。
大人600円です。
檜枝岐方面への道は、圧雪と氷でツルツルの場所が多いです。
2009年02月07日 06:22撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 6:22
檜枝岐方面への道は、圧雪と氷でツルツルの場所が多いです。
檜枝岐温泉スキー場の駐車場へ駐車しました。
2009年02月07日 08:12撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 8:12
檜枝岐温泉スキー場の駐車場へ駐車しました。
車道を歩き始めます。
2009年02月07日 08:13撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 8:13
車道を歩き始めます。
7〜8分ほどで会津駒ケ岳登山口。
夏はここから少し車で入れるようですが、冬の間は無理です。
みんなスノーシューやワカン、スキーを装着しています。
2009年02月07日 08:23撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 8:23
7〜8分ほどで会津駒ケ岳登山口。
夏はここから少し車で入れるようですが、冬の間は無理です。
みんなスノーシューやワカン、スキーを装着しています。
今日は初めてワカンを使用してみました。
2009年02月07日 08:32撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 8:32
今日は初めてワカンを使用してみました。
しばらくは雪の車道を歩きます。
2009年02月07日 08:33撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 8:33
しばらくは雪の車道を歩きます。
先行者のスキー、スノーシュー跡を歩きます。
2009年02月07日 08:39撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 8:39
先行者のスキー、スノーシュー跡を歩きます。
つぼ足では膝くらいまで潜る感じ(ピッケルが抵抗なく根元まで潜った)ですが、ワカンだとこんなかんじ、スノーシューならもう少し沈みが少ないくらいでしょうか。
2009年02月07日 08:44撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 8:44
つぼ足では膝くらいまで潜る感じ(ピッケルが抵抗なく根元まで潜った)ですが、ワカンだとこんなかんじ、スノーシューならもう少し沈みが少ないくらいでしょうか。
快晴の天気の中、足取りも軽く・・・というのは最初だけ(^^;)
後半はかなりヘコタレておりました。
2009年02月07日 09:12撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 9:12
快晴の天気の中、足取りも軽く・・・というのは最初だけ(^^;)
後半はかなりヘコタレておりました。
深い雪の箇所も、トレースがあったので助かりました。
2009年02月07日 09:39撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 9:39
深い雪の箇所も、トレースがあったので助かりました。
写真右手の沢筋から登ってまいります。
夏道は左手の尾根になると思います。
2009年02月07日 10:41撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 10:41
写真右手の沢筋から登ってまいります。
夏道は左手の尾根になると思います。
先行の方はスキーをはいておられます。
2009年02月07日 10:41撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 10:41
先行の方はスキーをはいておられます。
静かな樹林を登っていきます。
2009年02月07日 10:42撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 10:42
静かな樹林を登っていきます。
登りルート中盤になると、南西に燧ケ岳が頭をのぞかせてきます。
2009年02月07日 12:07撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 12:07
登りルート中盤になると、南西に燧ケ岳が頭をのぞかせてきます。
同時に会津駒ケ岳東側の2098mのピークが見えてきます。
真っ白な稜線がとても美しいです。
2009年02月07日 12:09撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 12:09
同時に会津駒ケ岳東側の2098mのピークが見えてきます。
真っ白な稜線がとても美しいです。
連なる山々が美しいです。
森林限界を超えない山々の白い雪と木々の穏やかなコントラストもまた良いものです。
2009年02月07日 12:37撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 12:37
連なる山々が美しいです。
森林限界を超えない山々の白い雪と木々の穏やかなコントラストもまた良いものです。
会津駒ケ岳山頂を望む。
2009年02月07日 13:41撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 13:41
会津駒ケ岳山頂を望む。
肩ノ小屋付近の稜線は、やはり強風ポイントなんでしょうか。
雪に風紋ができています。
2009年02月07日 14:12撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:12
肩ノ小屋付近の稜線は、やはり強風ポイントなんでしょうか。
雪に風紋ができています。
肩ノ小屋付近から会津駒ケ岳山頂を望む。
2009年02月07日 14:13撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:13
肩ノ小屋付近から会津駒ケ岳山頂を望む。
会津駒ケ岳山頂。
標識は雪に埋まって「会」だけ見えています。
2009年02月07日 14:35撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:35
会津駒ケ岳山頂。
標識は雪に埋まって「会」だけ見えています。
会津駒ケ岳山頂から平ヶ岳方面を望む。
2009年02月07日 14:35撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:35
会津駒ケ岳山頂から平ヶ岳方面を望む。
会津駒ケ岳山頂から燧ヶ岳、至仏山方面を望む。
2009年02月07日 14:39撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:39
会津駒ケ岳山頂から燧ヶ岳、至仏山方面を望む。
会津駒ケ岳山頂から越後駒ケ岳方面を望む。
2009年02月07日 14:39撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 14:39
会津駒ケ岳山頂から越後駒ケ岳方面を望む。
山頂付近の樹氷(というよりも雪に埋もれた木)
2009年02月07日 14:40撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 14:40
山頂付近の樹氷(というよりも雪に埋もれた木)
途中からスノーシューに履き替えています。
2009年02月07日 15:24撮影 by  E-520 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/7 15:24
途中からスノーシューに履き替えています。
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