初めてのテント泊！尾瀬・燧ヶ岳（大清水〜尾瀬沼〜沼尻〜ナデッ窪〜燧ヶ岳〜長英新道、見晴〜山ノ鼻〜鳩待）
福島県
群馬県
kecots
その他1人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,070m
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13:10大清水-14:00一ノ瀬-15:13三平峠-16:00尾瀬沼ヒュッテ
【9/22（日） 2日目】
7:00尾瀬沼キャンプ場-7:50沼尻-8:05ナデッ窪コースへ-9:47分岐-10:07俎板グラ-休憩(30分）-10:57分岐-11:05ミノブチ岳-13:04長英新道おわり-尾瀬沼キャンプ場
【9/23（月） 3日目】
6:00尾瀬沼キャンプ場-7:06白砂峠-8:03見晴-朝食(1時間)-9:09見晴発-9:32竜宮-10:40山ノ鼻-休憩-12:00鳩待峠
| 天候 | 9/21（土）晴れ 9/22（日）晴れのちくもり 9/23（月・祝）くもり時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
10:10 JR上越線・沼田駅着 10:45 大清水行きバス乗車（関越交通）沼田駅〜大清水 2,200円 12:21 大清水着 【9/23（月祝）復路】 12:00 鳩待峠〜戸倉 乗り合いタクシー 900円 13:32 戸倉〜沼田駅（関越交通バス）2,100円 関越交通バスカードを車内で購入できます。 1,000券（利用可能額1,100円） 今回はあとからこのバスカードに気がついたので、次回は利用してみたい。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・見晴新道はコースタイムの5割増の時間がかかるという案内がありました。 ・下山後の温泉 尾瀬ぷらり館（戸倉） 大人500円 |
写真
このあとの星空もすごかった。
本日の夕飯☆カニトマトクリームパスタに、鮭フレークをチョイ足し。オニオンスープも作りました。
めっちゃ美味しかった(^O^)／
2
オニオンスープも作りました。
めっちゃ美味しかった(^O^)／
イングリッシュマフィンと、きのこポタージュ。
朝からハムを炙って、いい香りさせちゃいました☆
立ち寄りませんでしたが、開放感があって気持ち良さそう。
ナデッ窪に体力をほとんど費やしたので、柴安グラには行かずに下山を選択。。
森の中を歩くのが長くてとても気持ちが良かった。
長蔵小屋の売店でかき氷を食べます。尾瀬の天然水かき氷、全然溶けなくていつまで食べても減らなかった。とても美味しかったです。
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キャッ(^^*))((*^^)キャッ！
チキンカレーとグリーンカレー♪
飯ごうでご飯を炊いて、これまためっちゃ美味しかった。。幸せすぎたー。
ナガバノモウセンゴケ。前夜に尾瀬沼ビジターセンターのスライド会で勉強したので、探してみました。思ったより小さかったけど、見つけられてよかった。
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感想
いつかはテント泊してみたいけど、私には無理だと思って諦めてました。
気持ちはあっても、経験も、装備も、知識もないし、体力もない。
到底叶わないものだと思っていたテント泊でしたが、ついに☆デビューしました！
1日目。
三連休ということで渋滞を考慮して、電車で移動。
大きな重たいザックを背負っての出発。案外緊張や不安よりも、わくわく感がいっぱいでした！
沼田駅から大清水行きのバスに乗りますが、バスまで時間があったので、駅前をうろうろ。
ヤマザキショップさんの中は、囲炉裏があり、カップ麺など購入してそこで食べられるようになっていました。
今回は利用しませんでしたが、便利かも。
豆大福が名物みたい。美味しそうでした。
大清水行きのバスは、沼田の市街地を抜けて行きます。
片品村では、鎌田バス停付近で収穫祭をやっていました。いいなあ、面白そうでしたが、バスの中からちらっと見えただけ。
大清水の売店で、お昼を食べて水を補給し、出発します。
平坦な砂利道をどんどん歩く。
沢の音、空の色、風の音、どれをとっても最高！
一ノ瀬できゅうりとトマト売っていました。お塩とお味噌も置いてありましたが、今日の夕飯にするのでここではちょっとがまんして、お持ち帰り。
緩やかな登りで、やっとザックの重さを痛感。
全然足あがりません。すぐに息も切れる。テント泊するには体力不足かも。
いや！でも楽しい気持ちが勝ります。
