大潟富士 日本一低い山をめぐる争いに参入中!
- GPS
- 00:03
- 距離
- 120m
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
- 山行
- 0:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:02
天候 | 晴れ 涼しい快適 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 七時雨山登山口駐車場 道の駅「おおがた」 緯度経度交点の碑 道の駅「鳥海」 |
写真
感想
北海道から本州入りしてあとは自宅がある神奈川を目指すのみということなんですが、陸路を選択したことにより毎日300km程度の運転を必要とします。しかも、できれば北東北の山にも少しは登りたいと思っていました。
ということで、朝、道の駅「ひろさき」から東北道に乗り岩手入り、七時雨山の登山口を目指しますが、着いてみると気象庁の雨雲レーダーでは確実に降りそうだし、今は曇っているが確実に一度は降った跡があり草の登山道は大変そうだ、奥に見える山頂も雲の中。「日本低名山」「新日本百名山」などに選ばれている山であるが、この日に登ってもこの山ならではの喜びに浸ることはできないだろうと思い、一路秋田へとんぼ返り。
太平山に登るのはもう遅すぎ、結局ヤマレコで見た大潟富士をメインにしてこの日を組み立てることにしたのでした。
日本で一番高い山については富士山剣ヶ峰であることは現代日本では覆しようがありません(過去の領土で、新高山とかオーエンスタンレー山脈とかは・・・)
しかし、低い山となるといろいろな山が「我こそは」と名乗り出るのです。
宮城県の日和山、大阪の天保山がよく知られているが(現在は、国土地理院が25000分の1の地図に名前を記載した山としては日和山の3m)が一番低い。
大潟富士は八郎潟ができたときに、海抜マイナス地帯が現れたことにより、低さ日本一を狙って作られた築山である。山頂が丁度海抜0mになるように作られた山で、現在も国土地理院に地図への名前の記載を申請している。もしこの山が記載されれば「日本で一番低い山」の称号はこの山に来ることになる。
しかしながら、国土地理院がこの山を記載するのであれば、かなり時間がかかると思われる。本当に歴史的に地域から慕われる山として記載を妥当とするのか、この山を記載したら似たような築山を観光目的で行う地域が続出することも考えらえるからである。
オランダ人が「神は海を作りオランダ人は陸を作る」と言ったが、ここもまさにそうで、日本第二の湖であった八郎潟を干拓し大規模な土地に生まれ変えた、そこは穀倉地帯となり観光スポットになり人が集まるようになっていた。
大潟富士、もし、この山が国土地理院地図に記載されて「日本一低い山」になった時、私はどんな思いでそのニュースに接するのか、今はまだわからない。
その後山形入りして、海岸沿いを酒田市、鶴岡市と進んでいって、新潟との県境近い道の駅で車中泊。次の日は新潟県と山形県の県境の山に登ることにした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する