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Yamareco

記録ID: 3466941 全員に公開 ハイキング 栗駒・早池峰

栗駒山 岩手県側から初めての自然観察路

情報量の目安: S
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日程 2021年08月28日(土) [日帰り]
メンバー
天候晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
須川温泉周辺の駐車場を利用するが温泉利用者用と登山者用の駐車場は分けられているので要注意。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
04:02
距離
10.1 km
登り
569 m
下り
556 m

地図/標高グラフ


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歩くペース 0.7~0.8(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち77%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
3時間55分
休憩
3分
合計
3時間58分
S栗駒山登山口06:3206:55名残ヶ原07:01苔花台分岐07:16三途の川07:41産沼分岐08:16栗駒山08:1808:24中央・東栗駒コース合流地点08:36東栗駒分岐08:58磐井川源流分岐09:17産沼分岐09:37三途の川09:51苔花台分岐09:56名残ヶ原09:5710:30栗駒山登山口G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にないが渡渉を伴うコースのため増水時は注意を要する。
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図

写真

ギリギリ岩手県内の須川温泉から栗駒山に登る。
ギリギリ岩手県内の須川温泉から栗駒山に登る。
温泉の川を渡って入山。入浴できる温度で温泉が流れている。誰もいないしコッソリ入浴しちゃう?
温泉の川を渡って入山。入浴できる温度で温泉が流れている。誰もいないしコッソリ入浴しちゃう?
須川温泉の源泉。毎分6000リットルの豊富なお湯がドバドバ湧いている。
須川温泉の源泉。毎分6000リットルの豊富なお湯がドバドバ湧いている。
1
登山道の脇からもうもうと噴気が。天然の温泉ミスト美顔器(笑
登山道の脇からもうもうと噴気が。天然の温泉ミスト美顔器(笑
1
名残ヶ原はほんのりと秋の気配。
名残ヶ原はほんのりと秋の気配。
1
アカモノがまだ咲き残っていた。
アカモノがまだ咲き残っていた。
1
ウメバチソウもちらほら。
ウメバチソウもちらほら。
1
ある程度まとまっていて色が目立つのはリンドウ。
ある程度まとまっていて色が目立つのはリンドウ。
1
名残ヶ原を過ぎると道の雰囲気は登山道らしくなってくる。まもなく苔花台分岐。
名残ヶ原を過ぎると道の雰囲気は登山道らしくなってくる。まもなく苔花台分岐。
ここの分岐点から昭和湖方面に行けるのだが、現在は火山活動が活発化して有毒ガスの濃度が濃くなったため通行禁止。分岐といいつつ産沼方向へしか進めない。
ここの分岐点から昭和湖方面に行けるのだが、現在は火山活動が活発化して有毒ガスの濃度が濃くなったため通行禁止。分岐といいつつ産沼方向へしか進めない。
ゼッタ沢を渡る。ここから先は初めて通る道だ。
ゼッタ沢を渡る。ここから先は初めて通る道だ。
灌木帯の道は小さな尾根を越えていく。
灌木帯の道は小さな尾根を越えていく。
再び渡渉。今度はそれなりに水量がある。うっかりすると足を濡らしてしまいそうだ。
ここは三途の川というらしい。はて、どちらがあの世でどちらがこの世なのだろうか。
再び渡渉。今度はそれなりに水量がある。うっかりすると足を濡らしてしまいそうだ。
ここは三途の川というらしい。はて、どちらがあの世でどちらがこの世なのだろうか。
1
三途の川を渡っても世界が変わることはなかった。緩やかな起伏を灌木帯の中の道が越えていく。
三途の川を渡っても世界が変わることはなかった。緩やかな起伏を灌木帯の中の道が越えていく。
右手に池が現れる。どうやら産沼のようだ。
右手に池が現れる。どうやら産沼のようだ。
ここで道は再び分岐する。右手が自然探勝路でダイレクトに山頂へ向かう道。左は産沼コースで裏掛コース・中央コースに接続して山頂へ向かう道。
ここで道は再び分岐する。右手が自然探勝路でダイレクトに山頂へ向かう道。左は産沼コースで裏掛コース・中央コースに接続して山頂へ向かう道。
我々は右へ。本当は産沼コースを進む予定だったのだが雨がぱらついてきたので時短のために自然探勝路へ進路変更。どうやら予定より天気の崩れは早そうだ。
我々は右へ。本当は産沼コースを進む予定だったのだが雨がぱらついてきたので時短のために自然探勝路へ進路変更。どうやら予定より天気の崩れは早そうだ。
気の早い木が真っ赤に色づいていた。
気の早い木が真っ赤に色づいていた。
山頂方向にはまだ青空が見えている。
山頂方向にはまだ青空が見えている。
しかし振り返ってみるとすぐ足元まで雨が迫ってきているではないか。間に合う…のか?
