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Yamareco

記録ID: 3404003
全員に公開
沢登り
中国山地東部

山王谷右俣(川奥谷本谷:佐治川支流)

2021年08月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
15.4km
登り
670m
下り
660m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
0:00
合計
5:04
距離 15.4km 登り 670m 下り 670m
8:47
103
10:30
ゴール地点
合計時間: 5時間6分
合計距離: 15.39km
累積標高(上り): 1183m
累積標高(下り): 1166m

■実際の累積標高は400〜500m程度かと。
天候 晴れ
駐車地気温21℃
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「山王谷キャンプ場 たんぽり荘」の駐車場に停めさせていただく。
コース状況/
危険箇所等
■山王谷は基本的にバリエーションルートとなります。
装備など適宜。
沢登りの知識、技術等必要です。

■山王谷林道は各所で土砂の流出、法面の崩落、倒木等で
一般的な車両の通行不可。
ただしトライアル系の轍があったのでお好きな方は行けるのかなと。

■山王谷林道からたんぽり荘へショートカットしたが、
この尾根は末端で切れ落ちていて非常に難儀した。
なんとかロープは出さずに済んだ。

■時期的にイヨシロオビアブが多く、対策必要。
その他周辺情報 山王谷キャンプ場 たんぽり荘
https://www.public-camp.com/c-ken/c-tottori/c-10130sannodani.html

親子連れで賑わっていた。
素掘りの隧道を抜けると堰堤。
堰堤は左岸巻き。
3
素掘りの隧道を抜けると堰堤。
堰堤は左岸巻き。
かろうじて残る橋脚。
印象的。
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かろうじて残る橋脚。
印象的。
でっかい岩。
崩落した堰堤跡。
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崩落した堰堤跡。
右俣と左俣の出合。
橋の跡が残る。
1
右俣と左俣の出合。
橋の跡が残る。
右俣F1。
7mくらい。
直登。
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右俣F1。
7mくらい。
直登。
滝上はゴルジュ地形。
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滝上はゴルジュ地形。
8mほどの脇滝。
甲川の足払いの滝っぽい。
泳いで右岸に取り付く。
2
甲川の足払いの滝っぽい。
泳いで右岸に取り付く。
右俣F2。
5m程だが下部がハング。
右岸を巻く。
3
右俣F2。
5m程だが下部がハング。
右岸を巻く。
巻き上がると平坦地となる。
巻き上がると平坦地となる。
釜。
風呂に使ったのか?
何かを煮るのに使ったのか?
釜。
風呂に使ったのか?
何かを煮るのに使ったのか?
どうやら目指していたゴーストタウンらしい。
タウンでは無くなっている。
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どうやら目指していたゴーストタウンらしい。
タウンでは無くなっている。
基礎部分はかろうじて残っているが、
ほかは植物に埋もれてよく分からない。
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基礎部分はかろうじて残っているが、
ほかは植物に埋もれてよく分からない。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」。

...これジギタリス?
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「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」。

...これジギタリス?
1974年の空中写真。
このころはまだタウン感がある。
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1974年の空中写真。
このころはまだタウン感がある。
森林軌道の石垣。
結構はっきり残っている。
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森林軌道の石垣。
結構はっきり残っている。
尾根を回り込む軌道跡。
レールもしっかり残っている。
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尾根を回り込む軌道跡。
レールもしっかり残っている。
通過後振り返って。
谷側は崩落している。
落ちたらただでは済まない。
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通過後振り返って。
谷側は崩落している。
落ちたらただでは済まない。
滝上を通る橋跡。
ラピュタ的。
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滝上を通る橋跡。
ラピュタ的。
橋跡の少し上流に落ちる滝。
20mくらいか。
見事。
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橋跡の少し上流に落ちる滝。
20mくらいか。
見事。
上部が若干ひょんぐっている。
いい滝だなあ。
4
上部が若干ひょんぐっている。
いい滝だなあ。
軌道跡は崩落している。
その向こうに隧道が観える。
すぐ右手に堰堤がある。
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軌道跡は崩落している。
その向こうに隧道が観える。
すぐ右手に堰堤がある。
平成25年製。
思いのほか新しくてびっくり。
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平成25年製。
思いのほか新しくてびっくり。
山王谷林道はここで寸断されている。
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山王谷林道はここで寸断されている。
林道に上がる。
長い長い歩き。
林道に上がる。
長い長い歩き。
ギラガ仙をこの角度で観るのは初めて。
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ギラガ仙をこの角度で観るのは初めて。
こういった崩落箇所がいくつもあった。
こういった崩落箇所がいくつもあった。

感想

6年ぶりの山王谷。

前回は車のパンクでモチベダウンのため、
山仲間達の山行には参加しなかった。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-672621.html

今回はずっと気になっていた、
「因幡の山やま」に記されている「荒れ果てたゴーストタウン」を目指した。
(「因幡の山やま」にはこの谷は「川奥(かおく)谷」とある)

以前のレポと随分渓相が違う印象。
度重なる出水で地形が大きく変わってしまったのかもしれない。

右俣はF1から上はゴルジュ地形で短いセクションながら
久々のちゃんとした沢登りとあってなかなか楽しかった。

ゴーストタウンは確かにあったが、
すでにタウンの体裁は無くなっていた。
ずーっと昔、ここは人で賑わっていたのだろうなと感じた。
諸行無常。

あとは軌道跡を楽しく(途中切れてないか緊張はした)辿り、
山王谷林道を延々と歩いてたんぽり荘へ戻った。

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