名栗川 ハネバミ入〜しょうじくぼの頭〜三十三尋の滝

2021年08月21日(土) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 8.1km
• 登り: 1,128m
• 下り: 1,138m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:11
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:03

距離 8.1km 登り 1,135m 下り 1,138m

9:57 鳥首峠方面登り口
14:48 14:49 逆川乗越
15:14 15:18 橋小屋ノ頭
15:49 15:58 ヤシンタイの頭
16:04 16:05 しょうじくぼの頭
16:40 17:17 三十三尋の滝
18:00 鳥首峠方面登り口

天候

曇り雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白岩鉱山、JFEミネラル武蔵野鉱業所跡地の路肩に駐車
トイレは、2km程手前の名郷バス停に公衆トイレ有り

コース状況／危険箇所等

「ハネバミ入」　4段20m滝は、非常に脆く悪い。取り付かずに高巻きがいいと思います。
「しょうじくぼの頭」から「三十三尋の滝」を経由し白岩への下降は、所々でザレた急斜面があり滑落注意
「三十三尋の滝」への歩道は跡形も無し

写真

8/21 10:10

白岩渓流園キャンプ場内を通らせてもらい「ハネバミ入」へ向かう

8/21 10:18

「ハネバミ入」キャンプ場内に有る6m滝　いい感じ

8/21 10:22

落ち口

8/21 10:23

滝の先から、穏やかな「ハネバミ入」

8/21 10:30

丸太を伝って、とは行かず左から

8/21 10:38

今日は、水多めですね

8/21 10:40

寒くて入りたく無い・・

8/21 10:43

オッと！

8/21 10:44

四つ足で、丸太を伝う

8/21 10:51

いい感じですね

8/21 10:55

楽しい

8/21 11:08

500m圏、6m滝　登れずに左岸から巻く

8/21 11:16

綺麗だな

8/21 11:27

俺ら左をへつり苔に足を取られて　ドッボーン💦　
足が届かない深〜い釜、全身揉まれてずぶ濡れ、もう怖いもの無し（笑）
防水仕様でないカメラ、ここで(T_T)あぼーん

