記録ID: 343862
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰
虎毛山塊 役内川源流 ツブレ沢〜三滝沢遡行
2013年09月14日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:17
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 925m
- 下り
- 916m
コースタイム
07:20 駐車地
08:15 堰堤(右岸巻く)
08:30 F1(二段 下3m上8m)
09:25 黒いF2(5m)
09:50 三滝沢出合いF3(10m)
10:45 F4(3m)
10:55 F5(5m)
11:15 赤いF6(4m)
11:25 コンター630二俣(右へ)
11:35 白いF7(二段)
11:50 白いF8(二段 下小滝 上6m)
11:55 F9(6m)
12:55 二俣(右へ)
13:05 コンター840二俣(右へ)
13:10 二俣(急斜面の右へ)
二俣(左へ)
二俣(右へ)
13:45 稜線
14:00 P1033
14:30 虎毛高松縦走路分岐(ガンジャコースへ)
14:55 ガニ沢(湯の又沢右俣)を下降しはじめる
16:00 ガンジャ口
16:20 湯の又大滝
16:35 駐車地
08:15 堰堤(右岸巻く)
08:30 F1(二段 下3m上8m)
09:25 黒いF2(5m)
09:50 三滝沢出合いF3(10m)
10:45 F4(3m)
10:55 F5(5m)
11:15 赤いF6(4m)
11:25 コンター630二俣(右へ)
11:35 白いF7(二段)
11:50 白いF8(二段 下小滝 上6m)
11:55 F9(6m)
12:55 二俣(右へ)
13:05 コンター840二俣(右へ)
13:10 二俣(急斜面の右へ)
二俣(左へ)
二俣(右へ)
13:45 稜線
14:00 P1033
14:30 虎毛高松縦走路分岐(ガンジャコースへ)
14:55 ガニ沢(湯の又沢右俣)を下降しはじめる
16:00 ガンジャ口
16:20 湯の又大滝
16:35 駐車地
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
✿ゴーロ歩きはツブレ沢の前半まで。以降はほぼナメ床となる。 ✿滝はF1で大きく高巻いた以外はすべて灌木を利用して登った。全体的にホールド、スタンス共に乏しく初心者には厳しめ。特に稜線が近づく後半は傾斜が急になって登攀能力が問われる。 ✿稜線までの藪漕ぎは薄め。縦走路は歩き易いが、アップダウンがあり急激な気温上昇で体力が奪われる。こまめにエネルギーの補給を。 ✿下りのガンジャコース途中から湯の又沢右俣へ入渓。以降、緩いナメの斜面で、滝は無いので容易に沢を下れる。持参した8mm30mロープの出番はなかった。 |
写真
撮影機器:
感想
台風18号の接近により、山に行けるのも三連休の初日だけとなってしまった。日帰り出来て易しそうでかつ面白そうな沢。歩いてみたい幾つかの沢リストの中からこの三滝沢を選んだ。検索をかけると、ひたすらナメの渓相、面白そうな滝の絵が出てくる。そして何と言ってもナメ床の美しい紋様を是非とも見てみたいと思ったのだ。
ツブレ沢の穏やかな渓相も良かったが、やはり三滝沢の色とりどりの芸術的な渓相に癒された。まるで美術館に展示してある焼き物でも鑑賞する様にじっくりと観て歩いた。どうしたらこういう美しい紋様が生まれるのか。考えれば考えるほど、神の啓示としか思えない。
この三滝沢は虎毛山からは少し離れていて、何方かと言えば高松岳の沢なのだが、虎毛山の名前の由来にこの沢の紋様が関係しているような気がした。引き続きこの虎毛山塊の沢を掘り下げて歩いてみたい。
※追記:動画は三滝沢上流部稜線直下の澱みをウネウネ♪と泳いでいたハリガネムシ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%A0%E3%82%B7
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コメント
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歩いていて気持ち良さそうな沢です。
岩の模様も、仰るように焼き物のようで思わず見とれてしまいそうです
いつもながらtooleさんらしく結構サラッとレコ書いていらっしゃいますが、苦労なさった所とかありませんでした?
ところで、足元の装備はどのような物をお使いになったんです?
