No密で濃密な蔵王山(刈田岳〜熊野岳〜地蔵岳〜三宝荒神山)

2021年08月16日(月) [日帰り]

• GPS: 04:30
• 距離: 10.7km
• 登り: 496m
• 下り: 467m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:31
• 休憩: 0:59
• 合計: 4:30

9:29 蔵王レストハウス内避難小屋
9:31 9:43 刈田岳
9:44 9:45 蔵王レストハウス内避難小屋
10:13 10:13 馬の背
10:25 10:27 馬の背分岐
10:36 10:44 蔵王山
11:08 11:08 ワサ小屋跡分岐
11:22 11:22 地蔵山
11:36 11:52 地蔵山頂駅
11:53 11:55 蔵王地蔵尊
11:58 12:01 三宝荒神山
12:04 12:05 蔵王地蔵尊
12:30 12:39 地蔵山頂駅
12:42 12:43 蔵王地蔵尊
13:02 13:02 ワサ小屋跡分岐
13:24 13:26 熊野十字路分岐
13:29 13:30 熊野岳避難小屋
13:35 13:35 馬の背分岐
13:42 13:43 馬の背
13:59 蔵王レストハウス内避難小屋

山頂レストハウス前の駐車場から、刈田岳、熊野岳、地蔵岳、三宝幸神山のピークを踏みました。

天候

概ね曇りでガス⇒小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蔵王ハイライン終点の蔵王刈田岳山頂駐車場利用。
通行料550円
※蔵王ハイラインは蔵王エコーラインより分岐した2.5kmの有料山岳道路です。

