阿弥陀岳南稜〜中央稜（舟山十字路より日帰り）

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,263m
• 下り: 1,256m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:56

6:00 舟山十字路
6:32 6:32 南稜広河原取付
7:25 7:25 立場岳
7:38 7:38 青ナギ
8:32 8:32 Ｐ3ルンゼ
8:58 8:58 阿弥陀岳
9:17 9:17 摩利支天（岩場）
10:29 10:29 広河原沢右岸への渡渉点
10:56 舟山十字路

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/9 6:00

舟山十字路。ゲートの手前が駐車スペース。南稜へはゲートを越えて進む

9/9 6:23

広河原橋

9/9 6:25

広河原橋を渡ると、少し先に右へ入る地点あり

9/9 6:32

小尾根にぶつかるが、踏み跡をたどって上がると道は尾根上についている

9/9 7:16

踏み跡はハッキリしている

9/9 7:25

立場岳

9/9 7:38

青ナギ

9/9 8:01

阿弥陀岳。手前が南稜

9/9 8:02

山頂へのルート

9/9 8:09

圧倒的な存在感だ！

9/9 8:25

草付きをトラバース

9/9 8:28

P3の基部を巻いてルンゼの入口へ

9/9 8:32

ルンゼ内は水が流れ、濡れていて滑りやすいので要注意。ホールドは多い

9/9 8:40

終了点付近から俯瞰したところ。落ちれば止まらない。遠く中央に青ナギが見える

9/9 8:45

正面のP4目指し、ハイマツ帯の中央を進む

9/9 8:55

P4基部を巻いて登るとすぐ頂上。写真は頂上付近から見た南稜。後方は権現岳

9/9 8:58

阿弥陀岳に到着

9/9 8:59

中岳を越えて赤岳へ続く稜線

9/9 9:17

摩利支天。中央稜へはここを越えて行くが、梯子があるので簡単だ

9/9 9:21

一番上の標識には、『「立ち入り危険（中央稜）』とある

9/9 9:24

二つの尾根が並んでいる。御小屋尾根が一般ルートだ

9/9 9:39

踏み跡はハッキリしている

9/9 9:42

9/9 9:43

下り始めて10分。直角に左へ降りる地点があるので注意。赤布とタオルがあった

9/9 9:47

一時、尾根の下側を進むが

9/9 10:07

ほとんどは尾根上にルートがある

9/9 10:13

9/9 10:26

下部は沢沿いの道となり、左岸を下る

9/9 10:29

堰堤が現れるこのあたりが右岸へ移る地点。誤った踏み跡があり、移った後にルートを見失った

9/9 10:45

沢からやや離れた場所に林道を発見。林道をしばらく進んで行くと朝渡った広河原橋に出た

9/9 10:56

そしてゲートに到着

感想

makitax

　八ヶ岳には何度も登っているが、阿弥陀岳は主稜線から外れているため未踏のままだった。今回は舟山十字路を起点として、南稜〜阿弥陀岳〜中央稜と周回した。

　コース中、核心部はやはり南稜上部にあるP3のルンゼだ。P3の上部に出るには直登するか左側のルンゼを登るかだが、直登はロープを用いるクライミングルートのため、普通の縦走ではルンゼを登ることとなる。
　ルンゼ内は少量の水が流れていて濡れているため、スリップしないよう神経を遣った。しかし、ホールドは豊富にあるので三点支持で慎重に登れば問題はない。P3を過ぎた先にP4の岩峰があるが、こちらも直登せずに基部を左に回り込むと頂上への岩場のルートが続いている。

　舟山十字路への下山ルートは御小屋尾根と中央稜があり、御小屋尾根の方がルートが明確で良く踏まれているため歩きやすいようだ。今回、中央稜を下ったところ危険箇所はないが、ルートミスしそうな地点が2か所あったので注意が必要だ。（写真欄のとおり、急に左へ曲がる地点、沢の左岸から右岸へ移る地点）

　なお、南稜下部の立場岳の尾根に取り付くには、今回の舟山十字路から広河原沢ではなく、立場川沿いに（立場川本谷を）進み、旭小屋がある尾根の南側から取付くルートもあるが、地図で見れば前者の方が距離は短いと思う。