剱岳 早月尾根


- GPS
- 11:17
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,348m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 11:30
03:47 馬場島 - 04:31 展望台 - 07:42 早月小屋 07:52 - 09:03 2,600m標識 - 09:55 獅子頭 - 10:09 剱岳 10:39 - 10:52 獅子頭 - 11:42 2,600m標識 11:52 - 13:01 早月小屋 13:11 - 14:57 展望台 - 15:24 馬場島
天候 | 快晴のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道上の残雪なし |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
タイラップ
常備薬
日焼け止め
トイレットペーパー
保険証
携帯
腕時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
保温ボトル
コーヒー
|
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感想
今年の目標としていた日帰り早月尾根、好天予報の日曜が来たので決行した。
前夜23時ごろ馬場島に到着し車中泊、馬場島荘前の駐車場は既に8割方埋まっていた。
3時20分ごろ起床、既に何組かが準備を行っていた。4時前にスタート、まだ暗い。「試練と憧れ」の石碑を通り、いきなり急登が始まる。この先の長い道のりを踏まえていつもよりペースを落として歩いて行った。
この日の日の出は5時15分。5時くらいになるとだんだん明るくなっていく。まだ薄暗い時間帯だったが標高が低い樹林帯は暑さと湿気で汗が止まらなかった。
早月小屋までは、ひたすら急登の樹林帯を進んでいく、眺望はほぼ無い。
早月小屋を過ぎると、だんだんと岩場がでてきて剱岳らしくなっていく。また、標高が上がってきたのと風が通るようになったので、汗はかくが不快さは減り、気持ち良い登山ができた。時折吹く強い風は寒さを感じるほどだった。
目の前にそびえる北方稜線の山容は圧巻だった。これは別山尾根では見えない、早月尾根でしか見れない景色だった。
岩場・鎖場とも別山尾根よりもレベルアップしている印象を受けた。カニのヨコバイのような、高度感のある鎖場も数カ所あった。ただ、人は多くないので渋滞することはなかった。
カニのハサミをぬけると別山尾根と合流し、最後の岩場を登っていく、別山尾根からでもみた景色で、ラストスパートな雰囲気が好きな登りでもあるが、早月側からの登りはルートが分かりづらい気がした。
頂上に到着すると、好天の休日だけあって多くの人がいた。剱の頂上からの景色は何度見ても素晴らしい、快晴だったので特にそう思った。
早月から登ったというのも感慨深いものがあった。
頂上で休憩を終えると下山開始。早月と別山の分岐点あたりから早月小屋や馬場島荘が見える。まだまだ先は長い。
下りの際は登りの人が多いタイミングだったので、岩場鎖場の通過で何度か待つ場面があった。2600あたりからはすれ違う人も減り、自分のペースでひたすら下っていく。
途中早月小屋でコーラを飲んだ、山で飲む炭酸はとても美味しい、しかしできればビールを飲みたかった。
早月小屋からは急登の樹林帯を永遠と下っていく。標高が下がるにつれて気温も上がり、湿気も出て風も無くなり、汗が止まらなかった。また、急坂の下りは足へのダメージも大きく、大腿筋の疲労を感じていった。とにかくひたすら下って行った。
途中、みごとな立山杉が何本もあり、見入ってしまった。登りの時は暗闇だったので気づかなかった。
松尾平を過ぎるとラストスパート、周囲の景色もだんだんと麓に近づいているのがわかる。最後の右コーナーを経て登山口の看板が現れ、ラストの坂を下る。「試練と憧れ」の石碑に着くと、このハードなルートを踏破したという達成感を感じた。
昨年の剱岳山行の際に、早月日帰りをやりたくなり、今シーズンはそれなりに準備を行って、この日踏破することができた。
今までで一番ハードな山行だったが、とても楽しい山行でもあった。またいつか行きたい。
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