しかし振り返ってみるとすぐ足元まで雨が迫ってきているではないか。間に合う…のか?
山頂直下の急傾斜を一気に登りつめる。なんとか晴れているうちに山頂に立ちたいと頑張ったが果たして!?
山頂直下の急傾斜を一気に登りつめる。なんとか晴れているうちに山頂に立ちたいと頑張ったが果たして!?
山頂広場についた!
急に西寄りの風が強くなりゴウという風音が辺りを支配する。
山頂広場についた!
急に西寄りの風が強くなりゴウという風音が辺りを支配する。
1
強風に乗って雨粒がバラバラと顔に当たる。これはいかん。記念写真を撮ったらすぐに撤収だ。
強風に乗って雨粒がバラバラと顔に当たる。これはいかん。記念写真を撮ったらすぐに撤収だ。
2
どうやら西側から天気が崩れてきているようだ。あの黒雲の下はすでに雨が降っていそう。
どうやら西側から天気が崩れてきているようだ。あの黒雲の下はすでに雨が降っていそう。
南東方向、先日歩いた中央コースが見えている。宮城県平野部はまだ明るいがこれも時間の問題かも。
南東方向、先日歩いた中央コースが見えている。宮城県平野部はまだ明るいがこれも時間の問題かも。
まだ少しだけ猶予がありそうな気がしたので下りは裏掛コース経由で下山。まずは中央コースから裏掛コースへ。
まだ少しだけ猶予がありそうな気がしたので下りは裏掛コース経由で下山。まずは中央コースから裏掛コースへ。
右手にこれもやはり先日歩いた東栗駒山コースを見つつ進む。
右手にこれもやはり先日歩いた東栗駒山コースを見つつ進む。
東栗駒分岐で東栗駒コースを右手に分けてさらに裏掛コースを進む。ここから先は再び初めて歩くルートとなる。
東栗駒分岐で東栗駒コースを右手に分けてさらに裏掛コースを進む。ここから先は再び初めて歩くルートとなる。
1
東栗駒分岐から先は道がワイルドな感じになった。というより中央コースや東栗駒コースが整備過剰なだけなような気もする。
東栗駒分岐から先は道がワイルドな感じになった。というより中央コースや東栗駒コースが整備過剰なだけなような気もする。
3
小さな池塘が点在する草原風景。木道や柵などで区切られていないため自然のままの景色に近い。
小さな池塘が点在する草原風景。木道や柵などで区切られていないため自然のままの景色に近い。
本日三回目の渡渉。栗駒山の登山道は渡渉を伴うコースが多いな。
本日三回目の渡渉。栗駒山の登山道は渡渉を伴うコースが多いな。
あれ? なんか晴れてない? 下りたら晴れる法則発動?
あれ? なんか晴れてない? 下りたら晴れる法則発動?
うっかりしていると見落としそうな分岐点。裏掛コースは右だが我々が向かうのは左の茂みの中(笑
うっかりしていると見落としそうな分岐点。裏掛コースは右だが我々が向かうのは左の茂みの中(笑
1
ぎゃー、藪じゃんよ! この先に避難小屋もあるというのになんでこんなことになってるんだ。
ぎゃー、藪じゃんよ! この先に避難小屋もあるというのになんでこんなことになってるんだ。
しかも途中からは登山道は沢沿い…というか沢の中へ。飛び石伝いの沢下りは少々緊張させられた。
しかも途中からは登山道は沢沿い…というか沢の中へ。飛び石伝いの沢下りは少々緊張させられた。
2
避難小屋方向への道との分岐点で沢から上がる(笑
沢下りは僅かな区間だった。はぁ、やれやれ。
避難小屋方向への道との分岐点で沢から上がる(笑
沢下りは僅かな区間だった。はぁ、やれやれ。
1
分岐を過ぎると後は比較的なだらかなトラバース路となり産沼分岐で往路と合流となる。
分岐を過ぎると後は比較的なだらかなトラバース路となり産沼分岐で往路と合流となる。
名残ヶ原では分岐点を左に進むことにする。須川温泉から名残ヶ原一帯にかけて週回状に遊歩道が整備されている。
名残ヶ原では分岐点を左に進むことにする。須川温泉から名残ヶ原一帯にかけて週回状に遊歩道が整備されている。
前方には何やら険しい地肌を見せた山がある。どうもあそこへ導かれるようだ。
前方には何やら険しい地肌を見せた山がある。どうもあそこへ導かれるようだ。
遊歩道の途中には分岐があるがこれはどちらへ行っても須川温泉に出る。今回は外周にあたる左側の道へ。
遊歩道の途中には分岐があるがこれはどちらへ行っても須川温泉に出る。今回は外周にあたる左側の道へ。
硫黄成分で大地がむき出しになっている。その向こうにある乱杭歯のような岩山は剣岳というらしい。
硫黄成分で大地がむき出しになっている。その向こうにある乱杭歯のような岩山は剣岳というらしい。
2
このあたりは「地獄釜」というようだ。黒い雲が再び湧いてきておどろおどろしい雰囲気に拍車に拍車がかかる。紅葉の頃は美しい場所になるらしい。
このあたりは「地獄釜」というようだ。黒い雲が再び湧いてきておどろおどろしい雰囲気に拍車に拍車がかかる。紅葉の頃は美しい場所になるらしい。
1
さらに下って硫黄採集場跡に出る。明治期に操業した鉱山だが今でも石垣や木製レールなどが残っている。下記サイトに詳しい記事がある。
https://yamaiga.com/rail/kurikoma/main.html
さらに下って硫黄採集場跡に出る。明治期に操業した鉱山だが今でも石垣や木製レールなどが残っている。下記サイトに詳しい記事がある。
https://yamaiga.com/rail/kurikoma/main.html
遊歩道は最終的に駐車場に飛び出して終わる。無事下山。お疲れさまでした。
遊歩道は最終的に駐車場に飛び出して終わる。無事下山。お疲れさまでした。
2