三平峠で、今日の最高点だよと教えてもらって、ほっとした。
隣のベンチのご夫婦がむいてた梨、美味しそうでした。
次回は絶対持ってこよう。
あっという間に、尾瀬沼ヒュッテに到着。
テント泊の受付を済ませて、番号札を受け取ります。
この日はテント場いっぱいでした。
そしていざ！テントを張ります。もーーー嬉しくてどうしよう。
ウッドデッキのきれいなテント場なので、楽チンなんだそう。
初めての私には、いっぱいいっぱいすぎて、先輩に教えてもらいながらなんとか設営。
我が家ができた喜びは、筆舌につくしがたい・・！
しかし、設営してみて初めて気がついた。
・・・3人用のテントを背負ってきたことに(笑)。
あれ、レンタルで2人用のをお願いしたつもりだったし、家でも広げてみたのにな？
ということで、エアライズ3をひとりで使うという贅沢っぷり。
夕飯までまだ時間があったので、ちょっと尾瀬沼散策。
西日が尾瀬沼と燧ケ岳を照らして、黄金色の草原を風がわたり、ほんとにどこを見ても美しい風景でした。
しばらく堪能して、夕飯作りへ。
本日の夕飯は、カニのクリームパスタ☆と、オニオンスープ、一ノ瀬で買ったトマト。
料理の作り方も、先輩の手際をみて本当に勉強になります。
そしてほとんど動けない私。
めっちゃ美味しいパスタのあとは、コーヒーとブランデーケーキ。
空は夕焼けに染まり、暗くなってきたので、スノーピークのたねほおずきさんにご登場いただく。
地面に置くとちょっと暗いので、インスタントコーヒーのビンの上にちょこんとお座りいただいた。やわらかな光で、とても良かった。
すっかり夜になったので、ちょっと星空を見学に。
晴天だったので、文句なしの満天の星！
首がいたくなるまで見上げて堪能しました。木道に寝そべって見ちゃいたかった。
そしていよいよテントで泊まります。
無駄に広いテント内・・・さすが3人用。
たねほおずきちゃんだけが、温かく見守ってくれる中でいざ就寝。
月明かりが、木々の影をテントに映してくれるのを見ながら。
おやすみなさい。
2日目。
寒くはなかったけれど、緊張して全然眠れませんでした！
一番最初って、みんなそうなのでしょうか。疲れてるはずなのに、嬉しさのせいか、目が冴えてしまって、全然ねむくならず。
朝食は、イングリッシュマフィン☆
分厚いハムをジュージュー炙って、チーズも挟んでぱくり。
おーいーしーいぃー(^O^)／
そして温かいコーヒー。至福。
今日は燧ケ岳を目指します。
コースは沼尻からナデッ窪を登り、長英新道を下って尾瀬沼に戻ります。
天気がよくて、気持ちのよい出発！
長英新道の分岐にて先輩が、ナデッ窪からでいいの？ともう一度聞いてくれましたが、この時の私はどういう自信があったかわかりませんが、大丈夫です！の一点張りで、ナデッ窪コースを選択。
沼尻で休憩をして、ナデッ窪に挑みます。
登ってみて思うのは、急登っていうか、もうさ、どうせならずーーっと長いはしごでもかけたらいいんじゃない？と思うくらいの急登と大きい岩。
終始無言でもくもくと登ります。ここでは他2組と抜きつ抜かれつしながら登りました。
思い出してもしんどい。でもしんどすぎて、思い出すと笑ってしまいます。
ミノブチ岳と同じくらいまで登った頃、長英新道との分岐になります。
いざ俎板グラへ。
頂上直下はまた大きな岩の急登となりますが、ナデッ窪のあとなので苦痛がマヒしていて、気合いで登頂(^O^)／。
ナデッ窪を登ってきた時には考えられないくらいのたくさんの人でごった返していました。
ちょっとガスってきましたが景色は最高！尾瀬ヶ原を見渡し、日光白根山など見えました。
あまりに疲れたので、しばらく休憩。。
最高峰の柴安グラに行くだけの体力が残っておらず、下山を選択。
同じようにナデッ窪を登ってきた親子さんも、やはり柴安グラまで行かずに下山を選択していました。
おそるべし、ナデッ窪。
帰りは長英新道を下ります。
なんて歩きやすい道なの！と感動しながら下山(笑)。
先輩は長英新道を登るほうがよいと考えていたのに、私がナデッ窪を選んだため、合わせてくれたのでした。
申し訳なさすぎ・・。m(__)m
長英新道は長いけど、歩きやすいので、たくさんお話しながらどんどん下ります。
最後のあたりは、しばらく森林歩きとなり、幻想的な森のなかを楽しみました。
早く帰ってきたので、長蔵小屋別館でお茶でもしようと思ったのに、今日はお休み。
がーん。
グランドピアノがあり、ランプがあったりと雰囲気が良さそうだったので、次回は利用してみたいと思います。
気を取り直して、長蔵小屋の売店へ。
尾瀬の天然水でつくったかき氷が、疲れた体にしみわたります。
でも気温が低いので、かき氷は最後まで溶けずに、しゃりしゃりでした。
サイズも大きめなので、2人でひとつでよかったかも。
