大雨予報で宮之浦岳縦走を断念。ヤクスギランドと縄文杉、白谷雲水峡などを散策
- GPS
- 02:49
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 295m
- 下り
- 299m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
装備
MYアイテム |
ちゃむ
重量:-kg
|
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感想
念願だった屋久島・宮之浦岳登山。sattonが計画して誘ってくれ家族一同で歩く予定だった。
ところが7月中旬からの猛暑が一段落してきたと思ったら急遽、前線が停滞して西日本を中心に日本列島全体が梅雨の戻りか秋雨のような大雨状態が続く気候になった。そのため屋久島へ入島した8月11日も島は雲で覆われ、雨が降ったりやんだりの状態だった。
それでも12日から山に入るつもりで初日は島の南側から西側へかけて滝巡り的な観光を楽しんでその日泊まる民宿へ入ると、今回の縦走をガイドしてくれるガイドが来て、今後数日も大雨、強風の予報が出ていること、下山予定の白谷雲水峡は2年前の大雨の時にも渡渉できずに大勢の登山者が下山できずに閉じ込められたことなどを説明して山行を決行するかどうかを決めてほしいと相談に来た。
いつものsattonとの二人の山行であればなんとか行けるんじゃないかと思ってはいたが、今回は初心者の女性二人が一緒だったので難しいかもしれないと思ったし、仮に行けたとしても雨でずぶぬれで展望も何も望めないだろうということでsattonと相談して縦走は断念した。尤もガイドさんからやめた方が良いよオーラがかなり出ていたことも一因ではありましたが....
ということで島に閉じ込められた残り二日をどうするか考えなければならなくなった。ホント、先日の北海道知床縦走ツアーもそうだけど、今年はどうも予定通りにはいかない。困ったもんだ。
二日目は、そう言うことで当初の4時起きでなく7時に起きてみると、未明には強く降っていた雨も上がって曇り空は相変わらずだったが、比較的歩ける状態になっていたことから、ヤクスギランドにでも行ってみようということになった。
先ず、ヤクスギランドよりさらに車で20分ほど奥にある紀元杉を訪ね、樹齢3,000年の迫力を間近に感じた後、ヤクスギランドへ入園した。そこは、太忠岳への登山口でもあるが、多くの屋久杉を鑑賞できる自然休養林で、時間に応じたいくつかの周回路が整備されていた。
三日目は、縄文杉へ向かうsatton夫妻と足を痛めた娘と自分の二つに分かれて行動した。
sattonたちは朝5時のバス(大雨警報が出たら運航中止になるので出るかどうかはその時までわからなかった)で荒川登山口に向かい、縄文杉まで往復20kmの森林鉄道跡の軌道敷きと大株林道を登った。
自分たちは、レンタカーで訪れていない島の北部を島内観光して最後に白谷雲水峡へ向かった。雲水峡は当初の予定では宮之浦岳に登って高塚小屋に泊まった翌日に下山してくる予定だった場所で、当日も明らかに縦走して下山してきたと思われる登山者パーティにも2組ほど出会った。しかし、雲水峡自体は、太鼓岩への楠川歩道を始め、奥の奉行杉コースも閉鎖され、唯一約2kmの弥生杉コースのみが歩ける状態だった。
それでも白谷川の濁流を横目に登り、飛流橋から飛流おとしの滝を眺め、二代大杉まで登った。その先の奉行杉コースは閉鎖されていたので、そこから引き返し、樹齢3,000年の弥生杉へのコースへ登った。
わずか2kmのハイキングではあったが、ここも屋久島の持つ深い太古の森を十分に感じさせるコースだった。
という今回もまた想定外の期待はずれな宮之浦岳登山になってしまったが、世界遺産屋久島の持つ雰囲気は歩くことのできたコースや屋久島環境文化村の大スクリーン映像や展示などで十分に味わうことができたと思う。ただ、百名山宮之浦岳に登れなかったことはやはり心残りなので、またリベンジの機会を作りたいと思う。
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