甲武信岳，三宝山と千曲川源流(毛木平スタート)

2021年08月11日(水) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,606m
• 下り: 1,586m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:51
• 合計: 7:13

5:09 毛木平
5:29 5:31 水場(五里観音)
6:17 6:17 十文字峠
6:18 6:23 十文字小屋
6:45 7:04 大山
7:28 7:35 武信白岩山
7:45 7:46 武信白岩山（南峰）
7:55 8:05 尻岩
8:40 8:45 三宝山
8:48 8:49 三宝岩
9:07 9:41 甲武信ヶ岳
9:53 9:54 2353m地点
10:04 10:18 千曲川・信濃川水源地標
11:12 11:16 なめ滝
11:46 11:48 慰霊碑
11:58 12:04 大山衹神社
12:22 毛木平

毛木平 05:09 - 05:29 水場(五里観音) 05:31 - 06:17 十文字峠 - 06:18 十文字小屋 06:23 - 06:45 大山 07:04 - 07:28 武信白岩山 07:35 - 07:45 武信白岩山（南峰） 07:46 - 07:55 尻岩 08:05 - 08:40 三宝山 08:45 - 08:48 三宝岩 08:49 - 09:07 甲武信ヶ岳 09:41 - 09:53 2353m地点 09:54 - 10:04 千曲川・信濃川水源地標 10:18 - 11:12 なめ滝 11:16 - 11:46 慰霊碑 11:48 - 11:58 大山?神社 12:04 - 12:22 毛木平

天候

午前中は，ところどころ雲がかかっているところもあったけど，登ったルートは完全に晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野側の毛木平駐車場利用．30〜40台は止められるかな？
駐車場は無料，常設無料トイレあり．駐車場まで最後の100mほどは砂利道だけど広くて普通乗用車で全く問題なし．
朝5時段階ではまだ数台しか止まっておらずガラガラ．昼間もギリギリ一杯になる程度だったみたい