ビジターセンター内を見学して、本日の晩御飯つくりを開始します。
2日目の晩御飯はカレー☆
ご飯を飯ごうで炊き、フリーズドライのカレーを利用。
これに湯せんしたウインナーをのせて、がっつりいただきます！
持ってきたイワシタの新ショウガとのコラボレーションが最高でした。
早めにご飯が済みましたので、尾瀬沼ビジターセンターのスライド会へ。
尾瀬沼の自然、動物などについて、スタッフさんがクイズも交えて紹介して下さいます。
小さい子どもから大人まで、たくさんの人たちが見に来ていました。
スタッフさんのお話が大変おもしろく、尾瀬のことが本当に好きなんだなあと思えるようなお話の仕方で、とても良かったです。
本日も楽しさ満載の1日が終わります。
おやすみなさい。
3日目。最終日。
昨晩はぐっすり眠ることができました(^O^)／
でも、夜中になにかがテントの外でガサゴソしていたような。
風かなと思ったけど、違ったような。ちょっとこわかった。
今日は11：50鳩待峠発のバスを目指して歩きます。
今日までお世話になった我が家をたたみ、跡地にありがとうございましたとぺこりと頭をさげて、出発。
早朝の尾瀬沼、気持ちいいけど、昨晩のガサゴソ動物と、ビジターセンターで聞いた熊さんのお話がこわくって、熊鈴を鳴らしながらあるきます。
昨日の燧ケ岳の疲れもあって、ザックも重たく、足がだるい。
尾瀬沼からはほとんどすれ違うひともなく、静かな山あるきでしたが、見晴が近くなるにつれ、すれ違う人たちも増えました。
前日の予報では、朝まで雨とのことでしたが、雨もなく、朝もやの尾瀬をあるきます。
美しさの感覚がマヒしちゃうんじゃないだろうかと思うくらい、歩いても歩いても美しい風景のなかにいます。
このままどこまでも、歩いていけそうな気持ちになりました。
見晴にて、本日の朝ごはん。鮭たまご雑炊☆
昨日のごはんの残りで、お雑炊です。これもめっちゃおいしかった！
これが今回の行程で最後の自炊となりましたが、毎食毎食まるで魔法のように作ってくださった先輩に頭が上がりません。私も先輩のようになりたい。
さらさら〜っとかきこんで、弥四郎小屋の前で水をくみ、出発します。
人生で初めての尾瀬ヶ原を通過します。
見晴から数歩歩いただけで、テレビや写真でみたことのある憧れの尾瀬のなか・・！
右を向いても左を向いても、美しい尾瀬ヶ原がひろがり、つい見とれて、木道を踏み外すんじゃないかと思うほど。
ずっと見たかった風景のなかに自分がいる。しかもテント泊の大きなザックを背負ってる。夢のよう！
一歩歩くたびに、二歩下がりたくなるくらい、帰りたくない病に感染し(笑)、前に進むのがなかなか難しかったです。
それくらい、美しい世界でした。
竜宮のあたりでは、さすが尾瀬！と思わせてくれるような人混みに。
観光地だけあって、パンプスの女性もいれば、私のように大きなザックを背負った人もいて、見ているのも面白かったです。
ずっと見たかった池塘とヒツジグサも見れて、満願成就。
曇ってきて、燧ケ岳も至仏山も姿が見えなかったのは残念だけれど、そのちょっとガスった感じすらも美しく、心がいっぱいになりました。
山ノ鼻で少し休憩し、自然探索路へ。
黄金色の草原のむこうに白樺。なんともすばらしい景色でした。
夏に来た時とはまたまったく違う表情で、どちらの季節がいいというのではなくて、どちらの季節も素晴らしいと思います。
ザックの重さのせいか、3日間歩いた距離のせいか、足のマメが痛くて山ノ鼻から鳩待峠までの登りはちょっと頑張りが必要でしたが、下を向いて歩いていると、木道に顔のような模様があり、元気になれました。
これは尾瀬沼のビジターセンターのスライド会で教えてもらっていたのですが、木道の顔をさがしながら歩くと、鳩待峠まであっという間でした。
鳩待峠から戸倉までは、乗り合いタクシーで。
人数がそろえばすぐに出発してくれるので、とても助かりました。
戸倉では久しぶりに温泉。
ぷらり館はちょっと小さめの洗い場なので、バスの到着などの時間では結構混雑するのではと思いました。
露天風呂もあって、お湯に入るとツルツルに♪
今回の初めてのテント泊、楽しかったこともいっぱいだけど、反省もたくさん。
先輩のおかげで、初めてなのにとても快適に過ごせてしまい、本当に感謝です。
そして大事なところは、全部手を出さずに見守ってくださりちゃんと実践させてもらえたことは、とても勉強になりました。
よい先輩との山歩きで幸せでした。
でもまだ一人で歩くには、勉強が必要と思うことがたくさんあるので、次回テント泊までに体力もつけ、日々ちょっとずつ勉強しておこうと思いました。
どうしよう、テント泊、ハマったっぽいです(*^^)v
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