利尻山 鴛泊コース


- GPS
- 04:48
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
11:51 3合目
12:01 4合目野鳥の森
12:25 6合目第一見晴台
12:49 第2見晴台
12:56 8号目長官山
13:04 避難小屋
13:17 9合目
13:29 沓形分岐
13:39-14:00 利尻岳北峰山頂
14:27 8号目長官山
15:06 6合目第一見晴台
15:19 4合目野鳥の森
15:30 3合目
15:53-16:23 利尻富士温泉
16:32 鴛泊港到着
天候 | 晴れときどきガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
船
17:45鴛泊港フェリー出発-19:25稚内フェリーターミナル到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に非常によく整備されています。随所に携帯トイレスペースがあります。6合目まではたまに低い枝があり頭をぶつけないよう注意してください。北海道の山では珍しくハイマツがきれいに刈られています。ハイマツこぎがないため気持ちよく進めます。9合目からのザレ場が唯一の難所ですが、やや滑りやすく下りは注意が必要です。現在整備中で階段が着々と設置されております。 ●北麓野営場〜第一見晴台 樹林帯ですが登山道は整備が行き届いており歩きやすいです。たまに低い枝があり頭をぶつけないよう注意してください。樹林帯のため森の中を進んでいきますが、5合目、第一見晴台と随所で開けたところがあります。振り返ると海が見渡せ、礼文島もよく見えます。 ●第一見晴台〜8合目長官山 ハイマツ地帯が現れますが整備されており快適に歩けます。危険個所はありません。高度を上げるにつれて眺望はさらによくなり沓形港、礼文島、稚内方向と見渡せます。 ●8合目長官山〜9合目 8合目でようやく利尻富士の山頂の荒々しい雄姿が現れます。利尻山を正面に避難小屋に向かい一旦下り、避難小屋に出ます。この付近もよく整備されており走ることもできます。避難小屋からは岩がやや多くなり斜度がやや急になってきます。特に危険な個所はありません。9合目からの展望も良好です。 ●9合目〜利尻山北峰山頂 沓形分岐まで急斜続きますが特に危険な個所はなく通行に支障ありません。分岐からは最後の難所です。道はザレており非常に滑りやすく、時折ロープや階段が設置されています。現在も整備作業は続けられております。下山時には特に注意が必要です。山頂から南峰への通路へはロープが張られ、通行禁止になっています。 ●甘露泉水ハイキングコース 下山時に利用したこのコースは1.5kmのトレッキングコースです。森の中の柔らかな土の道で枝や小石はほとんどなく非常に歩きやすい道です。コース終点で車道に合流します。 |
写真
感想
6時40分稚内発のフェリーに乗れれば余裕がある登山計画を立てられますが、あいにく2本目の9時50分発になりました。フェリーからは利尻山の姿が徐々に大きくなり気分が高まります。鴛泊港に到着後すぐにタクシーに飛び乗り登山道へ向かいました。運転手さんの話では9月下旬には冠雪するとのことです。この日は晴れて暖かく登山口の気温は約18℃で風は弱く登山には絶好の天気でした。紅葉がまだ始まったばかりでまだ夏山の様子でした。
北麓野営場管理棟前で準備をしていると管理人の女性が現れ、夕方には暗くなって寒くなるので第2見晴らし台までにした方が良いとの忠告を受けました。トレイルランナーなので山頂まで行けると思っていましたが、道が悪くて難しいのかもしれないと少し不安になりました。3時間で行けるところまで行こうと方針を変え急ぎ足で出発しました。すぐに甘露泉水に到着。確かに少し甘みがあり美味しい水でした。樹林帯は整備されており斜度も緩いので多少走ることもできました。急いでいたためかたまに小枝に頭をぶつけてしまいましたが森の空気を吸いながら快適に進めました。人気の山なので下山してくる方も多く、約20人とすれ違いました。
高度を上げていくと眺望はさらに広がります。山に登りながら海が見えるコースは格別で非常に気持ちのいいものです。
8合目長官山からは険しい利尻富士の全貌が明らかになりました。沓形分岐付近では登山道の整備作業中でした。安全に登山する上でありがたいことで大変御苦労様です。道はザレていますが最後は気合いで登っていきました。予定より早く山頂に到着。残念ながらここでガスががかかってきました。風はそれほど強くはありませんでしたが肌寒く感じました。ローソク岩もガスであまり見えません。山頂神社前にはウイスキーのボトルと缶ビールがお供えしてありました。ここで昼食を取りしばらく休憩しました。
午後2時に下山開始。難所のガレ場では少しすべり一度尻もちをついてしまいました。その他は特に問題なく下山できました。時間に十分余裕があったのでタクシーは使わず3合目から甘露泉水ハイキングコースに入りました。コース終点からほどなく利尻富士温泉に到着。ここで入浴し汗を流しました。日帰り入浴500円で露天風呂もあり疲れを十分に癒すことができました。その後フェリーターミナル前の食堂で夕食を取り、無事フェリーに乗りました。
アクセスは大変でしたが天候にもまずまず恵まれ、満足度の高い山行でした。
いいねした人