コース状況／危険箇所等

極めてよく整備されていて，数か所鎖場があるものの鎖を使わなくても行ける程度

写真

8/11 4:56

駐車場までの数100mは未舗装路ですが，普通乗用車でも問題なし

8/11 4:58

駐車場は無料．朝5時ではこのくらいの入り

8/11 5:07

常設トイレがあります．無料です．

8/11 5:14

まずはこの分岐を十文字峠方面へ

8/11 5:19

千曲川源流に沿っているので，何度か川を渡ります

8/11 5:24

渡渉というほどのところは無く，岩の上を数歩歩いて渡れる程度

8/11 5:26

水量が多いところは丸木橋がかかってます

8/11 5:49

最初は平坦でしたが，駐車場から30分ほどで急登に

8/11 5:56

1-2か所，サポートのロープがありました．
ルートは極めて良く整備されていて安心して登れる山です

8/11 6:09

こんな杉木立の中をしばらく登っていきます…
朝日がきれいに差し込んでキレイ．

8/11 6:17

まずは最初のポイント，十文字小屋．

8/11 6:27

十文字小屋を超えると，大山に向かう急登になっていきます

8/11 6:44

杉の根っこ地獄を乗り越え登っていきます

8/11 6:45

大山手前に，3カ所ほど鎖場が

8/11 6:46

手がかり，足がかりがありそこまで級じゃないので，鎖が無くても登れるレベルです

8/11 6:49

1カ所目の鎖場を超えると，すぐ2カ所目の鎖場

8/11 6:49

さらに3カ所目…どの鎖場も，鎖が無くても手掛かり，足がかりがしっかりしていて，3点確保で問題なく登れます．

8/11 6:52

鎖場を超えると，大山山頂に到着！

8/11 6:50

大山山頂は見晴らしがいいです！
360度見えます

8/11 6:52

これから登る甲武信岳が見えます．この写真一番右端．
まだ結構遠い…

8/11 6:52

8/11 6:53

8/11 6:54

北東方向．関東平野から赤城・榛名山方面まで見えてたかな

8/11 7:02

大山を超えると，また急な下り

8/11 7:12

そして，武信白岩山へ標高100mほど登り返します

8/11 7:27

武信白岩山頂の看板がありますが，山頂へは行けません．
山頂を巻いて三宝山へ向かいます．
山頂に行けるルートがあるのかとしばらく探してしまいました…

8/11 7:36

武信白岩山を巻いて，隣の無名峰へ登ります．

8/11 7:37

隣のピークから振り返って見た武信白岩山．
あまりにも険しすぎて，この山頂には登れなさそうですね…

8/11 7:37

武信白岩山の隣のピークからの景色．
東側が開けている程度．

8/11 7:39

ここからの下りに，一か所だけはしごと鎖がありますが…
ここも特にはしごが無くても下りられそう．
かなり親切なコースです．

8/11 7:55

武信白岩山から標高100mほど下って，三宝山の間の「尻岩」へ．
ここから三宝山までは標高差300mほどの登りです…

8/11 8:27

杉木立の中，ひたすら登り坂を歩いていくと…

8/11 8:41

やってきました．埼玉県最高峰三宝山2483m．
甲武信岳より高いです．

8/11 8:46

でも，木々で覆われて，山頂からの展望は全く無し．
大山の方がよっぽど見晴らしがいいですね．

8/11 9:03

そうそうに三宝山に見切りをつけて甲武信岳へ．
最初は急な下り．

8/11 9:07

三宝山〜甲武信岳はコースタイム1時間ちょい．

8/11 9:09

最後の急登を登ると…

8/11 9:10

甲武信岳山頂到着！
駐車場からちょうど4時間．

8/11 9:32

8/11 9:11

山頂のパノラマは，北東が木で見にくいけど，南〜西はいい感じの見晴らし！

8/11 9:11

国師ヶ岳方面

8/11 9:11

富士山も見えました

8/11 9:38

北アルプス方向も

8/11 9:38

浅間から四阿山かな…

8/11 9:34

こちら側から登ってきました

8/11 9:34

次はこっちの，千曲川源流方向へ下ります

8/11 9:41

甲武信岳からはまた急な下り

8/11 9:56

山頂から杉木立の中を30分ほど歩きます．

8/11 10:04

すると出てくるのがここ．
こんなところから日本海に水が流れていくのが不思議…

8/11 10:06

ここが千曲川源流です．
手前に水があるけど，その上は水がない…

8/11 10:10

逆に上から見ると．
自分が立っている位置は水がないけど，下の方は水が流れています．

8/11 10:18

水源からわずか下がっただけで，水量がかなり増えます．
どうやら地面から水が湧いているようです．

8/11 10:26

こういう千曲川源流に沿ったコースを歩いていきます．
かなりいい癒し効果…

8/11 10:28

8/11 10:52

コースはずっと源流沿いではなく，時々水の流れから離れたところを歩きます．

8/11 11:10

次のポイントはナメ滝．
「ナメ茸」じゃないですよ

8/11 11:07

起きな一枚岩の上を水が流れ落ちていきます

8/11 11:10

ひと休みするには最適なポイント．

8/11 11:56

またしばらく，ひたすら下り坂を歩いていきます

8/11 12:03

時々千曲川の源流に沿って歩きますが…
水が本当に綺麗！！

8/11 12:21

ってなことで，スタートから7時間ちょい．
昼に駐車場へ戻りました．

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

Skier-S

お盆休み，この日だけ天気が良さそうだったので，混まなさそうな甲武信岳に登ってきました．
一昨日は大雨，前日は台風の余波の強風で大変だったみたいですが，この日は午前中はいい感じの晴れで，景色も良く楽しめました！

今回，千曲川の源流を見たかったのと，どうせなら大山・三宝山・甲武信岳とめぐってみたかったので，長野側の毛木平をスタート地点に選択．
そして，元気のある前半に山を上り下り，最後に千曲川源流に沿ってのんびり歩く，右回りコースとしました．
結果的に，右回りコースの方が良かったかな，と思います．
前半の大山・三宝山・甲武信岳のルートは，かなりのアップダウンがあり，急登も多くかなり体力を消耗するので，これが後半に来ると辛いと思います…

今回，意外と大山の景色が360度パノラマで良かったのと，甲武信岳より高い三宝山が全然見晴らしがない山だったというがっくりの両方がありましたが．山頂以外では杉木立の中を歩く感じで見晴らしが効く場所がなかったのも意外…
大山，武信白岩山，三宝山，甲武信岳と歩く間の稜線で，見晴らしが効くところがあるかと思ったら，見晴らしがいいのは，ほぼ大山山頂と甲武信岳山頂のみでした．
でも，この日は天気が良かったので，この2点からの景色だけでも登る価値はあった一日でした！

そして，もう一つのハイライトが千曲川源流．
川がこんな風に始まるというのを目の当たりに見られる，楽しいポイントです．
地面から水が湧きだし，それが集まり数mのうちに川の流れになっていくという，普通は見られない新鮮さと，山梨と埼玉の県境に近いこんなところから日本海まで水が流れていく不思議さを感じさせます…
水源から先は，だいたい千曲川の流れに沿って歩いていくコースで，水のせせらぎを見ながら歩いていくのはかなりの癒し効果があり，いい感じでした…
駐車場から源流までの往復だけでも楽しめるかも？