反対側の虎毛沢とか春川とか、重厚長大な沢がたくさんあるね。冬虎毛を制したから、今度は沢虎毛でしょうか、ロマンありますね。
そろそろソロも厳しくなってくるかな。またコラボの記録期待したいけど、「ひとっ風呂浴びて帰る」のはちょっと寒くなってきたかな
こういうナメ沢は初めて歩いたので、楽しかったですよ
みとれて足が中々進まなくなって渓中一泊も考えましたが、台風が来ますからね
泣く泣く帰って来ましたよ
苦労したところはナメの斜面ですかね。少しでも凹凸があれば、そこを手がかり足がかりにして這い上がる感じです
シンプルな地形ほど難しいですね。
足元は今回で3回目の使用になりましたフェルト底のブーツですよ
重い登山靴も背負っていましたが、怠け癖で結局使いませんでした
皆瀬川源流の春川、虎毛沢と長大な流れを遡行してみたいですね
そしていつか万滝も。(これは大きな夢ですね )
一人では無理そうなので、どなたかご同行頂ければ有り難いですけどね。
kiyoshiさんも簡単なところから歩いてみませんか?
10月中旬くらいまで渓谷の紅葉を楽しみたいですね。
そろそろ蚊やアブが居なくなって快適になりそうです
tooleさん、こんばんは
美しい沢、、、、
ナメ床を滑るように流れる水の輝き
それにしてもall roundの活躍、羨ましい
自分はちょっとね・・・
そろそろ沢に入るには辛くなってきましたが、寒くは無かったですか?
面白い沢床ですね。
朱を付けた筆で履いたような紋様、とてもユニークです。
そう言えば先月訪れた小川谷廊下でも真っ赤に染まった岩肌が所々で見られて印象深かったです。
沢登りでは水流だけでは無く、岩の紋様も見所の一つですね
ロープの結び方から地味に勉強を重ねて始めた沢登りでしたが、一般登山道を歩く基本さえ押さえていれば、そんなに難しくも無いことがわかってきましたよ
遡行歴3回目ではあまり大きなことも言えませんが、暑い夏場には自分に合っている登高スタイルだとも思う様になりました
そのうち野営も挑戦してみます
台風の影響なのか予報では最高気温が31℃もあったんですよね
僕は汗かきなので、いつも通り滝のような汗を流しておりました
まだ三カ所しか沢登りしていませんが、それぞれに特色があって沢登りの素晴らしさが少しずつ解ってきました
Luskeさんとご一緒した層雲峡はゴルジュ地形が特色ありましたよね。次に歩いた麝香熊沢はとにかくゴーロの渓でした。温泉の噴気が上がっていたり、イワナの数が多いのも特色でした。そして今回の三滝沢はとにかく芸術的なナメ床に癒された山行でした
Luskeさんのおすすめの沢もご案内頂きたいですね。そのうちまたお願いします
地質図サイトと見比べてしまいました…
このレコそして写真、私ガン見してしまいましたよ、沢登は全くダメですが
こんなに岩の写真見たらなんだろねって見ちゃうじゃないですか。
ブレ沢三の滝沢のあたりは凝灰岩、砂岩、泥岩の表示ありますね。堆積岩なので堆積過程でできた隙間に別の鉱物が入り込んで模様ができたのでしょうか。赤い模様は鉄分でしょうね多分…と自信のない発言を堂々と書いちゃったりして。。。
岩の写真ちょっと載せすぎましたかね
地質に疎い僕でも興味深い岩の紋様でしたから、kimberliteさんであれば、おそらく一週間ほど滞在されるような気がします
なるほど、堆積岩なんですね。地質の知識があれば沢登りの楽しさも広がりそうですね
個人的には沢登りは地質を観察するにはうってつけの登山形態の様な気がします。
僕が何気なく見逃してしまう珍しい岩石もkimberliteさんなら気づいて説明してくれそうですね
生物学・地質学・それに造形美術にあふれた、tooleワールド全開のレコですネ 自分の見れない世界を見せてくださる・・でもカエルはともかく、ハリガネムシはちょっとキモチワルイです・・
間もなく、これにカラフルな色合いが加わりますね アブもいなくなって、沢歩きは快適な季節でしょうか。毎週末晴れてくれたらいいのですが
まじめなレコを書けば書くほどtooleワールドって言われてしまいますね
今回の山行は本当に楽しめました。
いままでで一番多く写真を載せちゃった気がします
ハリガネムシは小さい頃、カマキリの腹から出てきたのを見たことがあったのですが、
それだと気づくのにしばらくの時間を要しました
袋に入れて持ち帰ろうとも思ったのですが‥ヤメておいてよかったですね
台風一過で今週はお天気良さそうですよね
今回は藪が少ないのかなぁ…なんて思うほど、アートな世界が広がっていましたね
何年か前湯ノ又温泉まで行ったことありますが、廃業しているの知らず(そういう表示ありました?)、林道は結構スリリング、Uターンも難しかった記憶があります。
今度は、ウォータースライダー用に浮き輪を持って行ってください!
