尾瀬散策 閑散期（御池〜燧裏林道〜三条の滝〜見晴〜尾瀬沼〜沼山峠〜御池）

2013年09月05日(木) 〜 2013年09月08日(日)

• GPS: 27:58
• 距離: 21.1km
• 登り: 736m
• 下り: 541m

コースタイム

【1日目（9/5木）】
　自宅より移動〜民宿泊

【2日目（9/6金)】 　御池ロッジ〜燧裏林道〜三条の滝〜東電小屋分岐〜
　　　　　　　　　　ヨッピ吊橋〜竜宮十字路〜尾瀬小屋（見晴）
　09：30　御池ロッジ
　10：00　上田代　　※ベンチ
　11：00　天神田代
　〜燧裏林道〜
　11：15　★裏燧橋のベンチ（休憩）11：25
　12：30　三条の滝展望台（昼食）　13：20
　14：10　平滑の滝展望台　14：20
　14：35　★尾瀬ケ原温泉休憩所（休憩　トイレ）　14：45
　15：00　東電小屋分岐
　15：40　見晴　尾瀬小屋着

【3日目（9/7土)】 　尾瀬小屋〜尾瀬沼〜沼山峠〜御池ロッジ
　07：30　尾瀬小屋
　07：45　尾瀬沼分岐
　09：15　沼尻（トイレ）　09：30
　10：53　尾瀬沼休憩所
　11：18　尾瀬沼ビジターセンター（昼食　トイレ）　12：30
　13：15　沼山峠　13:28
〜　シャトルバス利用
　13:45 　 御池駐車場着

天候

全日、曇り〜雨〜晴れの繰り返し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福島県檜枝岐村営　御池駐車場（420台P可　￥1000／回※）に車をデポ。
※檜枝岐村の宿泊施設利用で無料コイン頂きました。
沼山峠〜御池はピストンバス利用（約15分毎に出発　￥500）

コース状況／危険箇所等

・これまでのイメージから湿原地帯のお散歩程度に考えていましたが、実際行ってみると最低でも通常の日帰り登山と同様の装備があった方が良いと実感しました。
というか燧裏林道コースは間違いなく登山コースです。
・もくもくと頂上を目指すコースではなく、景色や花を見ながら歩く事になる為、コースタイム予定が大きくズレがちです。（誰かタイムキーパーがいないと、気がつけば日没なんて事になりそうです。）
・木道は濡れていると登山靴でも結構滑ります。
・ストックはゴムを付ける事が推奨されていますが、木道が濡れているとゴムが滑って逆に危険です。
　殆どの木道の幅はストックを突ける程、広い幅でない為、普通に歩くと保護されているハズの地面を直接突いてしまう事になります。

◎御池〜燧裏林道〜三条の滝〜平滑の滝〜尾瀬ケ原温泉休憩所〜見晴
　・山頂を目指す登山と異なり、登る下るそれぞれの距離は短いですが、上り下りを繰り返します。
　・湿地帯ですので道は全般的に泥濘です。（全般に渡りスパッツも必須かと思います。）
　・三条の滝の展望台に到達するにはほとんど梯子に近い鎖付きの階段を上り下りする必要があります。
　・トイレ、水補給は、尾瀬ケ原温泉休憩所で可。（飲料の売店もあり）

◎見晴〜沼尻休憩所〜尾瀬沼南岸ルート〜尾瀬沼ビジターセンター〜沼山峠
　・見晴分岐〜沼尻までには、大きな石がゴロゴロころがり、大雨時には川になりそうなところを
　　歩く場所もあり、非常に滑り易く注意が必要です。
　・沼尻休憩所〜尾瀬沼南岸ルートは木道の崩落箇所が多く、よそ見厳禁。（落ちたら沼へ直行です）
　・トイレ、水補給は、沼尻休憩所、尾瀬沼山荘、ビジターセンター周辺、沼山峠で可。
　（飲料の売店もそれぞれあり）
　
見晴　尾瀬小屋 (☎090-8921-8342　衛星電話 0800〜1800限定）
　　　※朝食：6時　夕食：17時半　消灯：20時半（日によって少し異なるようです。）

写真

9/9 13:23

雨がポツポツ降り始めましたが、御池駐車場を出発

9/8 18:29

この辺りではこういった開けた場所を田代というそうです。

9/8 18:29

上田代

9/8 18:30

池塘（チトウというそうです）に写るつかの間の青空

9/8 19:00

普段の行いの良さか？天気回復か？

9/8 19:00

ストックの先のゴムと濡れた木道の相性は最悪のようです。（滑りまくり）
ストックはしまいました。

9/8 19:00

姫田代

9/8 19:01

この辺りのトンボは恐れを知りません。
手や指を出すと止まりに来ます。

9/9 13:24

5分前に青空が・・・と思っていたら、この有り様。
やはりここも山でした。
この直後、こんな状況で妻の携帯にマ○ドナルドから携帯メールが届き妻が『フィレオフィッシュが食べたい』と言ったので大受けでした。（基本的に尾瀬一帯は携帯は通じない様です。御池周辺はD社工事中とか）