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし

その他周辺情報

蔵王温泉

写真

8/16 9:24

登れそうな山を求めて、蔵王まで遥々やって参りました！
天気が不安でしたが、雨はなんとか持ちこたえています。
更には幻想的な雲海も出ています！

8/16 9:24

幻想的な雲海に背中を押されてレッツラゴー！

8/16 9:27

蔵王山頂レストハウス
登山拠点にこういった施設があると大変助かります。

8/16 9:27

まずは駐車場からすぐの刈田岳へ向います。
この辺は一般の人が多かったです。

8/16 9:29

刈田岳へ向けての登り。
すぐに行けてしまう距離です。

8/16 9:30

ヤマハハコ

8/16 9:32

終わりかけのマルバシモツケ

8/16 9:32

ミヤマアキノキリンソウ

8/16 9:33

お釜ドーン！
ガスがさらにその神秘的な感じを醸し出しています。

8/16 9:34

刈田岳ゲッツ！

8/16 9:35

刈田岳の山頂エリアはとても開けています。
ここまでは楽勝です。

8/16 9:41

お釜と別の刈田岳の山名板を入れて。

8/16 9:41

ガスの入り方が絶妙で神秘的です。

8/16 9:42

この日のお花のお花のツートップは、ミヤマアキノキリンソウとヤマハハコでした。

8/16 9:55

すごいバランス感覚のケルンです！
オリンピックの金メダル級です！

8/16 9:59

どんどん近づくお釜。
熊野岳への登りは、馬の背に並行して伸びている、お釜を取り囲むように張られたロープ柵沿いを進みます。

8/16 10:17

どんどんとガスってくるトレイルですが、広々していて歩きやすかったです。

8/16 10:18

真っ白になったと思ったら、時折青空も！
( ゜∀ ゜)ハッ！

8/16 10:19

DIVE TO BLUE！

8/16 10:25

生命の営みの隣で、てんとう虫のサンバ！

8/16 10:27

振り返って歩いてきた軌跡。
雲の上に浮かぶ島を歩いているかのようです。

8/16 10:37

熊野岳手前にある蔵王山(熊野岳)神社

8/16 10:40

熊野岳ゲッツ！

8/16 10:43

ミニ山名板

8/16 10:55

ショートコースだとここで折り返す人が多いですが、天気も持ちそうなので地蔵岳方面に向けて岩場を下ります。
ここの道がこのルートでは唯一気を使う場所でしょうか。

8/16 10:59

クジャクチョウ
とても鮮やか！

8/16 11:03

振り返って熊野岳。
僅かに現れた青空が嬉しい。

8/16 11:06

これから向かう地蔵岳方面。
「地蔵岳」って名前の山も多いよな〜って改めて思いますが、地蔵山or地蔵岳？2つの呼び名が混載しているようでした。

8/16 11:08

熊野岳と地蔵岳の間にある鞍部にあるワサ小屋跡。

8/16 11:10

こちらには姥神様が祀られています。
首がない状態で瓦礫に埋もれていましたものを、平成23年に有志で修復したとのことです。

8/16 11:09

対面にある姥神様の解説。
この小屋の番をしていた、おワサさんという老婆の像であるという説もあります。

8/16 11:17

地蔵岳へと続く木道トレイル。
天気の移り変わりが目まぐるしいです。

8/16 11:18

ノリウツギ

8/16 11:22

地蔵岳（地蔵山？）ゲッツ！

8/16 11:26

ミヤマウツボグサ

8/16 11:29

アサギマダラとアザミ

8/16 11:32

クジャクチョウとヤマハハコ

8/16 11:35

ロープウェイの地蔵山頂駅に到着。
再びガッスガスです。

8/16 11:35

開運の鐘

8/16 11:35

山頂駅前に咲いていたミヤマキンポウゲ。

8/16 11:46

山頂駅屋上にあるテラスに来てみましたが、残念ながらガスで何も見えませんでした。
とりあえず、ここから三宝荒神山まで足を伸ばしてみます。

8/16 11:54

山頂駅からすぐのところにある蔵王地蔵尊。
とても大きなお地蔵様です。

8/16 11:54

三宝荒神山へと続く道の案内。
こちらは蔵王自然植物園の周回コースとなっていました。

8/16 11:58

ミヤマシャジン

8/16 12:00

三宝荒神山ゲッツ！

8/16 12:00

エゾオヤマリンドウ

8/16 12:02

アサギマダラとヨツバヒヨドリ
先週登った西吾妻山に引き続き見られて嬉しいです。

8/16 12:10

サクッと三宝荒神山を周回して山頂駅のテラスに戻ってきました。
ちょうどお昼時なので、テラスでカーレーヌードルのランチタイム。

8/16 12:30

山頂駅テラスより、ロープウェイの先の景色が少し見えました。
今度は樹氷の時期に来てみたいものです。

8/16 12:32

山頂駅テラスより、サクッと登った蔵王地蔵尊〜三宝荒神山方面。

8/16 12:36

山頂駅の階段の踊り場にある窓越しに見えた、アオモリトドマツの絵画のような一枚。

8/16 12:45

山頂駅を後にして進みます。
振り返ってさっき登った三宝荒神山。

8/16 12:46

アザミ

8/16 12:48

キンコウカ

8/16 12:48

イワショウブ

8/16 12:49

シラネニンジン

8/16 12:52

エゾシオガマ

8/16 12:54

熊野岳方面へと続く木道トレイル。
地蔵岳を巻くルートで進んで行きます。

8/16 12:54

アカモノの実でしょうか？

8/16 12:57

ヤマハハコ群生

8/16 13:03

オンタデorウラジロタデ？

8/16 13:11

ジブリの世界に出てきそうな、花の終わったツカザクラ。

8/16 13:12

ツカザクラの実

8/16 13:12

シロバナトウウチソウと秋の臭い漂う山の斜面。

8/16 13:14

ミヤマコウゾリナ

8/16 13:22

コマクサ
8月も中旬ですが、まだ辛うじて残っている株がありました。

8/16 13:25

熊野岳避難小屋

8/16 13:27

気温が下がり小雨もぱらついたので、避難小屋内でレインを羽織って少し休みます。

8/16 13:36

帰りはガスの中の馬の背を、ルートを外さないようにひたすら進みます。

8/16 13:53

京都のお寺にあるような天然の「枯山水」。
砂利の上の緑の塊が、海に浮かぶ小島みたいです。

8/16 13:58

無事にスタート地点まで戻りました。
お疲れ様でした( ´ ▽ ` )ノ

撮影機器：

Xperia 5 SO-01M docomo SONY

感想

kagerobo

雨続きで山登りにも行けないお盆休み。せっかくの長期連休なのにこのまま終わるのも悲しいと思い、連休終盤の天気とにらめっこしながら東北なら行けるかもと踏んで蔵王へ！

個人的に蔵王は家族旅行で子供の頃に一度訪れたことがありました。その時の記憶はかすかにしかありませんが、強風の中でエメラルドグリーンのお釜を見たことだけはハッキリと覚えていました。

今回は完全にガスってしまう前に、子供の頃に見て以来のお釜を見られたことは良かったです。恐らく、お釜がギリギリ見られたのはAM10:00くらいまでだったと思います。

ガスの中に浮かび上がったエメラルドグリーンのお釜は、更にその神秘さを増しているような感じがしました。また、周りの露出した山肌の荒々しさもお釜を盛り立てるような感じで、その景色はとても感激でした。

道中のお花としては、ミヤマアキノキリンソウ、ヤマハハコ、エゾオヤマリンドウ、ミヤマシャジン辺りが目立ちました。コマクサは辛うじて数株残っていた程度で、もうほぼおしまいです。お花達も夏から秋への装いへと移ろう時期です。

今回の蔵王は晴れ間が覗いた時間もわずかにありましたが、結局はほぼガスでした。真夏だというのに、ガスで日が当たらないと寒いくらいでした。それでもコンパクトに濃密な山旅を楽しめました。

今回辿ったコースは、変化に富んでいて複数ピークを踏んで百名山も気軽に楽しめる、とてもいいコースだったと思います。登山エリアとしても、とても広い場所である上に、人もそこまで多くなかったので「No密」で楽しめました。今度はロープウェイを使って、冬の樹氷の時期にも訪れたいと思います。

コメント

ゆぞ

kageroboさんこんばんは。
いつもレコ拝見させていただいています☺︎16日は蔵王と月山どちらに行こうかギリギリまで悩んでいたのですが蔵王の景色はやはり素晴らしいですね。夏の蔵王は未踏なので行きたくなりました！
雨の多い連休でしたが良い締めになりましたね☺︎お疲れ様でした👏

kagerobo

yzn0131さん

こんばんは☪️
コメントありがとうございます。こちらこそ、いつも目を疑うようなコース内容のレコにいつも感心させられています😆自分も月山は候補に上がっていましたが、今回は蔵王に軍配が上がりました！

夏の蔵王は想像以上に涼しく、とてもいい場所でした🗻ガスってばしまいましたが、お釜をちゃんと見られたのが嬉しかったです！

蔵王連峰は比較的安全でコースによっては距離もかなり伸ばせるエリアかと思います。機会がありましたら、是非yzn0131さんの健脚で存分に走り抜けちゃって下さい🏃✨