ここからスマホ📷
540m圏二俣を左俣へ
590m圏二俣も左俣へ

直ぐ先の600m圏の三俣状は中俣へ　
ここがちょっと迷いポイント、地形図とコンパスで確認をする

ズンズン行きましょ

7m滝は三条に、右の水流を登り
すぐ上の750m圏二俣を右俣へ

ここで、上流に大滝が見えて来た

850m圏、4段20m滝　
ここからは4段目は見えない

2段目、3段目と楽に行けそうに見えたが、岩が「ザクザク、ボロボロ」全く信用出来ない。2段目は右のルンゼ状から越えた。

3段目も右から登るが、とにかく脆く悪い、非常に危険、
掴む手も足も崩れて抜けまくり、セミとなる。
脆い岩を落としながら、信用出来ない手足を作り登った。

3段目落ち口の、木の根で相棒をビレイ。

下部がグズグズ、悪〜い3段目

続く4段目は、水流を左から右へ斜上する

970m圏、源頭の岩穴からコンコンと湧き出す清水、美味い

岩壁にぶつかり右尾根へ詰め上がる

ここで突然、ザアーッと雨が降り出し杉林で雨宿り、今年初のヤマジノホトトギス

逆川乗越、山の神

小降りになったので、再び歩き出す

有間山（橋小屋の頭）霧の中

ヤシンタイの頭、濡れた沢靴が重くって、ここで履き替え　
もう雨も降らんじゃろ

「しょうじくぼの頭」足が軽い

「しょうじくぼの頭」の北尾根から「三十三尋の滝」を経て白岩へ降る

樅の木の洞、けものの寝床？

ケルン

所々で急傾斜の降りが危ない

8/21 16:58

滝の音が聞こえる・・薄い踏跡の植林帯を適当に降り、三十三尋の滝を目指す

三十三尋の滝　20m大滝　素晴らしい

落ち口　
いつかいつかと思いながら三十年、やっと来ることが出来た

8/21 17:19

大滝からの帰り路、三十三尋の滝の案内板が落ちていた。後にも先にも、案内板はこれ一枚だけ

8/21 17:22

尾根に登り返すのが面倒で沢を下降するが、薄暮で足元がおぼつかず再び尾根に乗る

8/21 17:47

ツチグリの群生、かわいい

8/21 17:48

あれ？橋が無い・・流された？
どうやって渡んの？

8/21 17:53

少し上流の浅い所で徒渉して、石灰鉱業所跡の赤い橋を渡って帰る

寂れた石灰石置場跡、フジウツギが綺麗だった

白岩鉱山、JFEミネラル武蔵野鉱業所跡地、立入禁止の上部から降りて来た。

8/21 17:59

「白岩入」と「三十三尋の滝の」沢の出合も滝だった。

撮影機器：

EX-ZR1600 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

KYV47 KYOCERA

装備

個人装備

フェルト チェンスパ バイル

共同装備

20ｍ 10ｍ

感想

booko

白岩地区から「ハネバミ入」を遡行して
下山は「しょうじ窪の頭」から、ずっと行ってみたかった「三十三尋の滝」経由で白岩へ周回して来ました。

今回「ハネバミ入」は水量も多く、渓相も良くてとても愉しかったです。
850m圏、4段20m滝は、yamamossanさんの5年前の記録を拝見し、大変脆い岩とのことでしたので、とても注意深く登りましたが、想像以上に悪く、脆い岩をボロボロと落としながら、手足を作る登りとなり難儀をしました。
ここは見た目以上に脆く悪いので、高巻きがいいと思います。
詰めは、970m圏岩壁下まで水流が有り、やかましくなくて良かったです。

下山は「しょうじくぼの頭」から「三十三尋の滝」を経由して白岩に戻りましたが、所々でザレた急斜面が有り、落ちると下迄行っちゃうので慎重に降りました。
今回「三十三尋の滝」も水量が多くて素晴らしく、いい時期に来る事が出来て良かったです。

コメント

yamamossan

はじめまして。

記録がお役にたてて嬉しいです。それにしても、もう5年も経っているのですね。

4段20m滝は脆すぎて、土木工事しながら登る感じですし、確か小さく巻けたと思うので巻いた方が良いですよね。

自分自身記憶が怪しいので、懐かしくも新鮮な気持ちでレコを拝見させて頂きました。

booko

はじめまして　yamamossanさん

今回、ハネバミ入に入渓し、折角なので850ｍ圏、4段20ｍ滝も登りたいと思い、過去の記録を見ると皆さん下から高巻きか、2段目からの巻きが多い中、yamamossanさんの記録だけが上まで登られていて、3段目以降の状態もつぶさに記録されていたので、大変参考となり私達も上まで登る事が出来ました。ありがとうございました。
しかし、あそこまで脆く悪いとは正直思いませんでした(T_T)　
もう一度登るかと聞かれたならば、もう十分にお腹一杯で遠慮しておきます（(^^;)
コメントありがとうございました。

追・　以前に遡行したのですが「蕨入」のラスボスも楽しかったですよ。

yamamossan

ご紹介ありがとうございます！蕨入は行った事がないので、レコを参考にさせて頂きますね。

ヤシンタイの頭の山名板は以前、地面に落ちていたものを、反対側のネット固定で余っていた針金を拾って固定したんです。まだ落ちてない事が確認できて安心しました。

booko

「ヤシンタイの頭の山名板」

以前、地面に落ちてる写真を見て気になり、括り付けようと思って行くと、誰かに救助されていました。
それがなんと、yamamossanさんだったのですねえ。
判読不能な文字もマジックインキで「ヤシンタイの頭」となぞられていました。