そう言われれば、今回の藪漕ぎは大したことありませんでしたよ
誰もいない山の中でひっそりと美術展を鑑賞してきた、そんな印象です。
僕は湯の又温泉を全く知らなかったのですが、跡地には何もありませんでした。
温泉の源泉らしきものも見当たらないようでしたね。
林道は舗装されていますから、僕はかなり良い道だなと思いましたけどね
浮き輪ですか
ミスドのドーナツの方が良いかも
部活お疲れ様です
どこまでもナメナメですね!
いろんな模様があって面白い場所ですね。
バームクーヘンの写真、自分はムンクの叫びだ!と
思いました
ナメを歩くのは楽しそうですが、そこに到るまでの
滝が難しそうです。
あのバッタはいずれキノコになってしまう運命
なんでしょうか。
冬虫夏草菌、ひとつ勉強になりました。
水泳部に入部したつもりだったんですけどね
いつのまにか地学部? 美術部かな
転部していました
ムンクの叫び
そうですね〜、そう言われると暗めの雰囲気が漂ってますよね。
←こんなですか?
このナメ床を鑑賞するには滝を越えなければなりません。
ですから多くの人が訪れる観光地みたいにはならないでしょう。
でも僕はそういう秘境チックな場所が秋田にあるということが嬉しいですけどね
フキバッタに感染したカビはあの状態からキノコの様なカタチのもの(子実体)を形成するかもしれません。
持ち帰って観察したかったんですけどね。
ハリガネムシもカラカラに乾燥させてから水に戻したら復活するのかを確かめたかったです
ハリガネムシとかカビの生えたバッタとか家に持ち込むとかなり不気味な人ですよね
tooleさま
清々しい沢登りのレポとアートな沢床の写真、ありがとうございます。堪能しました。
かなり昔に沢登りの記事を見て、興味をひかれたことはあるのですが、機会がなく、この年になると億劫になり、ほかの方の写真など見て十分に満足している自分がいます
今後とも素晴らしい沢を紹介してくださいね
でも単独行、十分に気を付けてください。
いや、yonejiyさま
コメントありがとうございます。
僕もLuskeさんとこのヤマレコで再びお会いしてなければ、沢登りを始めていたかわかりませんけどね
人生、どういう些細なきっかけがその後の行動に影響するのかと考えると面白いですね
おそらくこれからも単独行がメインだと思います。
そっと見守ってくださいね
yonejiyさんも良い山行を
虎毛〜高松岳山塊にこんなきれいなナメ沢があるんですね〜
ナメ沢のいろんな形状面白かったです。
赤はやっぱり鉄分なんですね。
土にも鉄分の下にマンガンが入っていてその下に砂があるという層が多いですが
青色って何なんでしょうね?
カエルと会話したりハリガネムシや冬虫夏草菌に感染した?バッタ。
tooleさんならではの出会いです
イチゴのお味はいかがでした?
緑っぽい青はやっぱり銅ですかね。
10円玉も錆び付けば緑青(ろくしょう)って言って青緑色になりますからね
* ̄(エ) ̄)ノ銅だろね
カエルくんも、ハリガネムシくんも、ヘビもセミもバッタも
みんなみんな生きているんだ〜友達なんだぁ〜
ですからね
人に誰とも会いませんから格好の話し相手なんです(笑)
イチゴはコーヒーブレイクのお供として有り難く頂きました。
深山で採れたてですから、言うことなしの味でしたよ
meikenさんも北アルプス満喫されてお帰りのようで、良かったですね
はじめましてtooleさん。以前遡行しましたが、滑が本当に印象的ですね、懐かしく拝見しました。
はじめまして、コメントありがとうございます。
三滝沢で検索をかけると幾つか遡行記録がヒットしますが、ヤマレコで唯一のNeuronさんの単独の記録が決め手になり歩くことにしたんです
癒しの沢でしたよね。
Neuronさんの記録を拝見すると、全国歩いていらしゃってベテランさんの印象を受けますね。
東北にまた遊びにきてくださいね
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