9/8 19:01

なんという花でしょう？
ルビーのような色がすごく綺麗でした。

9/8 19:01

透き通った水

9/9 13:25

力こぶ　のような形。
いったい何がこの木にあったのでしょうか？

9/8 19:01

連日の雨で木道も滑り易くなっていました。

9/8 19:01

裏燧橋

9/8 19:01

橋の上より
川も水量は少ないですが、水はどこも綺麗です。

9/9 13:26

いくつも重なり合う岩。不思議です。

9/8 19:01

三条の滝
連日の雨で凄すぎる迫力でした。
三条とは約100mの意味があるそうです。

9/8 19:01

三条の滝　滝壺
また、水が少ない時は3本の小さな滝が出来る事から三条の滝とも言われるそうです。
環境庁の標識より

9/8 19:02

三条の滝　全景
轟音は動画で

9/8 19:02

三条の滝

9/8 19:02

三条の滝の展望台へはこんな梯子を使用します。

9/8 19:02

三条の滝　展望台
宿で作って頂いた、しその葉で巻いたおにぎりが絶品でした。

9/8 19:02

平滑の滝（三条の滝の上流に位置します）
こちらは滝というは、その名の通り、平なところを滑るように流れる水です。

9/9 14:11

大きな岩や急勾配の階段が点在しています。
御池からのこのルートは高低差は少ないですが、結構、歩きがいがあります。

9/8 19:02

尾瀬ケ原温泉休憩所に到着
周辺には東京電力の観測所等の施設がありました。

9/8 19:02

尾瀬ケ原温泉休憩所横のトイレ（チップ制）

9/8 19:02

元湯山荘

9/8 19:02

温泉小屋

9/8 19:02

東電小屋分岐を見晴に向います。

9/8 19:03

空はあいかわらず雲8割晴れ間2割の状態

9/8 19:03

進行方向逆は霧が出てきました。

9/8 19:03

進行方向（見晴方面）は晴れ

9/8 19:03

誰にも会わず、尾瀬独占状態です

9/8 19:03

花がある度に数分止まるので、いっこうに前に進めません。
本当ならもう小屋に到着しているハズです。

9/8 19:03

われわれは派手なモヤシと名付けました。

9/8 19:03

オゼミズギク

9/6 15:24

ミヤマアキノキリンソウ？

9/8 19:03

進化途中？

9/8 19:03

ハクサンチドリ　でしょうか？→　沢桔梗だそうです。（『mermaid』さんありがとうございました。

9/8 19:04

ゴマナ

9/8 19:04

湿原
連日の雨で水量たっぷり

9/8 19:04

ウメバチソウ

9/8 19:04

秋の気配が

9/8 19:04

進行方向はすっかり青空に

9/8 19:05

オオニガナ？

9/8 19:05

また雲が下りて来ました

9/8 19:05

パノラマ写真にぴったりの場所です。

9/8 19:05

花の名前って図鑑と見比べれば、すぐ分かると思ったのですが、非常に見つけ難い

9/8 19:06

アブラガヤ
民宿の夕食に出ました。

9/8 19:06

とにかく、かわいい

9/8 19:06

サラシナショウマ　ですか？

9/8 19:06

ミヤマアキノキリンソウ

9/8 19:06

見晴地区　尾瀬小屋へやっと到着。

9/8 19:06

尾瀬小屋入口

9/8 18:28

尾瀬小屋　玄関

9/8 19:07

見晴地区はこの道の左右に6件の小屋があります。

9/8 19:07

見晴地区　檜枝岐小屋

9/8 19:07

見晴地区　第二長蔵小屋

9/8 19:07

見晴地区　尾瀬小屋

9/8 19:07

見晴地区　原の小屋

9/8 19:07

翌朝、至仏山方面を望む

9/8 19:07

2日目も天気は曇りでスタート
当初、燧ヶ岳登山の予定でしたが、山頂から雲が取れず、昨日の妻の疲れもあり、尾瀬沼経由で御池に戻る事としました。

9/8 19:07

見晴地区の周辺図1

9/8 19:07

見晴地区の周辺図2

9/8 19:07

見晴地区周辺

9/8 19:07

沼尻に向けて出発

9/8 19:00

今日も棒持ってなんか突いてます。
って、オイオイ、それ禁止行為だろ！
はい、その後厳しく指導致しました。m（＿＿）m
今日も予定通りには進みそうにありません。

9/8 19:00

それにしてもどの川も水が綺麗です。

9/8 19:00

沼尻到着

9/8 19:00

食事も出来るようです。

9/8 19:08

北岸ルート方面

9/8 19:08

沼尻より対岸を望む

9/8 19:08

沼尻より対岸を望む

9/8 19:08

南岸ルートでビジターセンターに向かいます

9/8 19:08

雪の重さって凄いです。

9/8 19:08

