筑波山（ガマの油売り口上〜男体山〜女体山）

2013年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 5.4km
• 登り: 731m
• 下り: 423m

コースタイム

9:50男体山登山口−御幸ヶ原コース−11:40御幸ヶ原−12:00男体山頂−12:25紫峰杉−（昼食60分）−14:20女体山頂−14:30おたつ石コース−15:25弁慶茶屋跡−つつじヶ丘コース−16:30つつじヶ丘

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◇つくば駅からシャトルバスの運行あり。
　つくばセンター⇔筑波山神社バス停700円
　つくばセンター⇔つつじヶ丘バス停850円

◇筑波山へのアクセス情報（筑波鉄道HP）
　http://www.mt-tsukuba.com/?page_id=241

コース状況／危険箇所等

◇おたつ石コースは岩場が多く、前日に雨が降った場合等は滑りやすいです。
◇筑波山神社入口バス停、ケーブルカー山麓駅（宮脇駅）、御幸ヶ原に2箇所、ロープウェイ頂上駅（女体山駅）、つつじヶ丘駐車駅にトイレがあります。

写真

筑波山神社楼門

ノコギリ歯の狛犬が出迎えてくれます。

ガマの油売り口上

記念撮影させていただきました。

本殿でご挨拶

男体山登山口

見事な夫婦杉

男体山頂から望む関東平野。ガスで薄っすらとしか見えません。

「紫峰杉」
木霊がいそうな雰囲気です。

「ガマ石」
ガマの油売り口上はここで考えられたそうです。

女体山頂。ガスに包まれて幽玄の世界のよう。

ガスに包まれながら、滑りやすい岩場を下ります。

「北斗岩」

岩の間をくぐって先に進みます。

「裏面大黒」
大きな袋を背負った大黒様の後姿。

「出船入船」

「母の胎内くぐり」
くぐると生まれ変われるそうです。

「高天原」
高天原に登れますが、踏み入るのを躊躇う畏き名称です。

「弁慶七戻り」

感想

shuri

幼い頃に登ったきりの筑波山へ、久々に登ってきました。
生まれた時から関東平野に住む私にとっては、筑波山は馴染み深く、また特別な山でもあります。
山行前夜に筑波山を愛する母から、「せっかくだから“がまの油売り口上”も見てくれば」と勧められ、今回は筑波山神社から男体山へ登るルートを選びました。

車窓から見える筑波山を期待しつつ、つくば駅からのシャトルバスの始発に乗り込みましたが、山の半分以上が濃いガスに覆われ、裳裾を引くような美しい山容を見ることができませんでした。

気を取り直して“がまの油売り口上”を観覧しようとしたところ、まだ準備中…
よく考えれば、観光客は始発のバスで来ないので当たり前ですよね。
準備中の口上士の方に、何時から実演が始まるのかをお聞きしたところ、なんと私たち二人しかいないのに、一席口上をしてくださるとのこと！
お言葉に甘えて観覧させていただきました。
なんとも贅沢！！存分に堪能させていただきました。

山頂や御幸ヶ原は大混雑で、御幸ヶ原から女体山へ向かう途中にあるテーブルで昼食をとりました。何箇所がテーブルとイスがあり、展望こそありませんが落ち着いて休憩できました。

おたつ石コースは、奇岩好きには最高のコースです。
しかし前日の雨のため非常に滑りやすかったです。
足元には十分注意をしていましたが、滑って転んでしまいました。
すり傷だったので、麓で購入したガマの油売りの軟膏を使って処置しました。
まさか早速使うことになるとは・・・

あいにくの曇り空で山頂からの景色があまり見えなかったので、次は冬の晴れた日に訪れようと思います。