感想/記録

今年の八月は本当に雨ばかりだ。8月最終土曜日の29日もやっぱり予報は雨。それも午前の早い時間から夕方までの予報だ。嫌がらせか。
なんとか山に行けないかと県内の詳細天気予報を見ていくと県南はわずかに雨の降り始める時間が遅いようだ。それならばと溜まった鬱憤を晴らすべく栗駒山へ向かったのだった。
須川からの栗駒山は過去に激混み&帰りの大渋滞に巻き込まれひどい目にあったので足が遠のいていた。しかし今回は花と紅葉の端境期。しかも天気予報もあまり良くないという条件だったので空いていた。こんなに人がいない栗駒は初めてだ。
昭和湖を経由する道が通行止めになっているので今回は自然探勝路と産沼コースを周回した。どちらも初めて歩くコースだったが非常に対照的だった。自然探勝路はガッチリ整備されているうえに最短コースで一気に山頂を目指す。安全だが面白みには欠ける。
一方産沼コースと裏掛コースをつなぐ道は整備も最低限だし一部区間は沢の中を歩く。ワイルドで面白いけれど人を選ぶ感じだ。
無事に山頂まで行けたものの、強風と雨に襲われ即退散。栗駒山でまともに晴れた記憶がない。つくづく嫌われたものである(笑
それでも最後までまとまった雨に当たることはなく車に戻ったところで雨が降ってきた。栗駒山にも情けはあったようだ(笑
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