南岸ルートより対岸を望む

9/8 19:08

南岸ルートより対岸を望む

9/8 19:09

ミヤマホタルイ　でしょうか？

9/8 19:09

南岸ルートの道は荒れています。

9/8 19:09

よそ見して歩いていると危険です。
崩落箇所多数あり。

9/8 19:09

南岸ルートより対岸を望む

9/8 19:09

南岸ルートより対岸を望む

9/8 19:09

崩落箇所多数あり

9/8 19:09

尾瀬沼休憩所

9/8 19:09

南岸ルートより対岸を望む
登るハズだった燧ヶ岳山頂は雲の中

9/8 19:09

南岸ルートより対岸を望む

9/8 19:09

尾瀬沼ヒュッテ
多くの若者で賑わっていました。

9/8 19:10

ビジターセンター横の売店

9/9 13:27

長蔵小屋
明治時代に登山向けに燧ヶ岳を開山したのがこの小屋を作った平野長蔵氏だそうです。

9/9 13:26

ビジターセンター
尾瀬の四季をスライドショーで見せて頂きました。
写真も音楽もきれいで心地よくウトウト・・・

9/8 19:10

相変わらず、燧ヶ岳は雲の中

9/8 19:10

おなじみ写真撮影スポットより尾瀬沼を望む
本当に絵になる場所です。

撮影機器：

CAL21 CASIO

FinePix HS20EXR FUJIFILM

S001 KDDI-SN

感想

LastM588

7月に友人と会津駒ヶ岳に登った事がきっかけで、ちょっと遅い夏休みで妻と尾瀬へ。
3年程登山から離れていた妻のリハビリも兼ねて、体調良ければ燧ヶ岳へ行く予定としていました。
天気予報が3時間毎に変ってしまう状況でしたが、とりあえず現地でベースキャンプとなる福島県檜枝岐村へ向かいました。
お世辞にも天気は良くありませんでしたが、我々の活動中はほとんど雨も降らず天に感謝。
今回は現地パンフレットに掲載されていたトレッキングの上級コースを歩きました。
実際、御池から燧裏林道のコースは高低差は少ないもの悪路も多く登山でした。
道をはずす事はないと思われますが、注意しないと怪我しそうな場所は多数あり、装備を怠ると遭難する可能性もあると思われます。
平らな場所の木道を歩くイメージだったので、妻にはジムで鍛えているとはいえ、少々堪えたようです。
行程2日目の燧ヶ岳登山は山頂の天候と妻の疲労度から中止とし、尾瀬沼から沼山峠に抜ける事としました。
まさに国立公園という名にふさわしいスケール感と設備をもった公園です。
小屋は紅葉後の10月20日に閉まるようですが、雪一面の尾瀬も見てみたいものです。

花の名前は　尾瀬花図鑑で調べましたが、結構似た花もあり、正直、自信ありません。
http://www.welcome-to-oze.com/flower/autumn/index.html

動画はカメラのムービー機能利用の為、オートフォーカスしかなく、ピンボケご容赦願います。

コメント

まあ

沢桔梗
はじめまして宜しくお願いいたします

紫色の花は沢桔梗かと思います

LastM588

ありがとうございます
初めまして、mermaidさん。
ありがとうございます。
今回、図鑑等で花を見つけた時の楽しさを知ってしまいました。
気長に覚えていこうと思っております。
今後ともよろしくお願い致します。

masaboww

すっごく嬉しいです！
LastM588さん、残暑お見舞い申し上げます

LastM588さんとの出会いは2月の雪深い峰谷〜鷹ノ巣山のレコ…
奥様、お子様いらっしゃるのにあまり登場せず…
他人の家庭に首突っ込むなっ！と怒られそうですが、
「ご家族でお山に行けばいいのに…」とずっと思っておりました！

が、仲良く尾瀬散策
しかもLastM588さんも登場で…
いや〜ぁ、何だかとっても嬉しいのです

奥様が一日も快方へ向かい、今まで以上に一緒にお山歩きできること
お祈りしています。

3年ぶりの夫婦水入らずの尾瀬散策、お疲れさまでした
ホントに良かったです

LastM588

ご心配おかけしております
masabowwさん、こんばんわ。
レコは別途upしますが、燕岳に行って参りました。
コメント見るのが遅くなり申し訳ございません。

masanowwさんにご心配おかけしていたとは恐縮です。
妻は軽量級なので山へ行くと上りは私なんかより早いのですが、今はどちらかというとスイマーなんです。また、行程途中にいろんな設備があるメジャーなところでないと最近は着いてきません。
子供も男女と二人おりますが、成人しているので、自分の仕事や趣味に忙しいようです。
なんか良く話に聞く家庭内で孤立した寂しい親父ではないと自分では思っているのですが、知らない間にそんあ事になっているのかもしれませんね。
いかんいかん、ほころびの小さなうちの修復せねば・・・

今回の燕岳は会社の山バカ親父と一緒でしたが、良かったですよぉ〜。